大天井岳から槍（東鎌尾根）天気悪すぎて水俣乗越から下山…

2024年09月18日(水) ~ 2024年09月19日(木)

• GPS: 17:54
• 距離: 34.1km
• 登り: 2,060m
• 下り: 2,009m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 1:17
• 合計: 7:43

7:42 中房温泉バス停
8:11 8:16 第１ベンチ
8:39 第２ベンチ
9:06 9:11 第３ベンチ
9:33 9:39 富士見ベンチ
10:10 10:15 合戦小屋
10:29 10:30 合戦山
11:02 11:37 燕山荘
12:08 蛙岩
12:28 大下りの頭
13:38 小林喜作レリーフ
13:45 13:46 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
14:29 14:48 大天荘
15:25 大天井ヒュッテ

2日目

• 山行: 8:54
• 休憩: 1:08
• 合計: 10:02

6:12 大天井ヒュッテ
6:34 貧乏沢下降点
6:44 ビックリ平
7:30 7:36 赤岩岳
7:51 7:52 2747mケルン
8:21 8:26 ヒュッテ西岳
9:33 9:40 水俣乗越
10:29 10:30 槍沢大曲り
10:56 ババ平
11:24 11:36 槍沢ロッヂ
12:02 12:03 二ノ俣
12:09 一ノ俣
12:17 槍見河原
12:48 12:52 横尾
12:54 横尾山荘
12:59 13:16 横尾
13:54 新村橋
14:09 14:18 徳澤園
14:20 徳沢公衆トイレ
14:59 15:00 徳本口
15:04 15:08 明神館
15:15 明神橋
15:55 岳沢湿原・岳沢登山口
16:04 日本山岳会上高地山岳研究所
16:08 河童橋
16:14 上高地バスターミナル

天候

9/18（水）晴れのち雨・雷
9/19（木）雷・暴風・雨・ガス・曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

★JR穂高駅から徒歩5分の穂高駐車場（150台：無料）に車を停める
★JR穂高駅から中房温泉登山口までのアクセス
9/18（水）乗合バス：JR穂高駅6:40始発〜中房温泉登山口7:35着（片道1,500円/大人1名）。また穂高駅には乗合タクシー（4名乗り）もいて片道2,300円で登山口に1時間早く到着できますとバス待ちの登山客に声をかけていました。
★上高地からJR穂高駅までのアクセス
9/19（木）シャトルバス：上高地バスターミナル16:40〜新島々駅17:45（JR松本までの乗車券含む）片道3,260円/大人1名。電車：JR松本駅〜JR穂高駅（330円/大人1名）。ちなみに上高地から松本へのシャトルバスの最終便は17:30でした。

コース状況／危険箇所等

大天荘からヒュッテ西岳までは左側が切れ落ちたトラバースが多かったです。雨風が強い時はかなり危険だと思いました。

写真

9/18 5:29

穂高駐車場は平日とあって空いていました。仕事終わりにそのまま来たので2人とも寝不足です（特に運転してくれたしもさん）

9/18 5:45

バス待ち1番乗りでした。乗合タクシーには人数の関係で乗れず残念！

9/18 7:32

1時間ほどバスに揺られて中房温泉に到着。この時は天気良かった

9/18 7:42

登山開始

9/18 7:42

気温20℃。汗だくになるやつ

9/18 8:11

第一ベンチ

9/18 8:25

しもさんが貸してくれたポラールで心拍数をチェック。167を叩き出す！笑

9/18 8:35

第二ベンチ

9/18 9:04

第三ベンチ。汗だくです

9/18 9:34

富士見ベンチ。富士山は見えなかった

9/18 9:59

合戦小屋

9/18 10:02

もちろんスイカ食べました。甘くて美味し〜！

9/18 10:06

ヘリが荷揚げしていました

9/18 10:28

大天井岳が見えました。遠っ！

9/18 10:52

ようやく燕山荘が見えてきた

9/18 11:02

どよ〜ん

9/18 11:02

天気悪う〜

9/18 11:03

燕山荘に到着

9/18 11:04

山男の立ち位置が変わっていた！何かあったの？

9/18 11:12

まだ先は長いのでビーフシチュー食べてエナチャージ！めちゃくちゃ美味しい♡

9/18 11:38

いざ行かん

9/18 11:38

本当ならここから槍がドーンと見えるらしい… ここから先へ進む人はぐっと減る。前方に軽装（短パン・ローカットシューズ）のグループ登山者が見えた。どこまで行くんだろ？

9/18 12:05

蛙岩

9/18 12:06

でかい！冬はあの割れ目を通るんだって。凄くない？

9/18 12:08

大天荘が見えた

9/18 12:25

あと3.5km。結構あるなぁ

9/18 13:04

まだ雨も降らず風も弱い。このまま天気が持って欲しい

9/18 13:15

右側に北鎌尾根がチラ見え

9/18 13:22

大天荘へ伸びるトラバース（左）と大天井ヒュッテ（右）へと伸びるトラバースが見える

9/18 13:33

不意に現れた鎖とハシゴ

9/18 13:34

東鎌尾根（喜作新道）を開拓した小林喜作のレリーフがありました

9/18 13:41

大天荘と大天井ヒュッテの分岐

9/18 13:47

出た「大天荘まであと500m」カウントダウン

9/18 13:53

まだあと400m？って毎度ガッガリする笑。しかも雨降ってきたし

9/18 13:58

結構降ってきたのでザックカバーつけました

9/18 14:07

やっと着いた大天荘

9/18 14:40

本降りになって雷まで鳴り出したので小屋でホットコーヒー（500円）を飲んで待機。テン泊の皆さんも心配そうに軒下で雨宿りしていました。雷のせいで大天井岳もパス

9/18 14:49

雷が止んで雨が小降りになったタイミングを見計らって

9/18 14:50

大天井ヒュッテへGO！30分もあるのか！

9/18 15:03

長〜いトラバースの下り

9/18 15:15

ただでさえトラバース苦手なのにこの天気。神経擦り減らしました…

9/18 15:20

ようやく見えた！大天井ヒュッテ！

9/18 15:25

悪天時の小屋の有り難さ半端ないです。お世話になります

9/18 15:42

個室を用意してくれました。今日はこの天気にも関わらず、15名ほどの中国人（ソロとグループ）と6名ほどの日本人がいました

9/18 15:43

小屋に入った途端また大雨と雷。危なかった〜！

9/18 17:04

夕食はトンカツ。豪華！

9/18 17:22

電波が全く入らないので小屋が提供してくれる天気予報が唯一の頼りです。当初の予報より大分悪くなってる…

9/18 17:24

売店の品揃えが豊富！テムレスが1,500円で売っていました。定価より安くない？有難や〜

9/18 17:24

セルフコーナーも充実していました

9/18 17:28

こんな天気悪くなるなんて思ってなかったよ〜。明日の事を考えてめちゃくちゃ不安になる私…

9/18 17:28

でも小屋の中は綺麗でお洒落で快適そのもの

9/18 17:31

気を取り直して小屋にあった東鎌尾根情報に目を通す

9/18 17:31

ほうほう。この写真みたいに晴れますように…！

9/18 17:32

ミルクティー（200円）を飲んでホッと一息。雨で濡れた装備一式も寝る前には完全に乾いており全部取り込んで明日の準備をして8時消灯就寝

9/19 4:16

とりあえず4時起床。夜通し小屋を叩きつける風雨（と緊張）のせいで寝不足のままお弁当を食べる。のり弁美味しかったです…

9/19 5:36

天気予報はさらに悪くなっていた。朝から雷が鳴って暴風雨のため待機。中国人は全員槍ヶ岳登頂を諦め半分が燕山荘方面に引き返し、残りは水俣乗越（エスケープルート）から下山して上高地に下山するという

9/19 6:04

小屋番さん曰く、秋雨前線の南下で天気は回復する見込みがないとのこと。私たちも槍を諦め水俣乗越から下山する事にした。小雨になったタイミングを見計らって素早く下山開始

9/19 6:27

すぐに暑くなりインナーを脱ぐ

9/19 6:38

西側トラバースは穏やかだけど

9/19 6:40

稜線と東側トラバースは風速15〜20mほどあって這うように進みました

9/19 7:19

ただの苦行と化す。わざわざ有給取って高い金払ってワタシ何してんるん？雨風予報の時は絶対に来ないと100回くらい心に誓う

9/19 7:21

赤岩岳山頂はあっち。もちろんパス

9/19 7:24

西側に来ると風がないのでホッとする。もうずっと西側歩きたい

9/19 7:33

可憐な花に一瞬癒される

9/19 7:33

富士山が見えたがさほど感動する事もなく（余裕なし）

9/19 7:33

雷雨の中燕山荘方面に戻って行った中国人グループは皆無事かなぁと時々心配する

9/19 7:53

暴風の稜線歩きは恐怖でしかない。飛ばされないようにめちゃくちゃ慎重に歩くから神経体力すり減る。ザ・苦行

9/19 8:02

やっとヒュッテ西岳が見えた！

9/19 8:07

雨風強いのに「せっかくだから」とザックを背負ったまま山頂に行くしもさん。ごめん私はもうここで待ってる（余力ゼロ）。大天井ヒュッテで同泊だったソロの男性がヒュッテ西岳にザックをデポしてしもさんの後に続いて西岳に登っていきました

9/19 8:15

山頂からしもさんが見た景色��

9/19 8:15

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9/19 8:15

��

9/19 8:25

ヒュッテ西岳

9/19 8:27

気温11℃。これにプラス風雨でさらに体感低いです。動いてないと寒い

9/19 8:27

わかりやすい地図

9/19 8:38

ここから水俣乗越までは大下り（250mのハシゴ・鎖）

9/19 8:38

槍へと突き上げる登り。ガッスガスやないか〜。そう言えば今回まだ一度も槍を拝めていないぞ！

9/19 8:42

天気悪すぎ

9/19 8:44

激下り。雨で滑るので慎重に

9/19 9:09

ちょっとした登りもある

9/19 9:10

稜線は風強い。勘弁してください

9/19 9:19

水俣のコルから槍へと突き上げる登り返しに1人張り付いているのが見えた。「やるな〜！」としもさん。1人だったら登ってるよね、ごめんね

9/19 9:33

ようやく水俣乗越に到着。ここで先ほどのソロの男性が追い付いてきて、悩んだ末そのまま槍へ行くとのこと。お気をつけて！

9/19 10:00

水俣乗越から先は安心安全の登山道。中国人のカップルが登ってきました。この悪天の中どこまで行くのかな？

9/19 10:30

槍沢大曲まで下りてきた。平らな道の安心感たるや

9/19 10:32

小雨は降ってるけど風はないし滑落の心配もない

9/19 10:54

ババ平

9/19 11:22

槍沢ロッヂ

9/19 11:29

コーヒー飲んで一息

9/19 11:51

水が綺麗

9/19 12:47

横尾

9/19 13:02

牛カルビ丼とワカメスープ。沁みる〜

9/19 13:18

集中豪雨により左岸通行止め。右岸へと迂回します

9/19 14:05

徳沢

9/19 14:07

ソフトクリーム。美味しいけど雨と汗で濡れた身体が冷えて寒かったです…

9/19 14:18

この天気でもテントがちらほら

9/19 14:20

クマ目撃情報。昨日ですやん！

9/19 14:43

ベアベルを鳴らすしもさん

9/19 15:00

徳本口

9/19 15:09

明神

9/19 15:10

猿の大群と出くわす

9/19 15:11

ちょっとビビりながら大群とスライド

9/19 15:14

明神橋にも猿

9/19 15:14

やっとここまできた

9/19 15:25

濡れた木道は危険

9/19 15:55

水が綺麗すぎて浮いてるような岩魚

9/19 15:56

美しい

9/19 16:04

クマ目撃情報その��

9/19 16:07

やっと着いた河童橋！

9/19 16:08

上高地は8割が中国人観光客という印象でした

9/19 16:13

上高地バスターミナル。新島々行き16:40発のバスに乗れました

9/19 17:55

新島々到着。ここから電車に乗って松本駅→穂高駅と移動します

9/19 19:11

平日だから学生やサラリーマンと一緒に1時間ほど揺られてようやく穂高駅に到着

9/19 19:19

最後の力を振り絞って穂高駐車場に帰還！お疲れ様でした。無事下山できて本当に良かったですありがとう

撮影機器：

Canon

Apple

装備

個人装備

今回のザック：しもさん12kgくらい・私10kgくらい。水は各自2L持ちましたが初日は2人で2Lも飲みませんでした。いつもの事ですが持ちすぎです。

備考

暴風雨の時はテムレスが役に立ちました。普通の手袋はびしょ濡れになって寒いので防水手袋必須です。今回はテムレスの他に予備の手袋2双持って行きました。

感想

climb4478

当初は裏銀座の予定だったけど、直前まで天気予報と睨めっこしてまだ天気がマシそうな表に来たのに結局1度たりとも槍を拝む事なく終わった今回の山歩き。天気が悪いとただの苦行である、という事を強く再認識した山行でした。無事下山できたので良しとします。