櫛形山 県民の森-裸山-櫛形山 周回コース 【13座目/200名山】
- GPS
- 06:39
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,448m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:40
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県民の森キャンプ場を併設しているので、トイレ・炊事場が利用出来る。トイレは見た目は年季が入っているが、中は結構キレイ。レストハウスで軽食・喫茶が利用出来てソフトクリームもある。自販機も道を挟んで向かいの建屋にある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
注釈が無い所以外は、踏み跡もしっかりしておりピンテもあって登山道が明瞭。土の路面で滑りやすい箇所は殆ど無い。道幅も広め。 ■県民の森〜みはらし台 最初はほぼ平坦な舗装林道歩きで道幅は意外と広い。しばらく歩くと北尾根登山道の案内がある。そこからみはらし台まで延々と続く登り。角度的にはここが一番キツかったと思う。急登を登ると、また舗装林道に出て明るい方へ進むとみはらし台に出る。 富士山と大菩薩辺りの山並み?が見えて、その名の通り見晴らしが良い。仮説トイレあり。クルマでここまで上がってこられる。 ■みはらし台〜アヤメ平 ここから勾配が落ち着くが、登り坂メインで時折平坦な場所も少し有る。階段が一直線に伸びる所もあるが、延々と続くということはなかった。 アヤメ平手前が一番の急登。そこを登り切ると平坦な場所が広がり雰囲気が変わる感じがした。今までは森って感じだったが、苔むした所が多くなって南ア・八ヶ岳っぽい雰囲気がした。 その先に獣害対策のネットとドアがあるので、開けたら必ず閉めましょう。高山植物の食害防止らしいが、ネットの効果が絶大なのが良く分かる。時期に来ればアヤメが一杯咲いているのかな。9月だとただの雑草にしか見えなかった。結構登山道に浸食しているので、少々歩き辛い。 ■アヤメ平〜裸山〜櫛形山 アヤメ平からは各ピーク毎にアップダウンは有るが、大した標高差ではないし勾配も緩やかなので、アヤメ平まで登れば終わったようなもの。アヤメ平に避難小屋があった。鍵も開いていたので、マナーを守れば使えそう。 避難小屋前に木道が続いているのでそっちに行ってみたら、ヤマレコから警告をくらう。裸山方面は木道から反対方面から登るみたい。前述通り、緩やかな登りを登ると開ける感じがして、裸山方面の分岐に出るとすぐ山頂。山頂には標識とベンチが2つ、ベンチもどきがいくつかあった。山頂からは、富士山と北岳・間ノ岳方面が見える。 裸山から降りて進む。分岐には全て案内があるので安心。すぐ櫛形山に到着。山梨100名山の標識有り。展望は残念ながら殆どない。樹々の間から富士山が見えた。 次のピークは櫛形山(奥仙重)、その間に樹が無い場所があり富士山がハッキリ見えた。こっちは標識すら見つからなかったが三角点があった。展望はもっと無い。 事前情報でこの先に南アルプスの好展望地が有る、とのことだったので行ってみた。標高差70mくらい下ると、素晴らしい景色が広がっていた。山頂より断然コッチの方が開放的。ベンチも4つくらいあって寛げるようになっている。北岳〜間ノ岳〜赤石岳〜悪沢岳の100名山が全部見えるらしい、晴れてたらw ここで大休止した。 ■櫛形山〜中尾根登山道〜県民の森 祠頭までは特筆すべき点は無い。普通の登山道。苔むした雰囲気はコチラの方が良い感じがした。祠頭に利用していないがトイレと小屋があった。水もあるらしい。 祠頭から県民の森方面へ下ってすぐが一番の難所だと思う。急勾配で登山道が不明瞭。ピンテもあるのかどうかよく分からないし、どこを下ってよいか分かりにくい場所が多かった。切通になってる所は落葉時期になっていないにもかかわらず、落ち葉が大量に積もった急勾配なので非常に滑りやすく気を遣った。多分切通を通らないルートを選んだ方が良いと思われる。 そこを越えると、時折急勾配はあるが普通の下り道。1回舗装林道と合流する。すぐ登山道に戻るが案内もあるので問題無い。そこを越えるとひたすら下って、檜の巨木ゾーンらしい案内が出る。肝心の伊奈ヶ湖の案内が出ていないので、ちょっと分かりにくかったから地図を確認しよう。そこまで下ると、後は折り返しながらの下りでバンガローがたくさん現れると登山道はもう終わり。駐車場に戻れる。 |
その他周辺情報 | 富士川町まほらの湯で登山後の汗を流した。700円でJAF割適用600円。 色味がある温泉で中々温まる。ジャグジーや寝風呂、サウナ・水風呂もある。水風呂温度は個人的に適温だが、2人入ると一杯になるくらいで狭い。露天風呂もあり、イスもいくつかある。設備は非常に充実している。広い休憩室も有り。 |
写真
感想
200名山13座目。山梨100名山の1つ。
今週末のカレンダーは3連休。前回の山行記録にも書いているように、私にとっては普通の週末。
いつものように登る山を探すが、この週末は天気が悪い見込みで、特に22日(日)は大荒れの予報になっていた。21日(土)も北ア辺りは壊滅的な予報だったが、何とか山梨県側は雨も降らず風もそこまで強くはならない予報だった。ただ晴れはしない感じだった。
だったら、トレーニングと割り切ってその辺の山を探してみた。その結果、七面山か櫛形山が候補となった。天気予報は両方ともほぼ同じで、雨の予報は無かった。
櫛形山はほぼ山頂直下までクルマで行けるが、もっと標高差があるルートもあった。山頂直下までの道は結構狭そうだし、トレーニング目的なら標高差がある方が良い。七面山は登山口の標高が低いので、この時期だとまだ暑そう。
ということで櫛形山に登ることに決めた。標高差があるルートの登山口の標高は900m弱なのでまだ涼しいだろう。1400m弱の標高差なのでちょうど良い感じだと思う。またヤマレコの山紹介にも、展望は期待出来ないので曇りや雨の日に最適な山、森の雰囲気を楽しむ山、と紹介されていたのでこれまたちょうど良いw
相変わらず前置きが長いが、自宅を4:00頃出発。静岡SAで朝食を食べて、いつもの中部横断道富沢ICの料金所を抜けると、高速料金の割引がされてなかった。マジ?って思ったけど、先週末から今週末はドライブプランも利用停止になっていたし、休日割が非適用になっててもおかしくはない。事前に調べなかった私が悪いが、これだったら4:00までに最寄りICに入るように動いてたのにw
まぁ仕方ないのでそれだったら帰りは下道だな、と心に決めるww コンビニで買い出しをしてほぼ予定通りに駐車場に到着した。
櫛形山に登った感想だが、事前情報通りひたすら樹林帯でほぼ登山中の展望は無い。それでもみはらし台からの眺めは良かったし、所々で富士山が見えたのは良かった。苔の雰囲気は曇ってた方がむしろ雰囲気が良い気がするので、それもいい感じだと思う。
ただ個人的には展望が命なので、山頂よりも下ったところの南アルプス展望所が一番気に入った。悪沢岳は裾野だけ見えたので、先週はあそこに居たんだな〜と思うと感慨深い。
全国報道でも流れていたのでご存知の方も多いと思うが、南ア椹島ロッヂへ繋がる林道が崩落してしまったし、天候は悪いしで小屋も最後の稼ぎ時が全部パァになってしまったのは非常に気の毒に思う。今シーズンはもうあの辺に行くことは出来ないだろうな、と思った。先週末に、赤石岳・悪沢岳に登れて本当に良かった。崩落したのは19日(木)で15日(日)に椹島ロッヂに居たのだから、一歩間違えれば私が取り残されていたかもしれない。
そんなことを思いながら、南アルプス展望所でのんびりして下山した。今回久しぶりの1日のみの登山(明日は大荒れなので計画無し)なので、明日のことはあまり考えなくて良いからかなり全開で歩いてみた。標高差1,400mクラスで、CT0.5〜0.6をたたき出したのは初めてかな?そもそも0.6以下って出したことあったっけ。ヒザ痛も若干怪しい感じがしたものの、発症することはなかった。
やはり毎週の山行で更に鍛えられているってことだと信じたい。ただ、樹林帯ばっかりで写真撮影が少ない、直射日光を浴びていない(曇りだったけどw)のも大きい気がするw 前述通り若干ヒザが怪しい感じもするので、もう少し標高差があるとどうなるか。2,000mとかだと流石にこのペースでは歩けないかな?また急勾配が少なかったのも要因の1つだろう。急勾配の下りでいつもヒザがやられるので、その辺もトライが必要かな?と思う。
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