絶景の涸沢へ
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 12:04
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,046m
天候 | 9/25雨 9/26曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路:上高地より路線バスにて新島々へ 新島々より松本まで電車 松本よりあずさにて帰路 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜涸沢:全く問題なし。 涸沢〜屏風のコル:岩場のトラバース多く、鎖などの補助が少ない。踏み外し注意。濡れているとやっかい。 屏風のコル〜新村橋:大石の道が多く、濡れていると非常に滑る。 新村橋〜上高地:平坦道 |
写真
感想
涸沢ヒュッテのHPによると9/26が紅葉のピークだそうだ。シルバーウイーク空けなので結構すいているのではと思い、出かけることとした。今回は紅葉を見るだけで稜線には上がらない。
いつもの様に毎日アルペン号にて上高地に入る。前回も3列シートを使って快適だったので今回も3列とした。もうやめられない。
上高地についた。予想はしていたが、雨だった。予報も悪いので紅葉絶好期にもかかわらず、人は少ない。明日の予報も良く無く、テンションが下がる。このまま帰っても良いと思うほど気分は最悪であった。
とりあえず雨具を着てとぼとぼと歩く。いつ帰ろうかと思っていたが横尾まで来てしまった。雨も弱くなったので気を取り直して出発する。
途中、少し紅葉が見られたが、何てことは無い紅葉だった。
ヒュッテに到着する。雨が弱かったのでテントを張った。しかし、雨と汗で服は濡れ、雨具の滴でテント内も濡れた。汗がひいてくると寒くなった。ダウンを着ても寒い。このまま濡れた状態で一夜を明かすのは非常に憂鬱だった。ヒュッテで混雑状況を聞くと「布団一枚で一人」とのことだった。チャンスと思い、テントを撤収し、小屋泊まりの受付をして、雨具を乾燥室にぶちこむ。ストーブも付いており、非常に暖かかった。
ビールを飲み、ご飯を食べ、のんびりする。広島から来たという、青年と談笑する。小屋のご飯も終わると皆寝始めたので自分も寝た。
朝起きる。外に出ると小雨が降っていた。「今日もだめか」と思い、朝ご飯を準備する。しばらくするとゆっくりと霧が晴れてきたが、カールの方までは晴れなかった。となりの松本から来たという青年と談笑しながらのんびりしていると、カールの霧が晴れ、絶景が広がった。
チャンスと思い、カメラを取りに行き、必死に写真を撮る。写真でしか見た事のないすごい景色が広がっている。「来て良かった」そう思いながら景色を堪能する。太陽が出ると更に明るくなり、更に景色がすばらしくなる。更に空が青かったら良かったが、昨日の天気がから考えれば大満足である。
絶景を楽しんだので、下山の準備をして出発する。雨もやんだので予定通り、パノラマコースから下山する。事前情報ではトラバース道が多く、転落注意とのことなので気を引き締めていく。
下山コースでありながら高度を上げていく。少し高い場所からヒュッテを望む。非常にすばらしい景観である。
事前情報の通り、岩場のトラバースが多い。しかも岩場が濡れている事、アンカは打ってはいるが、鎖やロープの補助が設置されておらず、非常に危険。慎重にクリアしていく。
しばらくすると北穂の全容が見えて来る。すばらしい景観である。更に上がると富士山と南アルプスが見える。やがて槍の穂先が霧の中から現れる。北穂から槍の稜線が見える、非常にすばらしい景観である。
屏風のコルに到着する。屏風の耳まで行くか、下山するか迷ったが、ガスが上がってきたので下山することとした。今思えばいっておけば良かった。
途中から大石の登山道となり、濡れているので非常に滑る。何度も転んだ。
新村橋に到着し、上高地までの平坦な道を歩き、河童橋に着く。橋からは穂高の吊尾根が見えた。夏とは違い、観光者が少なかった。山は紅葉の色をしており、夏とは違い景観だった。
バスに乗り帰路に着いた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する