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Yamareco

記録ID: 7284256
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

北穂高岳 絶景!疲れも吹き飛ぶ

2024年09月24日(火) ~ 2024年09月26日(木)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
19:34
距離
39.0km
登り
1,850m
下り
1,837m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:15
休憩
0:14
合計
3:29
距離 11.6km 登り 157m 下り 40m
12:19
64
13:23
13:30
61
14:31
14:32
61
15:33
15:39
2
15:41
2日目
山行
6:27
休憩
0:54
合計
7:21
距離 8.0km 登り 1,551m 下り 83m
6:11
77
7:28
7:43
47
8:30
25
8:55
8:56
40
9:36
9:37
5
9:42
10:14
169
13:03
13:04
20
13:24
13:28
4
3日目
山行
7:06
休憩
1:27
合計
8:33
距離 19.4km 登り 142m 下り 1,714m
5:55
12
6:07
6:08
12
6:20
6:26
96
8:02
8:41
4
8:45
8:46
78
10:04
10:14
55
11:09
11:17
53
12:10
12:32
46
13:18
7
13:25
55
14:20
8
14:28
バスターミナル
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
<往路>
10:00 安曇野穂高発 158号
11:20 沢渡大橋駐車場 一日700円×3日
11:30 沢渡発(バス)往復2800円
12:00 上高地着
<復路>
14:45 上高地発
15:15 沢渡
16:30 自宅着
コース状況/
危険箇所等
問題ないが危険箇所あり
その他周辺情報 沢渡温泉、白骨温泉など
河童橋から焼岳
2024年09月24日 12:20撮影 by  iPhone X, Apple
9/24 12:20
河童橋から焼岳
明神橋へ
迂回路の為1.3倍ぐらい長い道のり
2024年09月24日 13:18撮影 by  iPhone X, Apple
9/24 13:18
明神橋へ
迂回路の為1.3倍ぐらい長い道のり
堡山荘泊
14000円(夕・朝食)
風呂もあり快適
2024年09月24日 15:50撮影 by  iPhone X, Apple
9/24 15:50
堡山荘泊
14000円(夕・朝食)
風呂もあり快適
曇り空
足も心配・・
2024年09月25日 06:12撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 6:12
曇り空
足も心配・・
本谷橋
青空
目指す北穂を仰ぐ
2024年09月25日 07:29撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 7:29
本谷橋
青空
目指す北穂を仰ぐ
涸沢
ナナカマドの紅葉
まだこれからです
2024年09月25日 09:32撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 9:32
涸沢
ナナカマドの紅葉
まだこれからです
涸沢テン場から
奥穂高岳
2024年09月25日 09:34撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 9:34
涸沢テン場から
奥穂高岳
涸沢小屋

2024年09月25日 09:34撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 9:34
涸沢小屋

涸沢小屋から
前穂高岳
2024年09月25日 10:14撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 10:14
涸沢小屋から
前穂高岳
北穂への本格的な登りになる
2024年09月25日 11:06撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 11:06
北穂への本格的な登りになる
ガレガレ要注意
2024年09月25日 11:22撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 11:22
ガレガレ要注意
南陵梯子場から
常念岳
2024年09月25日 11:53撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 11:53
南陵梯子場から
常念岳
前穂高岳
2024年09月25日 12:39撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 12:39
前穂高岳
後立山・燕岳・常念岳・蝶ヶ岳
屏風の頭・前穂高岳など
2024年09月25日 12:50撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 12:50
後立山・燕岳・常念岳・蝶ヶ岳
屏風の頭・前穂高岳など
奥穂高岳・涸沢岳
2024年09月25日 12:55撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 12:55
奥穂高岳・涸沢岳
北穂テン場から
右手北穂山頂
2024年09月25日 12:59撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 12:59
北穂テン場から
右手北穂山頂
奥穂・北穂分岐
山頂が賑わっている
2024年09月25日 13:09撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 13:09
奥穂・北穂分岐
山頂が賑わっている
北穂高岳2106m山頂
絶景!槍がくっき吹き飛んだ吹き飛んだ
2024年09月25日 13:22撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/25 13:22
北穂高岳2106m山頂
絶景!槍がくっき吹き飛んだ吹き飛んだ
前穂・奥穂方面
北穂槍に人が立つ
2024年09月25日 13:22撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 13:22
前穂・奥穂方面
北穂槍に人が立つ
古希
北穂山頂
2024年09月25日 13:23撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/25 13:23
古希
北穂山頂
小屋前から
槍・大キレット
2024年09月25日 13:41撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 13:41
小屋前から
槍・大キレット
4回目の北穂
初めて小屋に泊る
2024年09月25日 13:44撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 13:44
4回目の北穂
初めて小屋に泊る
常念岳・大天井
表銀座
2024年09月25日 15:12撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 15:12
常念岳・大天井
表銀座
北穂高小屋の夕食
どこまでが自分の物かジグソーパズル
13400円(夕食・弁当)
2024年09月25日 16:56撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 16:56
北穂高小屋の夕食
どこまでが自分の物かジグソーパズル
13400円(夕食・弁当)
夕陽が槍に
キレットへの入口
2024年09月25日 17:22撮影 by  iPhone X, Apple
2
9/25 17:22
夕陽が槍に
キレットへの入口
笠ヶ岳
夕焼けを待つ
2024年09月25日 17:23撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/25 17:23
笠ヶ岳
夕焼けを待つ
絶景!
2024年09月25日 17:35撮影 by  iPhone X, Apple
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9/25 17:35
絶景!
滝谷岩場
2024年09月25日 17:36撮影 by  iPhone X, Apple
2
9/25 17:36
滝谷岩場
夕焼け
前穂の空も染まる
2024年09月25日 17:45撮影 by  iPhone X, Apple
9/25 17:45
夕焼け
前穂の空も染まる
常念岳
朝真横から日の出
2024年09月26日 05:39撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/26 5:39
常念岳
朝真横から日の出
日を浴びる
槍・キレット
2024年09月26日 05:44撮影 by  iPhone X, Apple
2
9/26 5:44
日を浴びる
槍・キレット
朝の奥高岳
2024年09月26日 05:59撮影 by  iPhone X, Apple
9/26 5:59
朝の奥高岳
涸沢
2024年09月26日 08:03撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/26 8:03
涸沢
涸沢岳とナナカマド
2024年09月26日 08:50撮影 by  iPhone X, Apple
1
9/26 8:50
涸沢岳とナナカマド
奥穂高岳とナナカマド
2024年09月26日 08:50撮影 by  iPhone X, Apple
9/26 8:50
奥穂高岳とナナカマド
賑わう上高地へ下山
2024年09月26日 14:20撮影 by  iPhone X, Apple
9/26 14:20
賑わう上高地へ下山
撮影機器:

感想

2024年(令和6年)9月24日(火)〜26日(水)

北穂高岳 絶景!疲れも吹き飛ぶ

24日(火)
一番の目的は北穂高小屋へ泊り、山頂からの朝夕の景色を楽しむこと。
今まで3度北穂高岳には登っている。
二人の小学生を連れて涸沢テン場からが最初。(無謀だったと思う)
槍から大キレット、北穂テン場に泊り下山。
南岳から大キレット、奥穂、前穂そして岳沢へ下山している。

上高地からは明神への道が閉鎖され大回りで進む。
この行程が意外と長く疲労がたまった。
長い徳沢への道、そして宿泊予定の横尾山荘へ。

足の運びが重く進まない。
後もう少しで堡というところで痙り出してしまった。
ゆっくりゆっくり完全に痙ってしまわないように歩くしかない。

ようやく到着した横尾山荘では足首の様子が気になり焦りが出る。
この調子で北穂まで翌日歩き登りきることができるだろうか。
北穂高岳小屋の宿泊をキャンセルすることも考えていた。

25日(水)
悶々とした夜が明け足の調子を見ると意外と良い。
涸沢までは行ってみて登れそうだったら北穂へ、調子が悪ければ涸沢を目的地にして下山と考えた。

靄のかかる横尾橋を渡り登山道へ。
大谷橋まではほぼ緩やかな傾斜で横尾谷沿いを進む。
樹林帯でもあり静かな歩きが楽しめる。

大谷橋に出ると多くの方が休憩されていて静かだと思っていた登山道が嘘のように思われた。
空を見上げると青空も出て沢の先には鋭く北穂高岳が聳える。
ここからが急登の始まりで沢との高度差が徐々に付く。

目の前に奥穂高岳などの岩峰が見えてくると傾斜も緩み始める。
樹林も抜けて日射しが強まる。
ナナカマドも多く見られるようになり赤い実が鮮やかだった。

涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐を小屋方面に石積みの道を登る。
すると目の前に色づき始めたナナカマドが現われた。
ちょうど写真を撮っている人(涸沢をよく知っている方)がいて今はここが一番紅葉の見頃の場所だと教えてくれた。
正にその通りで紅葉のナナカマドに穂高連峰を捉えることができた。
他のナナカマドはまだ色づき初めてもいなくこれからのようだ。

涸沢小屋に着く。
ここで登るかどうかの決断をすることにしていた。
足の調子は万全ではないが痙る事もなく歩き通してきた。
戻るにしても上高地までは長い道のりになり、今の調子ならばゆっくり登れば登頂目指した方が良いだろうと決断した。

靴紐もゆるめ長時間休憩して登り始める。
亀のごとく一歩一歩踏みしめ足に負担のかからないように。
ヘルメット着用、ストックが使えるところはできるだけバランスを取り腕の力も利用する。

南陵の鎖場辺りからは急登岩場が連続する。
ストックを仕舞い歩くとバランスが悪くなると共に足の動きがさらに遅くなった。
足場に注意し、岩につかまり這いずるようにも。

この苦しさ、眼下に小さくなる涸沢のテン場、そして奥穂・前穂高岳の美しくも険しい山稜が徐々に変化する様子に力を得た。
北穂のテン場を過ぎる辺りから徐々に山頂が近づき、登り切れそうだという不思議にも足に力が入り始める。

キャンセルも考えていた北穂高岳の山頂に立つ。
目の前に槍ヶ岳の姿がまずは飛込んできた。
疲れも吹っ飛んだ!
目の前にこれでもかと景色広がり、どの場面を見ても感動の絶景。

山頂からの奥穂高、涸沢、前穂の眺めも良いが、一番は小屋前からの大キレットの先に見える槍ヶ岳などの岩峰群だ。
ちょうど槍ヶ岳、大キレットを跨ぐように雲が流れる姿は最高。

夕焼けも素晴らしい。
笠ヶ岳方面が焼け始め滝谷の岩場が染まる。
槍にかかる雲も徐々にうっすら赤みを帯びて来る。
前穂高岳の上空にはピンク色の雲が現われていた。

初めての小屋泊まり。
比較的ゆったりとした寝床に満足。
夕飯はジグソーパズル的に食器が並びどこまでが自分の物か分からない。
豚肉のソテーがやわらかく美味しかった。(小屋の名物のようだ)

26日(水)
真夜中、外トイレに出るとオリオン座、北斗七星など星が瞬いていた。
御来光、朝の眺望が期待できる。
5時30分頃、オレンジ色の空が徐々に明るくなり始める。

御来光は浅間山の少し南側から出そうだ。
雲海が広がり、光が差し始めると白雲の上にオレンジの光が走る。
常念岳が三角形のシルエットになり、周りに雲がたなびく。
オレンジと黒そして白の世界が刻々と変化する。

槍ヶ岳は雲がかかり穂先と麓の岩壁が見え隠れする。
完全に姿を現さないが見ていて飽きない風景だった。
穂高連峰方面は徐々に雲が押し寄せ下山する頃には見えなくなるときも。
と思いきや雲が飛び険峻な岩肌を魅せてくれるのだった。

長い下山が始まる。
注意深く、足に負担もかけないようにとゆっくりペースで下る。
涸沢の小さなテントが徐々に大きく見え、足の調子もよさそうなことに安心する。
心配していた北穂から涸沢小屋へ無事下りられお弁当で一息入れる。

まだまだ長い道のりだが大谷橋まで下れば後はほぼ優しい下りになる。
大谷橋を過ぎ横尾に着くとさらに安心感が。
後は徳沢、明神へ、賑わう河童橋へと足を引きずるようにたどり着いた。

北穂を目指すかどうか迷いもあったが登頂できた喜び。
疲れもあったがそれを吹き飛ばすような絶景に大満足。
小屋に宿泊したことにより山頂からの朝夕の特別な景色に魅せられた。

ふるちゃん

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訪問者数:109人

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