鳥海山★温暖化で残り僅かの万年雪に驚きのシュプール発見🤩

2024年09月29日(日) [日帰り]

• GPS: 09:17
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,244m
• 下り: 1,244m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:18

6:42 スタート地点
6:46 湯ノ台口
7:03 滝ノ小屋
8:01 河原宿
10:21 10:22 伏拝岳
10:30 行者岳
10:54 11:00 新山・外輪分岐
11:24 12:17 鳥海山
12:35 新山・外輪分岐
12:40 12:48 七高山
12:53 12:55 新山・外輪分岐
13:09 13:28 行者岳
13:33 伏拝岳
14:56 14:57 河原宿
15:40 15:43 滝ノ小屋
15:59 湯ノ台口
16:00 ゴール地点

天候

晴(外界は曇り)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

●万年雪の心字雪渓は僅かしか残っておらず夏道同然。逆にガスった時は迷いやすかったルートがペイントの印を辿ればいいので安全と言えば安全。
●伏拝岳と行者岳の間に1か所登山道が崩壊している箇所がある。前より酷い感じなのでふらつきなどで滑落注意。

その他周辺情報

滝の小屋　https://www.town.yuza.yamagata.jp/sightseeing/info/782e3takinokoyayoyakunitsuite.html
湯の台温泉　鳥海山荘　https://www.choukai.jp/choukaisansou/
八森温泉　ゆりんこ　https://www.choukai.jp/yurinko/

写真

9/29 8:15

リンドウと残り僅かの万年雪

9/29 8:15

知り合いや滝の小屋管理人さんのfacebookで危機的状態と知り、この目で確かめようと今日は滝の小屋口から新山へ
確かに極端に小さい雪渓を目の当たりにして地球温暖化を痛感

9/29 8:32

上の段は完全に消滅

9/29 8:38

チングルマの紅葉

9/29 9:11

チョウカイアザミとアザミ坂
この脇、心の上に当たる雪渓、少しくらい残ってても良いのに全く無し

9/29 9:33

アザミ坂の途中から雪があるはずのガレ場を振り返る
月山森の奥に庄内平野と日本海

9/29 9:53

鳥海湖と笙ガ岳�喫�、�曲�、�景�

9/29 10:05

伏拝岳からの新山
明石市からのご夫婦、旦那さん80歳と奥さま76歳と聞きビックリ。昨日、10時間かけて鳥海山荘に泊り登って来たとか。ここを山頂としますとお二人、ピークハントだけが登山じゃないというスタイルに感激しました。見習わねば🥰今夜も鳥海山荘に連泊し、明日は酸ヶ湯、明後日は乳頭温泉だとか。じっくり東北の秋を満喫して欲しいですね。

9/29 10:26

イワベンケイの紅葉

9/29 10:43

行者岳、伏拝岳、文殊岳と続く外輪山と雲海

9/29 10:44

千蛇谷、奥に御浜小屋が

9/29 10:49

外輪に咲くイワギキョウ

9/29 10:50

9/29 10:58

一旦外輪から下って新山へ

9/29 11:01

千蛇谷最上部の雪渓
ここも例年より少ない
ここで団体ツアーとスライド

9/29 11:31

9/29 12:03

新山直下で昼飯
割箸忘れたと騒いでたら、上から「あげる」とお姉さんの天の声。西穂高岳山荘のTシャツ着たお姉さん、福島から来たそうですが元々は松本出身だとか。

9/29 12:43

秡川方面は雲の中。来シーズンもスキーで真下に落とすのが楽しみです。

9/29 12:44

七高山

9/29 13:06

タテヤマリンドウ

9/29 13:06

七高山のイワベンケイ

9/29 13:16

下山中、行者岳で「もがみ」が飛んできた。

9/29 13:25

高齢の方が梯子で転倒し額に怪我してヘリを呼んだらしい。新山に向かう途中にスライドした団体さんの一人かも。でも到着を待つ付き添い3人の様子から呼ぶほどのケガなのか疑問も、、、

9/29 13:45

僅かに残っていたアザミ坂のミヤマキンポウゲ

9/29 14:06

帰りは酒田港と市街地も見えた

9/29 14:42

そして帰り、また危機的状態にある万年雪の心字雪渓
雪解け水が小さい流れとなって見えた。傍らでそれを憂いるかのような様子でお茶している方の姿が。

9/29 14:43

アップで
そうしたら何と驚くなかれ、真新しいシュプールが見えるではないか😲

9/29 14:44

間違いなく3回から4回ターンしたシュプールです。たったこれだけの滑走のためにやって来た人はどんな人だろう？根性あるな〜‼でも物好きと言えば物好きかな、、、(笑)

9/29 14:55

河原宿から

9/29 15:08

この一輪だけでした

9/29 15:35

滝の小屋のアザミ

9/29 15:36

滝の小屋
Facebookでお世話になっている管理人の菅原さんにご挨拶。

9/29 16:00

無事下山
これから登る準備をしていたご夫婦がいたので「滝の小屋ですか？」と尋ねると案の定。15分も登れば到着する滝の小屋は前泊するのも便利だ。

撮影機器：

SH-54D SHARP

感想

またやん

知り合いや滝の小屋管理人さんのfacebookで何十年も消えることの無い万年雪、心字雪渓が消えそうだということ知り、この目で確かめようと今日は滝の小屋口から新山へ。

河原宿を過ぎると想像以上に残り僅かな雪渓が見えました。何十年も心字雪渓を見てきたけど、これほどまでに小さくなった雪渓は初めて見るような気がします。以前は秋に滑走楽しむ人もいて朝登る際に「良いな〜」と声をかけた人が下山時にクレパスに落ちてヘリに吊り上げられる場面に出くわした時もありました。

帰りに良く見ると何と真新しいシュプール発見‼　あの小さい雪渓の上で3回か4回ターンしている。たったこれだけの滑走のためにやって来た人はどんな人だろう？滝の小屋の管理人さん情報では今日はボーダーの女子、昨日はスキーの男子らしい。相当のこだわりと根性の持ち主に違いない。物好きと言えば物好きかも知れませんが(笑)

京都議定書の発効から20年、温室効果ガス削減が世界中で叫ばれ、山形県でも「みどり環境税」なる目的税が設けられたりしましたが、未だ実効性のある対策は有耶無耶のまま。「Stop The 地球温暖化」が心に空しく響きます😢