天空の楽園、苗場山

2015年09月29日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,163m
• 下り: 1,163m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 1:50
• 合計: 5:50

5:50 和田小屋登山口
6:30 6:50 下ノ芝
7:10 7:20 中ノ芝
7:40 苗場山、小松原分岐
7:50 8:00 神楽ヶ峰
8:10 雷清水
8:40 9:50 苗場山
10:30 神楽ヶ峰
10:50 中ノ芝
11:10 下ノ芝
11:40 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前泊で和田小屋に宿泊
和田小屋の駐車場に止められました。
和田小屋の駐車場で車中泊しているらしき人がいましたがどうなんでしょう？

コース状況／危険箇所等

特に問題なし。
濡れた岩など滑りやすいので注意。

その他周辺情報

下山後は越後湯沢駅のＣｏＣｏＬｏ湯沢でへぎ蕎麦を食べました。お土産も充実しているしオススメ。ここで何でも揃います。
温泉はギリギリ法師の湯に間に合わず、猿ケ京温泉で。

写真

和田小屋に前泊して6時前に出発。

ササも綺麗に刈られ、快適な道を進みます。

ブナはまだ紅葉には少し早いようです。

しだいにダケカンバに変わります。

そしてアオモリトドマツに変わります。
木々の遷移を感じられます。

下ノ芝あたりはクロベ。

隣の尾根沿いの山々も色づいてきています。

下ノ芝に到着。

小さな花も見られる湿原。

和田小屋で作ってもらった朝食弁当。
色味はないですが、美味しかったです。

スキー場を横切っていきます。

こんな岩がゴロゴロしている道が続きます。

半合ごとに標識があります。

中ノ芝は気持ちの良い湿原。

雲は多いですが、眺めも良く気持ちがよい場所です。

田代湖も見ることができます。

神楽ヶ峰に到着。

眺めが良かったです。

この辺りだけで見ることができた花。

紅葉も綺麗でした。

苗場山も見てきました。

あの斜面を登るのですね。

雷清水までの下りは、こんなえぐられた、湿った道が続きます。

雷清水。おいしい水が勢いよく出ていました。

道が崩れています。ちょうど風の通り道でもあり、注意してください。

振り返って神楽ヶ峰。

さあ、最後の登りです。

最初は階段が中心。

登ってきました。

後半は岩場が中心。

湿原に到着！

苗場山頂上はすぐですが、眺めもないです。

苗場山自然体験交流センター。

素晴らしい景色！

遠くの峰々も見渡せます。

池塘と草もみじのコントラストも美しい。

苗場山神社への木道は荒れています。

ナナカマドも綺麗です。

こちらは岩がゴロゴロ見られます。遠くに見えるは岩菅山でしょうか。

苗場山神社。この先にも湿原があります。

鳥甲山でしょうか、岩肌が荒々しいです。

湿原がキラキラ輝いて綺麗です。

いつまでも居たい気持ちにさせます。

さあ、戻ります。今度は神楽ヶ峰への登り返しが待っています。

雷清水から振り返ると、もうガスの中。

黄色からオレンジ、赤と紅葉も見事です。

中ノ芝は赤が綺麗。

下ノ芝は黄色が綺麗。

スキー場へ戻ってきました。
こちらの紅葉はもうしばらくかかりそうです。

感想

moto7041

前日の谷川岳登山のあと、和田小屋に宿泊。朝食をお弁当にしてもらい、6時前に出発しました。誰もいない静かな山道。熊が出てきそうでちょっと怖かったです。熊鈴持ってくれば良かったです。
前半は少しぬかるみもありますが、快適な道。
まだ紅葉が始まっていないブナ林もやがてダケカンバに変わり、アオモリトドマツやコメツガに変わると下の芝に到着です。
下の芝は小さな湿原で、ベンチもあり、最初の休憩にちょうど良いです。
小さな花も咲いていましたが、写真を撮ろうと湿原に立ち入った足跡もあり残念。
中の芝は少し大きな湿原で紅葉が綺麗。眺めもよく、ずっといたいと思わせる湿原で、ここで長めの休憩をとりました。
上の芝は傾斜のある小さな湿原。休憩するなら中の芝でしょう。
それぞれベンチがあるので、それぞれのペースに合わせて休憩がとれます。
神楽ノ峰からも展望がよいです。田代湖や湯沢の町並みもよく見えました。まわりの峰々は雲にかくれて見えなかったのが残念。
さあ、ここから一気に下って登り返しです。みなさん書いている通り、きつい登りです。しかし、100mちょっとの登り。そのあとの楽しみを思い、一歩ずつ確実に歩を進めましょう。
そして、まさに突然天空の楽園は現れます。雲一つない青空の下、広大な湿原が現れました。尾瀬とは違い傾斜のある湿原ですが、素晴らしかったです。草紅葉と池塘が見事。北アルプスが見えるという苗場神社に向かいましたが、遥かかなたに見えたのが北アルプス？という程度でした。木道も最近整備されたメインの木道にくらべ、かなり荒れていました。山小屋の方に往復1時間半かかると言われましたが、40分程度で往復できました。
苗場山頂上はすぐですが、特に展望もありません。この湿原周回路がないのが残念。交流センターのまわりをのんびり散策するだけでも楽しいです。
1時間以上湿原を堪能して下りましたが、神楽ノ峰への登りから振り返った苗場山はガスの中でした。早い出発が正解でした。前日も昼過ぎからガスが出たそうなので、早い到着が良いようです。
今回は、普段子どもと歩くことが多くなったので、どれくらい歩けるか挑戦しましたが、かなり早いペースで歩けました。まだまだ歩けることがわかった山行でした。
（翌日は筋肉痛で歩くのにも苦労しました．．．）