槇ヶ峰
- GPS
- 03:07
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 320m
- 下り
- 322m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
出発前に駅構内の案内所で「篠山市登山マップ」を念のため購入。この時期松茸山で入山できない所もあるが、槇ヶ峰はその点では大丈夫だった。 ただしマップに挟んであった注意事項には、槇ヶ峰の欄に「登山を推奨しない」の文字。理由は書かれていないが、「危険」や「通行禁止」にはなっていない。歩いた実感としては、やや迷いそうな箇所もあるのでお勧めできないということかもしれない。GPSさえ利用すれば駅からの手頃な周回コースになると思う。 |
写真
感想
神戸市内の低山再訪から少し離れることにして県内の低山を物色。
篠山市がHPで紹介している山の中から未踏の槇ヶ峰を選び、慶佐次盛一さんの「兵庫丹波の山」の該当箇所をスキャンしてスマホに入れる。一時はこの本を携えてこちらの山域にちょくちょく足を運んでいたが、最近はすっかりご無沙汰している。しかし便利な時代になったもの。
篠山口駅を出て下山予定地の島姫神社を確認し、路傍の彼岸花を眺めつつ登山口の宇土観音(弘誓寺)に着く。ここも法道仙人開基の由。播磨や丹波の古刹ではよく目にするお名前。身支度を調え、小雨のパラつく中、背後の三十三箇所の巡路を辿る。
十八番の石仏を過ぎた所で巡礼道を離れて尾根を登る。斜面ではシダが被る区間もあるが歩きにくい程ではない。かつては苔の綺麗な道だったらしい。
その名残も多少は感じられる小径を辿れば槇ヶ峰東峰。
展望はないが小祠と槇ヶ峯神社と彫られた石柱があり、信仰面からはここを山頂と捉えていいように思える。もっとも現在の祠が古いものなのかどうか。コンクリートブロックを並べたようにも見える台座は後補だろうか。
尾根道を少し南に進み、テープの地点から西に下って浅い鞍部を登り返すとすぐに西峰の三角点。やはり展望には恵まれない。地図を見ると少し西で送電線が尾根を横切っているので、長居はせずにそちらへ向かう。
予想どおりにそこには鉄塔があり、展望が開けていた。篠山の市街地方面は立木に遮られているが、西側は火とぼし山等が眺められる。ここで遅い昼食休憩をとる。
鉄塔を過ぎると道が再び細くなり、多少分かりにくい箇所もあったが、アプリ等で確認しつつ無事に島姫神社へ下山。慶佐次さん達は踏み跡もなくGPSも利用できない40年前に地図を読んで本日のルートを歩いている。やはり先達にはあらためて敬意を覚える。
なお、宇土観音の三十三箇所を逆打ちに歩いていたら多紀アルプスの展望台に立ち寄れたらしい。帰りの車中でそれに気がつき少し後悔。
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