大和三山/藤原宮跡まほろば散策with耳成山
- GPS
- 04:06
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 127m
- 下り
- 103m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:34
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
またまた近鉄沿線ですが、今回は仕事ではなく、久しぶりに近鉄電車に乗ってどこかへ行きたいという家内との藤原宮跡周辺まほろば散策です。
3ヶ月半の間休みなく働いて完成させた近鉄大阪線・南大阪線の本でマニアとまではいかないまでも、すっかりにわか近鉄電車ファンになってしまった。
デザインの仕事は依頼される業種を深掘りするところから始まる。今回も近鉄電車の歴史沿革や駅情報などを調べているうちに、ちょっとハマったもの。おかげで忙しいけれど楽しく仕事をすることができた。
今回はちょっと贅沢して特急で快適に大和八木へ。近鉄特急に乗るのは何年ぶりだろうか?子どもの頃家族旅ハイキングで香落渓・曽爾高原に行った時、もしくは小学校の修学旅行で伊勢に行った時以来だろう。いずれにしろおよそ半世紀ぶりということになる。
そういえば昔は特急に乗車すると、おしぼりサービスというのがあったなぁと思い出す。
大和八木駅前で柿の葉寿司を買って、まずは耳成山へ向かう。
大和三山のうち、畝傍山へは前回仕事の取材出張時に寄り道した。それまで全く気にも止めていなかった大和三山だが、ひとつ登ると残りも登りたくなる。
そんなことで藤原宮跡に行くまでに耳成山に寄り道することに。
南の登山口(耳成山公園)より緩やかに反時計回りで登る。耳成山口神社の裏が山頂で、南東側が切り開かれ少し展望がきき、大和三山のひとつ香具山が見える。
下りは別ルートで。このコースもなだらかに回転しながら下るので、方角がわかりづらく、南側に下ったつもりが、北西側山麓に下りてきてしまった。
近鉄大阪線、JR桜井線、国道165号線を横切って藤原宮跡へ。
コスモスはまだ咲き始め。今年は長く厳しい夏だったため、秋の花も遅れているよう。600万本あると言われる藤原宮跡のコスモス畑は、例年なら10月上旬から下旬が見頃だというので、満開は無理だとしても五分咲きくらいだろうかと少し期待をしていたのだが残念。
ヒガンバナはちょうど良い時期。でもちょっと色が褪せた感じのものが多かったような。
藤原宮跡コスモス畑ベンチで、柿の葉寿司をいただく。天気予報では曇りだったが、晴れる時間が多く、その分暑くなってきたのでビール(ノンアルでもいい)を買ってくればよかったと思う。
この後は香具山に登ろうと東に向かうが、家内に疲れが見えはじめたこともあって、登らず麓の(奈良文化財研究所)藤原宮跡資料室へ。
資料室では湖南アルプス太神山で伐採された藤原京建設のための大きな木が、どのように運ばれてきたのかがよくわかる展示があり気を惹かれる。またわずか16年という短期間で奈良(平城京)へ遷都されることになった理由を学芸員さん(ボランティアのおじさん?)から説明してもらったが、これまた大変気を惹かれるものだった。それが太神山からの丸太の輸送と関係あると知って驚いた。すなわちこういう訳だ。丸太を運ぶために運河を建設したが、その運河を埋め立てた上に藤原宮の中心である大極殿を建築したがために、地盤が軟弱で沈下したというもの。
資料室で体を休めるとこができたので、やはり香具山に登ろうということとなって登山口まで行くとなんと通行禁止。整備工事中とのこと。
他の登山道に回ることも面倒に思えたため、再度登ることをパスする。三山最後のひと山はまたの機会に......
ここからは特に見どころもないので、橿原神宮前駅までひたすら歩いて、きょうのまほろば散策は終了となりました。
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