ヨコネ-五僧周回
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fypbcb3dd348aa4c9a.jpg)
- GPS
- 04:49
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 549m
- 下り
- 550m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヨコネ最高点-西ヨコネ間は尾根が狭い場所や急峻な場所が多く、注意して進まないといけない。ただ、最高点から西ヨコネに進む方向の時が特に注意要。 |
写真
感想
権現谷林道がようやく開通したらしいので、ヨコネの周回に行って来た。
当初は五僧から県境稜線を東に向かい、東ヨコネから、西ヨコネ、ヨコネ最高点と進んで、ツツロ坂峠を降りる計画であった。しかし、権現谷林道を長いこと歩いて五僧まで戻るのはシンドそうなので、ツツロ谷広場に下降できることを知ったので、短距離のコースに変更した。さらに、時計廻りより反時計廻りの方が何か良さそうな感じがしたので、ツツロ谷広場からヨコネ最高点に登って、西・東ヨコネと進み、五僧峠へ下降するコースで行って来た。
車で長い権現林道を進んでいながら、ツツロ坂峠はこの辺かな?と携帯GPSのSWを入れると、既に過ぎていてもうすぐツツロ谷広場らしいことが判った。
橋を渡った先に踏み跡があるのを確認していると、ツツロ谷広場らしき広い場所に出た。そこには、多賀・時山林道の表記があったので、五僧峠への分岐であることが判った。近くには、まだ新しい墓石があって綺麗に整備もされていた。
いざ、出発と権現谷林道を少し戻りながら登山口に進んでいると道脇にアケボノソウが沢山咲いていた。花弁に小さな黄茶っぽい斑点があるのが可愛らしい。先ほどの橋の脇にある踏み跡を進むと谷に降りて、対岸の杉植林の急斜面を登るようだ。何時も歩き始めの急斜面はシンドイのには諦めつつも、物凄い斜面にゼイゼイとゆっくりと傾斜の緩くなるのを待ち焦がれるばかりだ。
いつの間にか足元が軽くなって植林から自然林が混ざってきて、自然林主体に変わっていた。そして、急傾斜の斜面に再び喘ぎだした途端、ヨコネ最高点に飛び出した。大きなシャクナゲの木が多数あって、5月連休頃なら綺麗だろうな?と思われた。思いのほか、予定通りの時間で到着だ。
”ここから、狭い尾根で険しい場所があるらしいで”とメンバーに注意をして最高点を下りだすと途端に落ちるように下るコースで木々や岩に掴まってやっとの思いで下る場所が次々に現れた。これでは時間がかかるはずだと、距離が短いのにコース時間が意外と長いな?と感じた理由であった。西ヨコネ山頂は三等三角点があってゆっくりできる場所だということで、ランチとして長い休憩をした。今日は登り始めからここ、西ヨコネ迄景色は何も見えないコースで残念至極だ。木々の間から霊仙が見え隠れしているが写真にはとれる状態ではないのだ。
西ヨコネからは快適な尾根歩きで、東ヨコネに難なく到着だ。山頂の一角から三国岳の双耳峰が見えて、昨年百々女鬼橋から登った尾根まで良く判った。此処からは県境稜線なので踏み跡は明確だろうと、すっかりそのつもりでいたが、そうではなく薄い踏み跡でGPSとニラメッコしながら下り道を探しているうちに明確な踏み跡と稜線歩きとなって、谷の源流部のような雰囲気のいい場所に出た。そこから緩い尾根を進むと地理院地図の700mの長いピークがあった。それを過ぎたころより、北側が見えるようになって、霊仙南西稜が全面に見える所に出て喜んだ。南西稜のカルスト岩の斜面をヒーヒー言って登った今年の春が思い出され、その時のヤマシャクヤクの白ポッコリを思い出したのだった。
五僧峠までは快適な尾根と高をくくっていたが、下りの斜面も傾斜がきつく、神経を使いながら杉の植林を下ると五僧集落説明版にでた。そこには、多賀・時山林道の舗装道路があった。普通はゲートが閉まっていると思ったが、今日はチェーンは結ばれていない。駐車地までの途中にオートバイ野郎が登って来たが、ゲートが開いているので時山まで走っていったようだ。
この道にもアケボノソウが咲いていて、トリカブトも紫の綺麗な花弁が美しかった。五僧集落の建物は殆どないが、唯一1棟はシッカリ残っているが、家の中はもぬけの殻で何時でも朽ちていいような準備怠りなしの様子であった。
ツツロ谷広場を9時半に出て、帰着は14時半だ。後期高齢者にはややシンドイコースであったが、何ひとつ問題なく帰着出来て良かった。下山して、時計廻りであれば、西ヨコネと最高点の間の尾根は登りになるので、怖い思いは殆どせずに行けたかもしれないと、急遽コースを反転したことの”ツケ”であったと反省だ。 念願のヨコネピークを周回出来たことで良しとしよう。
”八”、”永”、”竹”
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する