ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 73235
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

武川岳〜伊豆ヶ岳(鎖場)

2010年08月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:14
距離
7.6km
登り
822m
下り
830m

コースタイム

8:40山伏峠-9:41前武川-9:56武川岳10:08-11:35名栗元気プラザ-永井谷林道11:57-12:36男坂-12:54伊豆ヶ岳13:27-13:54山伏峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山伏峠のカーブ付近の林に車駐車
コース状況/
危険箇所等
◇山伏峠〜武川岳
登山道も道標もしっかり有り、危険箇所無し。
登山口からゆっくり楽しみながら尾根をひたすら登っていくと途中、後ろ(東側)に伊豆ヶ岳が綺麗に見える。登り切ると前武川1003m、そこからまた降りて、登り返すと武川岳1052m山頂。山頂は南側が少し開けている程度で見晴らしはあまり良くない。山頂は誰もおらず静かでそれほど暑くはないが風がないので涼しいというほどではなかった。

◇武川岳〜名栗元気プラザ
見晴台までは登山道、道標あるが見晴台からは踏み跡が怪しくなり登山道は無し地形図を見て地図読みで降りて行く。
下りは北側の尾根を降り名栗元気プラザに降りて行く登山道があるが、途中で右に曲がり林道を下りるコースとなっている。右に曲がらずそのまま真っ直ぐ尾根を降りて行くと見晴台。道は無いがそのまま尾根を降りて行くと林道に降り、またそこから林の急坂を降りて行く。ここの尾根は風があり、涼しくて気持いい。
杉林の急坂を降り切ると沢の上流となり、降りて行くと少しずつ水が流れ沢となってくる。その沢を降りて行くとオーグリ入の林道に出て(カープでぶつかった車が放置されていた)そこを降りて行くと名栗元気プラザの前の舗装道路に出る。

◇永井谷林道〜伊豆ヶ岳
登山道、道標もしっかり有り、(男坂以外)危険箇所無し。
永井谷林道から左の登山道に入り伊豆ヶ岳に登る。
急坂の所にはところどころに木の階段が有るが、老朽化して非常に歩きづらいので階段をかわして登った。登り切ると五輪山の広場となりそこを少し下りると伊豆ヶ岳へ行く男坂と女坂の分岐となる。
いつもは女坂で登るのだが、今日は猛暑の為か、登ってくる人が殆どいないので2年ぶりに男坂の鎖場を登ってみることにした。
ただ鎖に掴まって登るのではなく3点支持で鎖を使わずに岩場を登ってみることにした。
2年前に鎖にしがみついて登った時はとても鎖がなかったら危なくて無理と思っていたが、岩場をゆっくり、よ〜く見ていると足がかりや手がかりが結構あり思いの他スムーズに岩場を登っていくことが出来た。岩場の中央付近では足ががりがなくなり、いよいよ鎖に頼って登るしかないと思ったが左側の端に行くと掴まれる岩や木があり、鎖を使わなくても登っていけた。
「伊豆ヶ岳の岩場で登山者滑落ケガ(死亡)」とかニュースになるのもみっともないので慎重に3点支持を確実に確保してゆっくり登った。
チョット恐い所もあったが充分岩登りを楽しめた。
登り切ると見晴らしのよい岩場の頂点となりそこから見る武甲山、武川岳、焼岳などの景色は素晴らしい。
伊豆ヶ岳山頂851m。いつもは山頂や下の広場も人がいっぱいいるのだが今日は昼ご飯と休憩で30分ほど山頂にいたが誰も登ってこなかった。お盆休みで他に行っているのか、猛暑の日に登る人はいない為なのか?

◇伊豆ヶ岳〜山伏峠
登山道、道標もしっかり有り、危険箇所無し。
下山途中、登山道に大きな杉木の倒木(5本)があるが歩いていくのには支障なし。
山伏峠から武川岳へ登る登山口
2010年08月07日 08:42撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 8:42
山伏峠から武川岳へ登る登山口
少し登るとカーブの林に駐車した車が下に
2010年08月07日 08:45撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 8:45
少し登るとカーブの林に駐車した車が下に
木の根が這ってる尾根をひたすら登る
2010年08月07日 08:54撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 8:54
木の根が這ってる尾根をひたすら登る
途中、後ろを振り向くと伊豆ヶ岳が見える
2010年08月07日 09:01撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 9:01
途中、後ろを振り向くと伊豆ヶ岳が見える
登り切ると前武川1003m。ここを下りまた登り返すと武川岳へ
2010年08月07日 09:41撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 9:41
登り切ると前武川1003m。ここを下りまた登り返すと武川岳へ
武川岳山頂1052m。それほど暑くはないが風がないのであまり涼しくない
2010年08月07日 09:59撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 9:59
武川岳山頂1052m。それほど暑くはないが風がないのであまり涼しくない
下りは名栗元気プラザ方面に降りて行く
2010年08月07日 10:26撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 10:26
下りは名栗元気プラザ方面に降りて行く
登山道は途中、右に曲がり林道に出て降りていくが曲がらずに尾根を真っ直ぐ降りてくると見晴台
2010年08月07日 10:36撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 10:36
登山道は途中、右に曲がり林道に出て降りていくが曲がらずに尾根を真っ直ぐ降りてくると見晴台
見晴台から尾根を降りてくると踏み跡が怪しくなる。尾根は風が吹いて涼しい〜〜
2010年08月07日 10:40撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 10:40
見晴台から尾根を降りてくると踏み跡が怪しくなる。尾根は風が吹いて涼しい〜〜
もう、道はなく急坂の杉林をひたすら東に向かって尾根を降りて行く。
2010年08月07日 10:53撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 10:53
もう、道はなく急坂の杉林をひたすら東に向かって尾根を降りて行く。
未舗装の荒れた林道が下に見えてくるが、林道までは崖で降りるのが大変。半そでTシャツだったので腕が草でキズだらけに・・
2010年08月07日 10:57撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 10:57
未舗装の荒れた林道が下に見えてくるが、林道までは崖で降りるのが大変。半そでTシャツだったので腕が草でキズだらけに・・
林道からまた急坂の杉林をズルズル滑りながら降りる(踏み跡は無い)。汗ダクダク’’’
2010年08月07日 11:04撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 11:04
林道からまた急坂の杉林をズルズル滑りながら降りる(踏み跡は無い)。汗ダクダク’’’
急坂を降りると沢となり沢伝いに降りてくると大きな沢に合流し沢向かいの林道(オーグリ入)に出る
2010年08月07日 11:21撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 11:21
急坂を降りると沢となり沢伝いに降りてくると大きな沢に合流し沢向かいの林道(オーグリ入)に出る
綺麗な黒アゲハ蝶〜〜がいた
2010年08月07日 11:27撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 11:27
綺麗な黒アゲハ蝶〜〜がいた
林道終点は武川登山口となっている。
2010年08月07日 11:27撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 11:27
林道終点は武川登山口となっている。
登山口にはカーブでスピンしてぶつかったばかりの車が放置されていた(後からレッカー車で運ばれていった)
2010年08月07日 11:28撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 11:28
登山口にはカーブでスピンしてぶつかったばかりの車が放置されていた(後からレッカー車で運ばれていった)
永井谷林道から左の登山道に入り伊豆ヶ岳へ
2010年08月07日 11:40撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 11:40
永井谷林道から左の登山道に入り伊豆ヶ岳へ
登山道に入るとすぐに橋があり涼しい沢が・・・汗を沢で流して暫し休息。
2010年08月07日 11:41撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 11:41
登山道に入るとすぐに橋があり涼しい沢が・・・汗を沢で流して暫し休息。
長岩峠。ここで正丸峠からの登山道と合流
2010年08月07日 12:14撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:14
長岩峠。ここで正丸峠からの登山道と合流
急な階段をひたすら登る。(階段は登りずらいので左側を登る)
2010年08月07日 12:23撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:23
急な階段をひたすら登る。(階段は登りずらいので左側を登る)
登り切ると五輪山の広場。ここから少し降りていくと男坂と女坂の分岐へ
2010年08月07日 12:27撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:27
登り切ると五輪山の広場。ここから少し降りていくと男坂と女坂の分岐へ
なぜが今日は人がほとんどいなく、時間もたっぷりあるので男坂を行くことに。「登るな」とは書いておらず「自己責任で」と・・・当然だ
2010年08月07日 12:36撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:36
なぜが今日は人がほとんどいなく、時間もたっぷりあるので男坂を行くことに。「登るな」とは書いておらず「自己責任で」と・・・当然だ
とりあえず下から見上げる・・・やはりかなり急だ・・
2010年08月07日 12:37撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:37
とりあえず下から見上げる・・・やはりかなり急だ・・
登り始めると結構足がかりがあり鎖を使わなくても3点支持で登っていけそう。
2010年08月07日 12:39撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:39
登り始めると結構足がかりがあり鎖を使わなくても3点支持で登っていけそう。
一見、足がかりがなくなるが、よ〜く見ていくと足がかりが見つかる。
2010年08月07日 12:40撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:40
一見、足がかりがなくなるが、よ〜く見ていくと足がかりが見つかる。
まだまだ上に岩場がある
2010年08月07日 12:42撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:42
まだまだ上に岩場がある
なんとか鎖を一回も掴まずに上まで登ってこれた(ここは最初から鎖を頼って登ると足がかりが無さそうに見えるが探しながら登ると結構鎖無しでも登れる)
2010年08月07日 12:43撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:43
なんとか鎖を一回も掴まずに上まで登ってこれた(ここは最初から鎖を頼って登ると足がかりが無さそうに見えるが探しながら登ると結構鎖無しでも登れる)
岩場の最ピークは景色も良く風があり気持ちいい。 誰かが手袋を忘れていた(たぶん岩場を登りきりホッとして手袋を脱いだのであろう)
2010年08月07日 12:49撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:49
岩場の最ピークは景色も良く風があり気持ちいい。 誰かが手袋を忘れていた(たぶん岩場を登りきりホッとして手袋を脱いだのであろう)
岩場のピークは非常に景観が開けて綺麗!!
2010年08月07日 12:49撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:49
岩場のピークは非常に景観が開けて綺麗!!
武川岳、焼岳、二子山そして後ろに武甲山などが見渡せる
2010年08月07日 12:49撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:49
武川岳、焼岳、二子山そして後ろに武甲山などが見渡せる
伊豆ヶ岳山頂手前の広場。。。 いつもはこの時間(12:40)人がいっぱいのはずだが・・・・
2010年08月07日 12:52撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:52
伊豆ヶ岳山頂手前の広場。。。 いつもはこの時間(12:40)人がいっぱいのはずだが・・・・
伊豆ヶ岳山頂(851m)気持ちイイ〜〜。。が本当に誰もいない。みんな暑いから今日はどっか涼しい所に行った???
2010年08月07日 12:54撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 12:54
伊豆ヶ岳山頂(851m)気持ちイイ〜〜。。が本当に誰もいない。みんな暑いから今日はどっか涼しい所に行った???
山伏峠、天目指峠分岐。山伏峠へ降りる
2010年08月07日 13:30撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 13:30
山伏峠、天目指峠分岐。山伏峠へ降りる
5本くらいの大きな杉の倒木が登山道に。道を歩くのに支障はなくかわしていける
2010年08月07日 13:39撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 13:39
5本くらいの大きな杉の倒木が登山道に。道を歩くのに支障はなくかわしていける
山伏峠の鳥居
2010年08月07日 13:53撮影 by  COOLPIX S710, NIKON
8/7 13:53
山伏峠の鳥居
撮影機器:

感想

今年の春から飛龍-雲取、小菅-大菩薩、両神山(七滝沢)、甲武信ヶ岳-三宝と登り、段々と自分の体力を超える山登りを目指すようになって来た為、今回は改めて山登りを見直すことにしました。
自分の体力以上の山登りをすると、登った後の達成感は非常にあり満足するのだが、登り降りしている時の歩く楽しみが段々とピークハントの為の過程でしかなくなり、更なる体力以上(膝が悲鳴をあげてる)の山行や難易度の高い山を目指すようになって来ていた。
今回は何度も登りなれている武川岳と伊豆ヶ岳をゆっくり楽しみながら登ることを目的にした。
ある程度道も知っているしゆっくり休みながらでも5時間程度で回ってこれるコースである。
今回の山行は地理的安心感と時間的余裕と体力的な余力が常にあり、歩いて「登る」「降りる」ことを十分楽しめる山行となった。
これからもただ高い山や難易度が高い山登りを目指すのではなく、山登りそのものが楽しめ、あまり長時間ではない(膝が悲鳴をあげない)余裕のある山行をしていこうと思っています。(たま〜には高い山にも・・・・)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2158人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 奥武蔵 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら