滝ノ上発・周回縦走-三ツ石〜大白森〜乳頭山
- GPS
- 21:02
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 2,507m
- 下り
- 2,500m
コースタイム
- 山行
- 11:52
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 13:10
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:40
天候 | 晴れ〜曇り〜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
曲崎山山頂〜大沢森区間はヤブ化が進行していて道が分かり難いです |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
ポール
マット
シェラフ
|
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感想
前日に岩手山(御神坂〜網張)縦走をしてからスーパーで食料調達した後に滝ノ上駐車場で車中泊して翌早朝縦走登山に出発しました。
近年は紅葉時期に毎年岩手山から裏岩手や秋田駒周辺を縦走登山しています。
台風17号(熱帯低気圧)の進路が心配でしたが前半は良い天気予報のため前半目当てに出かけました。
予報どおり前半は好天でしたが後半は雨天のため予定を早く切り上げて下山しました。
今回歩いたルートは昨年歩いたルートと7〜8割が重複するルートでした。
昨年は八瀬森分岐の先で刈払いされていましたが曲崎山以降は全く刈払いされていませんでした。
もしかしたら曲崎山以降の刈払いは今年行われるのではと期待して今年ももう一度歩いてみようと考えました。
ただ残念ながら今年も曲崎山以降の刈払いは行われていませんでした。
しかし昨年は大白森周辺が相当なヤブ道でしたが今年は綺麗に刈払いされて格段に歩き易くなっていました。
八瀬森分岐から鶴の湯分岐までの長距離縦走区間は20km弱あります。そのうち約半分(?)は笹ヤブ区間でそれなりに刈払いの手入れが必要と思います。
多分毎年計画的に刈払い区間を計画して実施していると思いますが作業距離が長過ぎるため利用者の少ない部分は後回しにせざるを得ないのではと推測します。
私は八瀬森分岐から大白森山荘までは過去4〜5回歩いていますが過去には1度も出会った人はいませんでした。
あくまで推測ですが八瀬森〜大白森区間の利用者は年間100人前後ほどではないかと思います。
ところが今回初めて3人組の登山者と曲崎山山頂で出会いました。
丁度曲崎山山頂以降のヤブ道の進路に悩んでいる様子でした。
この日の宿泊地が私と同じ大白森山荘という事で私が少しの間ヤブ道を先導する事にしました。
500mほどヤブ道を進みある程度ヤブの終わりが見えてきて大石が敷かれた道の様な所まで来て進路が分かり難くなりました。
3人組と私とで手分けして進路を探し3人組の方が先に進路を見つけた様でした。
私は3人組と少し離れていて更に私の方は体力の消耗が激しい状態でした。
3人組のルート発見の声かけは聞こえましたが私は3人組に相当遅れて進む事になりました。
その後も2度ほど水分と栄養補給と休憩をとり更に一部で道迷いもあり大白森山荘への到着は夕闇が進行した18時少し過ぎになりました。
先に到着していた3人組も17時半頃の日暮れの時間帯だったとの事で互いに労をねぎらい合う一日になりました。
3人組は女2人と男1人の組合せで八幡平山頂を出発して明日は乳頭温泉で登山終了計画との事です。
私より少し若い様に感じましたが体力は私よりも優れている印象でした。
3人組に明日の天気を尋ねると明日は昼頃から雨模様になるとの事でした。
当初は2泊3日の縦走計画を立てましたがヤブ歩きによる体力消耗と明日の天気悪化を考慮して1泊2日で登山終了する計画に変更する事にしました。
そして翌日5時過ぎに大白森山荘を出発して蟹場分岐を8時過ぎに通過後に天気は曇りから雨に変わりました。
更に乳頭山頂に進むほど風速が強まって悪天候度が増してきました。
それでも山頂を下り進む毎に悪天候度は徐々に沈静化して滝ノ上駐車場に着く頃には雨や風は相当収まっていました。
今回の登山では失敗からの学びが2点ありました。
1点目はヤブ道での進路選択です。
私は曲崎山頂からの下りと大白森山荘からの登りで同じ失敗をしました。
どちらもヤブから大石が敷かれた道に変わる場所で間違えました。
通常は大石が敷かれていると石を伝って進んで良い場合が多いです。
しかし何れも大石の脇に巻く道が付けられていました。
あくまで推測ですが数十年前は大石の敷いた道が登山道だったと思われます。
しかし危険が多い等の何らかの理由で大石から分かれて巻く道が新たな登山道として付け替えられたと思われます。
昔の大石が残る道は進む毎に古びた竹ヤブ等が現れ出します。
旧道は利用されない痕跡が徐々に増え出すので早めの気付きが大切と感じました。
2点目は雨天時の滑り転倒の抑制です。
今回の雨天時の歩行では多種類の滑り転倒をしました。
石の少しの傾き上での滑り転倒、粘土道での転倒、木の根の上で足を滑らす転倒、笹の落ち葉の上の転倒、その他にも転倒しそうになる事がありました。
転倒の最大要因は疲労による足運びの不注意だと思います。
足が疲れてくると無意識に楽な足運びを行いがちです。
つまり足が滑る様に足運びする事が増え出します。
雨天で滑り易い時ほど足を垂直に着地しなければいけないですが楽に着地しようと足を前に差し出す様に足を運んでしまいます。
意識はしていても疲労が溜まると身体が反応し辛くなる事をとても痛感しました。
今後注意しようと思いますが結構難しい事かもしれません。
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