ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7328693
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

栗駒山の紅葉(東北遠征4)

2024年10月05日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岩手県 宮城県
 - 拍手
京極堂 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:25
距離
6.8km
登り
509m
下り
497m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:32
休憩
0:52
合計
6:24
距離 6.8km 登り 509m 下り 497m
6:34
139
8:53
8:54
35
9:29
24
10:08
10:50
11
天候 曇り(時々霧雨でしたが止みました)
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
前沢SAから車で約1時間ほどで、「いこいの村栗駒跡地臨時駐車場」に着きます。そこからバスで10分ほどで「いわかがみ平駐車場」へ着きます。この時期だけ一人500円の協力金が必要です。臨時駐車場には簡易トイレがあります。
コース状況/
危険箇所等
東栗駒コースは、泥濘んでおり、沢をすこし登りますので、注意が必要ですが、その沢を過ぎれば、穏やかな登山道になります。ただし、この時期の栗駒山は、少し雨が降っていようが、たくさんの方が登ってくるので、ゆっくり登っているとバスのせいか定期的に、どっと後ろから追われる状態になります。
その他周辺情報 ・栗駒山麓ジオパークビジターセンター(無料で見学できて、栗駒山の災害も含めた歴史が学べ、旧小学校の体育館に設置された大きなスクリーンで、5分おきに上映される映像を見ると、栗駒山の紅葉が神の絨毯と呼ばれるのを再認識できます)
・石ノ森章太郎ふるさと記念館(車で1時間ほどかかりますが、行きたかったところなので。特別企画展のサイボーグ009展のため、大人700円、JAF割引あり、駐車場あり)
臨時駐車場から
2024年10月05日 06:07撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
9
10/5 6:07
臨時駐車場から
東栗駒コースから登っていきます。泥濘んでいますので慎重に。
2024年10月05日 06:35撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
2
10/5 6:35
東栗駒コースから登っていきます。泥濘んでいますので慎重に。
ここで少し渋滞となっています。
2024年10月05日 08:02撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
5
10/5 8:02
ここで少し渋滞となっています。
慎重に渡っていきますが、カミさんは片足を沢にハマりました。
2024年10月05日 08:04撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
10/5 8:04
慎重に渡っていきますが、カミさんは片足を沢にハマりました。
振り向くと木々が色づいています。
2024年10月05日 08:09撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
10/5 8:09
振り向くと木々が色づいています。
ここからでも、上の方の紅葉が凄そうなのがわかります。
2024年10月05日 08:11撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
9
10/5 8:11
ここからでも、上の方の紅葉が凄そうなのがわかります。
暑くて、とっくに上着を脱いでいます。
2024年10月05日 08:19撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
10/5 8:19
暑くて、とっくに上着を脱いでいます。
曇っているので、登山道脇の紅葉をパチリ。
2024年10月05日 08:25撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
11
10/5 8:25
曇っているので、登山道脇の紅葉をパチリ。
「東栗駒山」山頂です。霧雨が降っていました。
2024年10月05日 08:37撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
10/5 8:37
「東栗駒山」山頂です。霧雨が降っていました。
・・・が、ガスが抜けていきます。
2024年10月05日 08:41撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8
10/5 8:41
・・・が、ガスが抜けていきます。
この瞬間を逃すまいと必死にシャッター。
2024年10月05日 08:41撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
10/5 8:41
この瞬間を逃すまいと必死にシャッター。
お!お!お!
2024年10月05日 08:42撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
10
10/5 8:42
お!お!お!
一面に錦の絨毯が現れる。
2024年10月05日 08:42撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
11
10/5 8:42
一面に錦の絨毯が現れる。
雨も止んでいる。
2024年10月05日 08:42撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
10/5 8:42
雨も止んでいる。
それにしても、広大な絨毯だ。
2024年10月05日 08:42撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
9
10/5 8:42
それにしても、広大な絨毯だ。
嗚呼、ガスがまた上がってくる。
2024年10月05日 08:47撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
10/5 8:47
嗚呼、ガスがまた上がってくる。
もっと見たいんだが・・・
2024年10月05日 08:47撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8
10/5 8:47
もっと見たいんだが・・・
それでも粘ってここで待つ。
2024年10月05日 08:48撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8
10/5 8:48
それでも粘ってここで待つ。
いやー、青空もちらっと見えるんだが・・・
2024年10月05日 08:48撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
10/5 8:48
いやー、青空もちらっと見えるんだが・・・
まだまだ、粘って見てみる。
2024年10月05日 08:49撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
10/5 8:49
まだまだ、粘って見てみる。
ガスが上がったり、下がったり。
2024年10月05日 09:00撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
9
10/5 9:00
ガスが上がったり、下がったり。
錦繍の山へ向かいます。
2024年10月05日 09:01撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8
10/5 9:01
錦繍の山へ向かいます。
ガスの切れ間にパチリ。
2024年10月05日 09:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8
10/5 9:08
ガスの切れ間にパチリ。
なんて美しい山なんだ。
2024年10月05日 09:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
10
10/5 9:08
なんて美しい山なんだ。
美しい山に見惚れる。また霧雨が降ってきたので上着を羽織ってる。
2024年10月05日 09:16撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
10
10/5 9:16
美しい山に見惚れる。また霧雨が降ってきたので上着を羽織ってる。
「栗駒山」山頂です。ガスガスと霧雨で何も見えません。
2024年10月05日 10:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
11
10/5 10:08
「栗駒山」山頂です。ガスガスと霧雨で何も見えません。
下山中ガスガスなので、そばの黄葉を撮る。
2024年10月05日 11:15撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4
10/5 11:15
下山中ガスガスなので、そばの黄葉を撮る。
雨に濡れた紅葉も撮ります。
2024年10月05日 11:25撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
11
10/5 11:25
雨に濡れた紅葉も撮ります。
この時期にウメバチソウ?
2024年10月05日 11:40撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
7
10/5 11:40
この時期にウメバチソウ?
お、ガスの切れ間が・・・
2024年10月05日 11:45撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
10
10/5 11:45
お、ガスの切れ間が・・・
また最高の絨毯が見えてきました。
2024年10月05日 11:49撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
8
10/5 11:49
また最高の絨毯が見えてきました。
たくさんの方々が、整備された最短コースで登っていきます。
2024年10月05日 11:52撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
10/5 11:52
たくさんの方々が、整備された最短コースで登っていきます。
東北の紅葉はレベルが違いますね。
2024年10月05日 11:53撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
9
10/5 11:53
東北の紅葉はレベルが違いますね。
本当に「神の絨毯」です。
2024年10月05日 11:53撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
14
10/5 11:53
本当に「神の絨毯」です。
荘厳な色使いの山と喧騒の中をあとにします。
2024年10月05日 12:33撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
10/5 12:33
荘厳な色使いの山と喧騒の中をあとにします。
帰ってきました。くりこま高原駅(新幹線)からのバスも駐まっています。
2024年10月05日 13:08撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4
10/5 13:08
帰ってきました。くりこま高原駅(新幹線)からのバスも駐まっています。
♪赤いマフラー、なびかせて。進めサイボーグ、我らの勇姿・・・
2024年10月06日 09:56撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
9
10/6 9:56
♪赤いマフラー、なびかせて。進めサイボーグ、我らの勇姿・・・
生家には仮面ライダー1号が・・・なんかちょっと違う(映画版だそうです)
2024年10月06日 11:28撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
11
10/6 11:28
生家には仮面ライダー1号が・・・なんかちょっと違う(映画版だそうです)

装備

個人装備
速乾性長袖シャツ 速乾性ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 レジャーシート GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス 手ぬぐい ツェルト 雨具 ソフトシェルの上着

感想

東北遠征もいよいよクライマックス。最後の仕上げとして選んだのは、やはり「栗駒山」。東北の紅葉といえば必ずと言っていいほど名前が挙がる名峰だ。本当は平日に登りたかったが、天気予報が味方してくれず、登れそうな日は土曜日しかないとわかった。激混みを覚悟し、車中泊後の早朝4時半に出発した。

臨時駐車場に着くと、始発のバスからすでに行列ができていた。幸いにも、2回目のバスに乗り込むことができ、いわかがみ平へ向かう。多くの登山者が最短コースを目指す中、僕たちは少し回り道の東栗駒山経由の登山道を選んだ。このコースは、泥濘んでいたり、沢を渡ったりと決して楽ではないが、その分登山の醍醐味がある。歩き始めの気温は12℃前後。登りながらソフトシェルを脱いだが、東栗駒山山頂へ近づくと気温は10℃まで下がり、霧雨も降ってきた。再び上着を羽織ると、まるで祈りが通じたかのように、ガスが消えていき、「神の絨毯」が目の前に現れた。

東北特有の森林限界を超えた広大な山肌が、すべて紅葉に染まっている。黄色を基調とした栗駒山の紅葉は、まさに錦繍の絨毯だった。三ツ石山の赤とはまた違った美しさが、山全体を包み込んでいた。言葉では言い表せないほどの景色が広がり、その瞬間に息を呑んだ。

山頂近くでは、ガスと霧雨、そして大勢の人々が押し寄せていたが、何とか食事ができる場所を見つけ、再びカップヌードルで腹を満たす。温かさが体の芯に沁みていく。下山中、ガスが途切れ、その美しい絨毯を何度も眺めることができた。東北遠征の締めくくりとして、これ以上ないフィナーレだ。

下山後、いわかがみ平の栗駒レストハウスでは靴を洗えるブラシが備え付けられていて、泥まみれの登山靴をきれいに洗えたのは助かった。その後は「ホテルルートイン登米」で連泊し、体を癒す。ここの朝食は美味しく、地元のレストラン「鉄兵衛」も1,500円ほどでボリューム満点の料理が楽しめた。特に味噌ドレッシングが印象的で、この地方特有のものなのだろう。妻が頼んだ味噌煮込みうどんは、赤味噌ではなく、ただの鍋焼きうどんだったけれど。

東北道、北関東道、関越道、上信越道、長野道、そして中央道を経て、岐阜へと帰る途中、菅生PAや安達太良SAでお土産を物色。「萩の月」が売っていたのは嬉しい誤算だった。そして、岩手のお土産としては「ごま摺り団子」よりも「かもめの玉子」の方が食べやすくて美味しいかもしれない。サービスエリアでは前沢SAの「めかぶラーメン」は珍しく、吾妻PAの「喜多方ラーメン(あっさり)」はあっさりなのにスープの味付けが濃く、姥捨SAの「山賊焼き定食」1,170円は、ボリュームあって美味しく、朝定食の豚汁600円は、お腹に染みて満足できた。

総車用走行距離は2,370km、10泊11日の旅。東北の紅葉の美しさを余すことなく堪能できた。この長距離ドライブも、山を登るという目的があったからこそ成し遂げられた。登山を始める前なら、紅葉だけを目的にここまでの距離を走ることはなかっただろう。でも今なら、山が待っているなら、どんな距離でも走れる。歳を重ね、体力が衰えた今だからこそ、体が達者なうちに登れる山々を登りたい。その思いが、この遠征の一番の収穫かもしれない。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:197人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
栗駒山 (東栗駒コース〜中央コース周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら