秋晴れの金剛山／妙見谷〜山頂売店〜中葛城山〜千早峠

2024年10月06日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.6km
• 登り: 845m
• 下り: 720m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:20

8:20 金剛登山口バス停
9:10 妙見滝
12:00 九合目（千早本道）
12:10 金剛山山頂トイレ
12:50 転法輪寺
13:00 金剛山
13:10 一の鳥居
13:20 大阪府最高地点
13:30 伏見峠
14:10 久留野峠
15:00 高谷山
15:30 千早峠
16:40 千早ロープウェイバス停／金剛山ロープウェイ前バス停

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JRと南海電車で河内長野駅へ
河内長野駅前〜金剛登山口：南海バス
金剛山ロープウェイ前〜河内長野駅前：南海バス
南海電車とJRで自宅へ

コース状況／危険箇所等

●妙見ノ滝手前までは、林道と踏み跡がある。妙見ノ滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見ノ滝は、左岸に巻き道あり。妙見ノ滝から上流は、沢歩きとなる。標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。
●2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。
●上流部の標高860m辺りから、倒木と土砂や小石が堆積した上に水が流れる、やや幅の広い、開放的な谷となる。頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。
●標高920mに、崩落した谷の跡が現れる。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。しかし、手前にトラロープが張られ、ここから先に行くなと無言の内に警告している。
●このトラロープの右側に、ややか細いながら、水の流れる谷の入口が見える。実は、こちらが本流だ。これを、登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。
●妙見谷は、途中に土石流の跡らしきものや、上流部の、浮石の多いガレた谷を登らねばならない。大雨の降った翌日などは、崩落の危険があるので注意を要する。

写真

10/6 11:03

妙見ノ滝手前、木が倒れ、青空が覗いている・・

10/6 11:04

谷に折り重なる倒木・・

10/6 11:07

倒木の向こうに、妙見ノ滝が見えてくる・・

10/6 11:09

滝つぼが、倒木と土砂に埋もれた妙見ノ滝・・

10/6 11:10

落ち口の向こうに、朝日が輝く・・

10/6 11:14

左岸を巻いて、滝の上流の谷に降り立つ・・

10/6 11:14

振り返ると、滝の落ち口に、日が射して輝いている・・

10/6 11:15

両岸に山の迫る、暗い谷を溯る・・

10/6 11:26

所どころにある、人の背丈ほどの小滝を乗り越えていく・・

10/6 11:34

倒木の引っ掛かった小滝を越えると・・

10/6 11:36

谷の奥に、大きな滝が見えてくる・・

10/6 11:37

渓流には、シラネセンキュウが花盛りだ・・

10/6 11:41

手前に4mほどの滝、奥にもう一つの滝が見えている・・

10/6 11:42

滝に近づく・・

10/6 11:42

滝つぼに近づくと、水しぶきが跳ね返り、服を濡らす・・

10/6 11:42

滝つぼに落ちる水・・

10/6 11:43

水に濡れながら、流れの向こうに渡り、滝の左側の岩を這い上がる・・

10/6 11:43

滝の落ち口の上の景色が見えてくる・・

10/6 11:44

滝の水流を横目で見る・・

10/6 11:45

滝つぼへ落ちる水の流れを見下ろす・・

10/6 11:46

滝を這い上がると、奥に見えていた滝、およそ7mが姿を現わす・・

10/6 11:47

滝の上段・・

10/6 11:48

正面に廻って見る・・

10/6 11:48

滝の下段・・

10/6 11:49

流れの畔の砂に、シラネセンキュウ・・

10/6 11:50

10/6 11:50

正面から、二段の滝・・

10/6 11:53

滝に近づく・・

10/6 11:54

右側に廻って・・

10/6 11:54

見上げる・・

10/6 11:54

水しぶきが飛び散る・・滝の中ほど・・

10/6 11:54

滝の落ち口の上・・見上げる・・

10/6 11:55

滝の左へ廻って・・ぶら下がる古いザイル・・

10/6 11:57

その左手の岩に取り付き、這い上がる・・横目で見る滝・・手前の崖に、シラネセンキュウ・・

10/6 11:57

滝の水流をバックに、白い花が映える・・

10/6 11:58

岩を這い上がり、落ち口から流れ落ちる水流を見下ろす・・迫力がある・・

10/6 11:59

7m滝を乗り越えると、すぐ目の前に現れる、崖のような滝、5mほど・・

10/6 12:00

滝に近づく・・

10/6 12:00

落ち口から上を見上げる・・

10/6 12:00

すぐ前まで近づくと、水しぶきが降りかかる・・

10/6 12:01

滝つぼ・・

10/6 12:02

滝の右に廻って・・左岸を巻いていく・・

10/6 12:04

左岸を巻きながら、滝を見下ろす・・両手を離してシャッターを切る瞬間が恐い・・

10/6 12:04

あと少しで、滝の上だ・・

10/6 12:05

滝の落ち口の上に立ち、下を見下ろす・・

10/6 12:07

50m上流に、2つの滝・・

10/6 12:08

3mの滝・・左岸を巻く・・

10/6 12:09

4mの滝、細く切れ込んだ流れ・・これも左岸から・・

10/6 12:12

10m先に、もう一つの滝・・2mほどか・・

10/6 12:13

左岸を巻いて、上から滝を見下ろす・・

10/6 12:14

30m先に、幅広の斜瀑・・

10/6 12:16

流れの真ん中を、乗り越えていく・・

10/6 12:16

滝の最上段の、苔むした岩・・

10/6 12:20

流れの側に、シラネセンキュウ・・

10/6 12:20

小さな花の一つ一つが、繊細で美しい・・

10/6 12:21

ここにも、シラネセンキュウ・・花がまだ、開き切っていない・・

10/6 12:22

これは、イナカギク・・

10/6 12:22

派手ではないが、愛らしい花だ・・

10/6 12:23

シラネセンキュウ・・渓流の流れに、似合う・・

10/6 12:23

10/6 12:25

3段の滝・・下段の滝に、倒木が引っ掛かる・・

10/6 12:26

中段の滝・・

10/6 12:27

さらに、10m先に、もう一つの滝・・

10/6 12:28

滝の右を乗り越えながら、滝を見下ろす・・

10/6 12:30

50m先に、滝が見えてくる・・

10/6 12:32

6m斜瀑・・

10/6 12:33

今日は、流れの真ん中から、登ってみる・・

10/6 12:34

濡れるのを厭わなければ、意外と登れる・・

10/6 12:35

流れの両岸の、苔むした岩が、風情がある・・

10/6 12:36

滝の畔の岩に、緑の葉・・

10/6 12:36

滝の上段・・

10/6 12:37

最上段の滝の落ち口は、横を向いている・・

10/6 12:38

滝の落ち口・・

10/6 12:39

落ち口から、下を見下ろす・・

10/6 12:41

沢の中州に、満開のシラネセンキュウ・・

10/6 12:51

枯葉散る、渓流を、上から眺める・・

10/6 12:54

標高820m、倒木の突き刺さる滝・・

10/6 12:54

滝に近づくと、むき出しの岩肌が、荒々しい・・

10/6 12:55

滝の上流を見上げる・・

10/6 12:56

滝の左岸の岩に取り付いて、這い上がる・・岩の中段から、滝を見る・・

10/6 12:57

倒木の滝の上流に立つと、正面に、なだらかな斜瀑・・

10/6 12:57

流れの中を登っていく・・

10/6 13:08

標高850mを過ぎて、幅の広いなだらかな谷が続く・・

10/6 13:10

美しい渓流を、ゆっくりさかのぼる・・

10/6 13:10

頭上を蔽う自然林・・

10/6 13:17

頭上を蔽う木が無くなり、開けた明るい谷に、ナギナタコウジュ・・

10/6 13:21

花崗岩の岩肌がむき出しの、滑滝のような谷・・

10/6 13:26

さらに上へ登ると、大小の石の堆積した、ガレた谷に変わる・・

10/6 13:29

標高920m、7年前の台風による崩落でできた谷・・

10/6 13:32

振り返ると、谷の狭間に、秋らしい雲と青空・・遠くの山の稜線が覗く・・

10/6 13:33

詰めの谷の入口に、咲き残りのアケボノソウ・・

10/6 13:35

詰めの谷を登っていく・・

10/6 13:50

ヨシノアザミ・・

10/6 13:53

トリカブト・・めずらしく葉が青々としている・・

10/6 13:55

詰めの谷の頭上を蔽うブナ林・・

10/6 14:05

回数登山掲示板広場の、青空・・

10/6 15:03

山頂売店で昼食後、葛木神社裏手の崩落地を乗り越え、小鳥の餌場のブナ林へ・・

10/6 15:04

樹間から、葛城山が見える・・

10/6 15:23

崩落した斜面の開けた場所から、奈良県側の景色・・

10/6 15:23

青空と、秋らしい雲が、透き通るように感じる・・

10/6 15:30

ダイトレの道の脇に、アキチョウジ・・

10/6 15:52

地蔵の祠辺りの、静かな植林の森・・

10/6 15:53

落ち着いていて、いい雰囲気だ・・

10/6 16:32

中葛城山、山頂辺りから、振り返る青空・・

10/6 16:37

樹林の合い間から、奈良県五條辺りの景色が、眼下に見下ろせる・・

10/6 16:39

ここから見える、青空と、遠景の大峰山もいい・・

10/6 16:39

10/6 16:57

高谷山山頂から、富田林辺りの景色が覗く・・

10/6 17:45

千早峠を過ぎて、五條林道へ・・林道脇のアケボノソウ・・

10/6 17:51

コウヤボウキの花を見つけた・・

10/6 17:57

アケボノソウは花盛りだ・・

10/6 18:10

ミカエリソウは、もう終わり・・

10/6 18:31

バス停へ向かう舗装路脇に、コウガギク・・

撮影機器：

DMC-FT4 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ 軍手 ゲイター

感想

arajin

　もう10月だというのに、秋の冷たい空気には程遠い気温が続く。しかし、日の出は着実に遅くなり、朝8時30分に妙見谷に入っても、狭い谷の沢沿いは、まだ薄暗く感じる。
　8月初めに妙見谷を歩き始めて、もう何回、この沢を歩いたかわからない。それでも、他の道を歩くより、ずっと新鮮な感動と、心地よい緊張感を味あわせてくれる。ほとんど誰も歩かない妙見谷は、静けさを独り占めできる、私だけのプライベート空間だ。