涸沢往復紅葉狩り
- GPS
- 09:04
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,012m
コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:04
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あかんだな駐車場から上高地バスターミナルまではシャトルバス利用。往復¥2050。この時期日曜の始発バスは5:20発、上高地5:55着でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
横尾まではひたすら梓川左岸を林道歩き。明神館、徳澤園、横尾山荘と歩きに飽きるころに出てくるのが励みに。 横尾のつり橋を渡ると登山道へ。ふてぶてしい猿がたくさんいました。屏風岩を横目に横尾谷は軽い登り坂。本谷橋を渡ってからやや斜度のある樹林帯の登山道となります。屏風の頭を回り込むと南向きの登山道は明るく、涸沢ヒュッテ手前は涸沢沿いの岩場歩きの後、石畳道となります。。 |
写真
装備
個人装備 |
ガイド地図
コンパス
保険証
飲料水(2L)
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
医薬品
タオル
携帯電話
計画書
雨具
時計
非常食
熊鈴
ヘッドランプ
ロールペーパー
ザック
Tシャツ替え
長袖ジャケット
車
|
---|---|
備考 | 歩き疲れる。ソールの柔らかい靴だとそれなりにしんどい。 |
感想
紅葉狩りに行こうと思ったのが始まり。
三年前、ものすごい紅葉の当り年に尾根筋に降った雪と青空をいれた涸沢カールで撮られた写真をみてから、一度でいいから涸沢カールの紅葉を見てみたいと思ってました。
10月頭の週末、爆弾低気圧も過ぎて、予報は晴れが続く。3日は仕事だったけど、4日はおやすみ。横尾経由での涸沢カール往復なら日帰りのレコもあるし始発で行けば、日帰りできるかも。ちゅうことで3:30に出発、5時過ぎにあかんだな駐車場へ。
駐車場について、すぐ靴を履き替えバス停に行くと、上高地への始発バスは満員ながらも乗ることができました。当たり前にみんな登山装備。
上高地バスターミナルでトイレを済ませて、まずは横尾までの林道歩き。天気はどうよ!?と河童橋から穂高連峰を望むものの、うーん微妙。晴れてはいないな、雲間から日は射しているから雲は薄い、この後から晴れることを期待しよう。いずれにせよ、早い時間に着くのほうがいいのは間違いない。
平坦な林道歩きが長いことからソールが柔らかめの軽登山靴で来たこともあり横尾までは順調に早歩き。
横尾からは登山道になり登り斜面も出てきます。横尾谷左岸を屏風岩を回り込むように歩くと逆光で輝く紅葉がきれいで立ち止まって撮影する方も多く徐々に道が混み始めてきました。道が狭いのと、本番はこの先と考えて撮影はしませんでしたが、この辺りから本格的に雲が晴れてきて、逆光に輝く紅葉は本当にきれいでした。
本谷橋付近とその先の急坂では涸沢からの下山の方との行き違いも増えてきてかなり渋滞。この時、本谷橋付近で休憩すべきだった。狭い道で前後がつまるとなかなか休憩できず、気が付いたら上高地から3時間近くぶっ通しで歩いてた。さすがに本谷橋を過ぎた登りで足がつりそうになったので、少し道を外れて一旦給水。その後はペースが落ちますが、それでも行く方向が南向きになり明るい涸沢沿いの道となると俄然やる気になる。
やがて行く手に前穂高の尾根や右側に北穂高岳の稜線が見えてくると、周囲はまさに紅葉真っ盛り。前も右も左も後ろも一面の紅葉。涸沢沿いはナナカマドの赤が鮮やかで、これが目的とはいえ見事です。紅葉の向こうに目的地だった涸沢ヒュッテの幟が見えると、腹も減ってきてたのもあって嬉しかった。
そして涸沢ヒュッテから望む涸沢カール。
時期としては少し遅かった、稜線の背後から盛んにガスも湧いてて、一面の青空バックとはいきません。それでも、始めて目の当たりにした涸沢カールの紅葉には感激しました。あれは天国ですね。
(まぁ、画像にすると、もっともっと美麗な涸沢カールをたくさんの方が撮ってらっしゃるんですが。)
ひとしきり撮影し、涸沢ヒュッテで名物のおでんをつまんだ後、帰路につきます。 パノラマコースの分岐を見るとそそられますが、ここまでの登りの岩場でも心許なかった軽登山靴では無茶だろうと、元来た道を歩き通します。
林道歩きに飽き飽きして、足の裏にマメができかけたころに上高地にたどり着きました。
河童橋から望む吊尾根を見ながら、さっきまであの反対側にいたんだと思うと不思議な気持ちになりました、ピーク踏んでないんだけどこの疲労感なんだろな。(←日帰りで往復するには、この林道は冗長すぎる。)
紅葉時期の涸沢カール、次は泊まりでピークハントも絡めてやりたいですね。
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