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Yamareco

記録ID: 7334581
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

磁気嵐に遭遇?小蓮華山・白馬乗鞍岳(蓮華温泉から往復)

2024年10月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:33
距離
15.7km
登り
1,504m
下り
1,515m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:00
休憩
1:18
合計
9:18
5:30
5:31
83
6:54
6:55
61
7:56
7:57
42
8:39
8:40
44
9:24
9:34
42
10:16
10:21
33
10:54
11:06
26
11:32
30
12:02
12:47
44
13:31
13:33
60
14:33
7
14:41
ゴール地点
修正前の記録は山行7:52、休憩1:25、計9:17、距離18.1km、登り1828m、下り1842m。らくルートの計画では山行9:48、休憩1:00、計10:48、距離15.4km、登り1450m、下り1454m。あまりにも違いが大きかったので、ログのデータでおかしな点を100点ほど削除しました。
天候 曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道148号平岩から蓮華温泉までの県道505号は全区間舗装道路ですが、後半20kmは幅の狭い対向の難しい道で、特に冬季閉鎖ゲートから先は曲がりくねっています。これまで走ったことのある難路に比べるとまだ良い方かもしれませんが、とにかく長いので疲れました。駐車場は70台ほど停められて綺麗なトイレあり。蓮華温泉宿泊者、山小屋宿泊者、登山者の車で、木曜夜にもかかわらず50台近くの車がありました。現在駐車場拡張工事中のようで、来年になればさらに数十台は停められるでしょう。登山ポストはトイレのところにあります。
コース状況/
危険箇所等
[蓮華温泉〜白馬大池]
 難所と言えるような場所はなく、急登もなく歩きやすい道でした。
[白馬大池〜小蓮華山]
 ヤマレコの危険度でCとなっていたのでどんな道かと思ったら、ガレた道でした。ガレているといっても、石どうしが嚙み合ってズレる心配もなく、花崗閃緑岩も滑りにくいです、白馬岳に行くメインルートらしく歩きやすい道でした。
[白馬大池〜白馬乗鞍岳]
 白馬大池の背後にある少し古めの溶岩ドームの1つを登るので、なだらかながら岩だらけです。黒っぽい玄武岩質安山岩の溶岩で、風化して少し丸みを帯びているので、滑ったり挫いたりしないか緊張して一番速度が落ちました。メインルートの栂池から多くの人がここを通るわけですが、初級者の人は距離は長いものの蓮華温泉からの道のほうが断然歩きやすいんじゃないでしょうか。
その他周辺情報 コンビニは北陸道糸魚川ICを下りて最初に現れるセブンイレブン以降ないので、買い物する場合は要注意。
出発して1時間半、天狗の庭に来ました。雪はまだですが、白い谷筋と紅葉の彩りが美しい。
2024年10月11日 06:53撮影 by  SH-RM19s, SHARP
10/11 6:53
出発して1時間半、天狗の庭に来ました。雪はまだですが、白い谷筋と紅葉の彩りが美しい。
ここから糸魚川方向に見える山というと、石灰岩の山である青海黒姫山とか明星山?
2024年10月11日 06:54撮影 by  SH-RM19s, SHARP
10/11 6:54
ここから糸魚川方向に見える山というと、石灰岩の山である青海黒姫山とか明星山?
草紅葉の草原に出たと思ったら
2024年10月11日 07:55撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 7:55
草紅葉の草原に出たと思ったら
すぐに白馬大池と白馬大池山荘。背後は白馬乗鞍岳。
2024年10月11日 07:56撮影 by  SH-RM19s, SHARP
10/11 7:56
すぐに白馬大池と白馬大池山荘。背後は白馬乗鞍岳。
トイレはまだ大丈夫そうなので、そのまま先に進みます。しかし、またも雲がかかってしまいました。
2024年10月11日 08:05撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 8:05
トイレはまだ大丈夫そうなので、そのまま先に進みます。しかし、またも雲がかかってしまいました。
しばらく登ると白馬大池を見下ろせるようになりました。
2024年10月11日 08:17撮影 by  SH-RM19s, SHARP
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10/11 8:17
しばらく登ると白馬大池を見下ろせるようになりました。
行く手は雲の中。風も出てきて寒くなってきたのでフリースを着こみます。
2024年10月11日 08:42撮影 by  SH-RM19s, SHARP
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10/11 8:42
行く手は雲の中。風も出てきて寒くなってきたのでフリースを着こみます。
アップダウンの繰り返し。今度こそ小蓮華山かな?
2024年10月11日 09:04撮影 by  SH-RM19s, SHARP
10/11 9:04
アップダウンの繰り返し。今度こそ小蓮華山かな?
登頂。2776mは新潟県最高峰です。
2024年10月11日 09:25撮影 by  SH-RM15, SHARP
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10/11 9:25
登頂。2776mは新潟県最高峰です。
なんだ?銅剣?
2024年10月11日 09:26撮影 by  SH-RM19s, SHARP
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10/11 9:26
なんだ?銅剣?
白馬岳方面は雲がかかってよく見えない。
2024年10月11日 09:28撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 9:28
白馬岳方面は雲がかかってよく見えない。
下山を開始。一瞬青空が見えた隙に小蓮華山をパチリ。
2024年10月11日 09:37撮影 by  SH-RM15, SHARP
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10/11 9:37
下山を開始。一瞬青空が見えた隙に小蓮華山をパチリ。
あれが白馬岳かなぁ?分かんないや。この後すぐ真白になって同定できず。
2024年10月11日 09:37撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 9:37
あれが白馬岳かなぁ?分かんないや。この後すぐ真白になって同定できず。
シラタマノキが小っちゃなぼんぼりみたい。
2024年10月11日 09:44撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 9:44
シラタマノキが小っちゃなぼんぼりみたい。
復路は船越ノ頭に寄って
2024年10月11日 10:15撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 10:15
復路は船越ノ頭に寄って
近場は見えるので、紅葉を
2024年10月11日 10:16撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 10:16
近場は見えるので、紅葉を
愛でながら
2024年10月11日 10:16撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 10:16
愛でながら
白馬大池山荘に下ってトイレ休憩。1回100円。
2024年10月11日 10:50撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 10:50
白馬大池山荘に下ってトイレ休憩。1回100円。
今度は白馬乗鞍岳に向かいます。
2024年10月11日 11:05撮影 by  SH-RM19s, SHARP
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10/11 11:05
今度は白馬乗鞍岳に向かいます。
岩々の道で思ったより時間がかかり、ようやく白馬乗鞍岳に到着。実際の山頂は背後の高いところですが、立ち入れません。
2024年10月11日 11:33撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 11:33
岩々の道で思ったより時間がかかり、ようやく白馬乗鞍岳に到着。実際の山頂は背後の高いところですが、立ち入れません。
途中、白馬大池が良く見える場所からパチリ。
2024年10月11日 11:39撮影 by  SH-RM19s, SHARP
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10/11 11:39
途中、白馬大池が良く見える場所からパチリ。
小屋の周りも紅葉しています。
2024年10月11日 11:59撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 11:59
小屋の周りも紅葉しています。
ヘリコプターが荷下ろしに降りてきました。私達もザックを下して昼食休憩にします。
2024年10月11日 12:01撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 12:01
ヘリコプターが荷下ろしに降りてきました。私達もザックを下して昼食休憩にします。
下山途中、天狗の庭辺りの紅葉が綺麗でした。
2024年10月11日 13:28撮影 by  SH-RM15, SHARP
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10/11 13:28
下山途中、天狗の庭辺りの紅葉が綺麗でした。
蓮華温泉に近づいてきたら、白い山肌から湯けむりが立っていました。
2024年10月11日 14:22撮影 by  SH-RM15, SHARP
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10/11 14:22
蓮華温泉に近づいてきたら、白い山肌から湯けむりが立っていました。
何の変哲もない沢ですが、ここの水音は軽やかで良い音がするんですよ。
2024年10月11日 14:28撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 14:28
何の変哲もない沢ですが、ここの水音は軽やかで良い音がするんですよ。
朝、真っ暗で撮れなかった登山口に到着。
2024年10月11日 14:37撮影 by  SH-RM15, SHARP
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10/11 14:37
朝、真っ暗で撮れなかった登山口に到着。
スタートとゴールは登山ポストのあるトイレにしました。無事下山。お疲れさまでした。
2024年10月11日 14:41撮影 by  SH-RM15, SHARP
10/11 14:41
スタートとゴールは登山ポストのあるトイレにしました。無事下山。お疲れさまでした。
撮影機器:

装備

個人装備
昼食 行動食 水(2.5L/1.5L) 帽子 タオル 手ぬぐい 雨具 防寒着 ゲイター 着替え ストック 熊鈴 ヘッドランプ 手袋 レスキューキット 非常食 折畳マット 虫除けスプレー スマートフォン
共同装備
ハンディGPS ラジオ ツェルト 細引き ペグ バーナー ガスボンベ コッヘル類 医薬品(三角巾・絆創膏・テーピング・脱脂綿・消毒薬・鎮痛剤・下痢止め・簡易ギプスほか) 携帯トイレ 予備電池 地形図(1:25000)・地勢図(1:200000)・地方図(1:500000) コンパス 野帳 アマチュア無線機(免許あり) 熊よけスプレー

感想

 妻は、数年前に地方紙「新潟日報」で小蓮華山が紹介されているのを見て、いつか登りたいと思っていたそうです。コスモポリタンな私は新潟県最高峰であることや新潟100名山であることに関心はなく、むしろ白馬岳を目の前にして帰ってくるなんて目の毒だ、と難色を示してきました。しかし、日帰りで登れる北アルプスの山は限られています。候補の一つである唐松岳を調べていたら、駐車場から直接登ることができず、どうしてもリフトを使わないと行けないうえに平日はリフトの運行開始時刻が遅い、ということが分かりました。しかもこの3連休は私の都合で登れません。雪が降る前にもう一座北アルプスを登っておきたいという妻の希望を容れて小蓮華山に行くことにしました。
 晴れ予報だったのが前日に曇り予報に変わってしまい、実際に稜線が雲に入ってしまったものの、逆に白馬岳が見えなかったので悔しい気持ちも起きずに良かったかもしれません。いつもよりペースが遅かったこともありますが、小蓮華山到着時刻に残る白馬岳までの往復3時間を足すと、やはり私達には白馬岳の日帰り往復は厳しいことも分かりました。一方、テントが数張り張られていた白馬大池山荘の前で昼食を食べているときに妻と話したのですが、私が眠れそうにないなので山小屋泊はできないけれど、ここでテント泊して翌日ピストンすれば白馬岳に行けるかもしれない。栂池からだったら標高差600mくらいなのでテント泊の荷物も肩痛を我慢してぎりぎり持ち上げられそうだ。ということで、少し希望が見えてきました。
 さて、曇っていたとはいえ穏やかな天気だったのと裏腹に、ヤマレコのログは大荒れでした。「なんじゃこりゃあ」という値で、計画からは距離で3km以上、標高で400m近くもずれており、ドットを見ても前後左右に大暴れしていました。巨大な太陽フレアの発生で11日未明から地球の磁場が乱される磁気嵐が吹き荒れてGPSに影響が出るという予報でしたが、夜だったらオーロラとして見えるのでしょうが、昼間は見えないので吹いているのかどうかも分かりません。元々私のスマホのGPSの精度が悪くて誤差に悩まされてきたので、今回の大ズレが機器のせいなのか、それとも磁気嵐のせいなのか分からないのがちょっと残念でした。

※自分の備忘録として書き忘れていたことが一つ。数日前から唇が荒れて頭痛がするようになり、熱はないものの風邪を引いたようでした。登山を開始して1時間もしないうちに頭痛がひどくなったのでロキソニンを飲んでしのぎましたが、何とかなりました。

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