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Yamareco

記録ID: 7340520
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

鉢伏山から旗振山へ植物観察ハイキング

2024年10月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:48
距離
4.4km
登り
271m
下り
278m
歩くペース
ゆっくり
2.12.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:40
休憩
1:03
合計
4:43
10:11
114
12:05
13:02
23
13:25
13:30
24
13:54
13:55
58
14:53
1
14:54
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
山陽電鉄須磨浦公園駅
コース状況/
危険箇所等
よく整備されています。
その他周辺情報 参加した観察会は、六甲山自然案内人の会が毎月実施している観察会です。当日現地で参加費300円を払えば、誰でも参加できます。
     https://rokkosan.org/
観察会の参加者とスタッフ合わせて70〜80人が、山陽電鉄須磨浦公園駅前に集合
2024年10月12日 09:54撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 9:54
観察会の参加者とスタッフ合わせて70〜80人が、山陽電鉄須磨浦公園駅前に集合
5班に班分けされ、鉢伏山に向かって階段を上がる途中、最初に出てきたのがアオツヅラフジ(ツル性落葉木本)
2024年10月12日 10:14撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:14
5班に班分けされ、鉢伏山に向かって階段を上がる途中、最初に出てきたのがアオツヅラフジ(ツル性落葉木本)
リーダーが実をちぎって種を取り出すと
2024年10月12日 10:14撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:14
リーダーが実をちぎって種を取り出すと
カタツムリかアンモナイトのように見える
これがアオツヅラフジの特徴とのことで、こんなややマニアックな説明から観察会が始まった
2024年10月12日 10:14撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:14
カタツムリかアンモナイトのように見える
これがアオツヅラフジの特徴とのことで、こんなややマニアックな説明から観察会が始まった
つづいてクサギ(落葉低木)
この葉っぱだけ見てもよく分からないが
2024年10月12日 10:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:20
つづいてクサギ(落葉低木)
この葉っぱだけ見てもよく分からないが
秋には赤いガクの上に藍色の実ができているるのでよく目立つ
2024年10月12日 10:20撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:20
秋には赤いガクの上に藍色の実ができているるのでよく目立つ
人が作ったブローチのようで何とも面白い形です
2024年10月12日 10:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:21
人が作ったブローチのようで何とも面白い形です
ヒメユズリハ(常緑高木)
トベラやウバメガシとともに、海岸林の重要な構成樹とのこと
2024年10月12日 10:31撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:31
ヒメユズリハ(常緑高木)
トベラやウバメガシとともに、海岸林の重要な構成樹とのこと
トベラ(常緑低木)
2024年10月12日 10:48撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:48
トベラ(常緑低木)
カエデドコロ(ツル性草本)
カエデのような葉っぱをしたトコロ
オニドコロはずんぐりしたハート形の葉で、食用のヤマノイモはスリムなハート形の葉
間違わないようにしなくっちゃ危険!
2024年10月12日 10:55撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:55
カエデドコロ(ツル性草本)
カエデのような葉っぱをしたトコロ
オニドコロはずんぐりしたハート形の葉で、食用のヤマノイモはスリムなハート形の葉
間違わないようにしなくっちゃ危険!
ヤブラン
海岸性の照葉樹林なので、日当たりが悪くてほとんど花が咲いていない中で、初めてお目にかかった花
2024年10月12日 10:58撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:58
ヤブラン
海岸性の照葉樹林なので、日当たりが悪くてほとんど花が咲いていない中で、初めてお目にかかった花
カラスザンショ(落葉高木)
普通のサンショに比べてはるかに大きい
2024年10月12日 10:59撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 10:59
カラスザンショ(落葉高木)
普通のサンショに比べてはるかに大きい
シャリンバイ(常緑低木)
花が咲いていないときは、教えてもらわなければ分からない
2024年10月12日 11:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 11:02
シャリンバイ(常緑低木)
花が咲いていないときは、教えてもらわなければ分からない
ヤマモモ(常緑高木)
毎日登山している高御位山にも火事の跡地にたくさん植えられているが、もっと背が低いのでこんなに高木になるとは知らなかった
2024年10月12日 11:05撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 11:05
ヤマモモ(常緑高木)
毎日登山している高御位山にも火事の跡地にたくさん植えられているが、もっと背が低いのでこんなに高木になるとは知らなかった
ニワウルシ(落葉高木)
ウルシに似ているがかぶれないので庭に植えてもいいということらしい
2024年10月12日 11:09撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 11:09
ニワウルシ(落葉高木)
ウルシに似ているがかぶれないので庭に植えてもいいということらしい
奇数羽状複葉で、パッと見ると小葉は対生しているように見えるが、よく見ると互生しているのがおもしろい
2024年10月12日 11:11撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 11:11
奇数羽状複葉で、パッと見ると小葉は対生しているように見えるが、よく見ると互生しているのがおもしろい
ずんぐりハートのオニドコロ
2024年10月12日 11:13撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 11:13
ずんぐりハートのオニドコロ
オオバヤシャブシ(落葉高木)
果穂(カスイ)はタンニンを多く含み、お歯黒に使われてきたらしい
2024年10月12日 11:15撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 11:15
オオバヤシャブシ(落葉高木)
果穂(カスイ)はタンニンを多く含み、お歯黒に使われてきたらしい
ちょうど12時に鉢伏山山頂に到着
展望台屋上から明石海峡大橋が見渡せた
2024年10月12日 12:36撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/12 12:36
ちょうど12時に鉢伏山山頂に到着
展望台屋上から明石海峡大橋が見渡せた
雄岡山と雌岡山
2024年10月12日 12:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 12:37
雄岡山と雌岡山
東側には須磨海岸
2024年10月12日 12:51撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 12:51
東側には須磨海岸
そして次に向かう旗振山
旗振山は江戸時代中期から明治期にかけて、米相場を西に伝えるための情報伝達に使われていた山です
2024年10月12日 12:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 12:36
そして次に向かう旗振山
旗振山は江戸時代中期から明治期にかけて、米相場を西に伝えるための情報伝達に使われていた山です
リーダーの方たちが実際に旗を使って、当時の様子を再現してくれました
何とも行き届いた観察会です
2024年10月12日 12:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 12:37
リーダーの方たちが実際に旗を使って、当時の様子を再現してくれました
何とも行き届いた観察会です
この日見た二つ目の花はオケラ(多年草)
新芽は山菜として食べられる
2024年10月12日 13:12撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/12 13:12
この日見た二つ目の花はオケラ(多年草)
新芽は山菜として食べられる
鉢伏山から20分ほどで旗振山に到着
この山で摂津の国と播磨の国とに分かれていたとのことです
2024年10月12日 13:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 13:26
鉢伏山から20分ほどで旗振山に到着
この山で摂津の国と播磨の国とに分かれていたとのことです
明石海峡大橋を望む
2024年10月12日 13:18撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 13:18
明石海峡大橋を望む
カクレミノ(常緑亜高木)
葉の形が倒卵型、三裂、五裂(グーチョキパー)といろいろあるのが不思議だったが、成木になるほど倒卵型の葉になっていくと教えてもらって納得です
2024年10月12日 13:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 13:43
カクレミノ(常緑亜高木)
葉の形が倒卵型、三裂、五裂(グーチョキパー)といろいろあるのが不思議だったが、成木になるほど倒卵型の葉になっていくと教えてもらって納得です
3つ目の花はヒヨドリバナ(キク科の多年草)
アサギマダラのお気に入りの花らしい
2024年10月12日 13:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 13:47
3つ目の花はヒヨドリバナ(キク科の多年草)
アサギマダラのお気に入りの花らしい
ヤブニッケイ(常緑高木)
葉は対生したり互生したりランダムにつくとのこと
遺伝子は不思議です
2024年10月12日 13:53撮影 by  TG-3, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 13:53
ヤブニッケイ(常緑高木)
葉は対生したり互生したりランダムにつくとのこと
遺伝子は不思議です
ここから市街地に出て、須磨駅まで歩いて行って散開
この日も数十種類の草木を教えてもらったのに、ほとんどが右から左に抜けていきましたが、印象的なものはいくつか記憶に残っているようなので、多少はボケ防止になったようです
2024年10月12日 14:29撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 14:29
ここから市街地に出て、須磨駅まで歩いて行って散開
この日も数十種類の草木を教えてもらったのに、ほとんどが右から左に抜けていきましたが、印象的なものはいくつか記憶に残っているようなので、多少はボケ防止になったようです
撮影機器:

感想

今年に入って、日が合えば自然観察会に参加しています。一日に何十種類もの草木を説明してくれるので、頭がパンクしそうになりますが、マニアックな話も聞きながら自然の奥深さに感嘆しています。
説明してくれる方々のほとんどは、定年後に観察会に参加していろんなことを覚えたとのことです。
喜寿を過ぎてからでは遅すぎる感がありますが、ボケ防止を兼ねて、これからも日が合えば参加しようと思っています。

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