榛名山 掃部ケ岳
- GPS
- 02:24
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 375m
- 下り
- 367m
コースタイム
- 山行
- 2:04
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 2:20
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り始めはスリッピーな土の道。途中から木の階段になりますが、土が流出して「木の障害物」が延々と続きます。丸太が滑り易いので、丸太の上を歩くにはお勧めしません。 多くの人が、木の階段を諦めて、笹の藪の中を歩くので、木の階段に沿って細い道が出来ていますが、急登で滑り易いので注意が必要です。 熊に注意の看板もあるので熊鈴は必須。 コース難易度は「1」となっていますが、秩父の急登を登るくらいの心の準備は必要です。 |
その他周辺情報 | 榛名富士を映す、榛名湖の眺めは絶景。 榛名山神社に寄らないのは人生の損失です。是非!! |
写真
感想
10月の連休、伊香保温泉と草津温泉に宿を取って、自転車初心者の娘を鍛えるべく、榛名山と白根山のヒルクライム旅行を企画。
初日は高崎まで新幹線で輪行して、榛名山を目指します。「榛名山ヒルクライム」は有名な大会ですが、この大会の上級者コースに初心者の娘(27歳)が挑みます。最後の4kmは斜度14%を超える所もある激坂。
娘が「榛名山も登りたい」と言うので、ダメ元で、登山グッズもザックに突っ込みます。登山靴か、ガスコンロか迷いましたがコンロを選択。靴はMTB用のビンディングシューズのまま登山します(いつもの事です)
ヒルクライムに慣れていない娘はペースこそゆっくりですが、着実に初心者、中級者コースのゴールをクリアーしてゆきます。榛名山神社で一旦自転車を降りて、神社を観光しましたが、コレが素晴らしい「バエ」スポットだらけで、写真撮影に夢中になりました。さすがは修験道の霊山。
観光後はヒルクライム再開ですが、神社から峠までは有名な激坂コース。当然、自転車を押して上がる事を想定していましたが、娘はダンシングでガシガシ登って行く。(そういえば、娘は小学校五年生で自転車で100km走ってたっけ…)
何度か足を着くも、一度も自転車を押す事無く、「ハルヒル」コースを制覇。ちなみにフロントシングル38t、リア32tだから、そこら辺のコンパクトクランク+乙女ギアーのオッサン達より男前のギアー比です。更にフラットペダル…。
そんな娘をサポートするつもりが、10kg近い荷物を背負った私がお疲れ気味。ヒルクライマー達が颯爽と抜き去っても「今日はヒルクライムでは無くて登山のアプトーチだからね」と決して追わない。(追えない)
ヒルクライムを終え、流石に登山は諦めると思いきや、絶対に登ると言い出した。時間的に13:00だから無理では無いが…脚が持つだろうか…私の…。
掃部ケ岳(かもんがたけ)は、登山難易度「1」だから大丈夫だろうと登り始めたが….このコース、登山道では無く、フィールドアスレチックでした。滑り易い土の斜面に始まり、土が流出して障害物以外の何物でも無くなった木の階段が延々に続く。更に丸太は濡れて滑る。
多くの人が階段を諦めて笹藪を歩くので、階段の横に細いサブルートが出来ています。しかし、こちらは急登の上に土がツルツル。
そんなこんで「どこがレベル1なんだよ!完全に罰ゲーム系じゃん!」って毒づきながら登ると、山頂手前で視界が開けて、榛名湖と榛名富士がどーーーん!!「うわーーすげーーーー!!」って、さっきまでのダウナーな気分が一気に反転。アゲアゲです。
山頂の眺望はイマイチですが、コンロでお湯を沸かして昼飯とコーヒーをお腹に納めると幸せ感200%。
下りは笹藪の道を、ビンディングシューズでなんとか下り(滑る)、硯岩への急登で脚攣りに悶絶しながら、硯岩からの絶景を堪能。
掃部ケ岳、登山では無くて、フィールドアスレチックに分類すべき山でした。クリアーの報酬は「絶景」。
3連休の初日でしたが、人は少なく、静かな登山が好きな人には、観光とセットでお勧め。
下山後は榛名湖を自転車で半周してから、伊香保温泉に下り、そこで宿泊。すき焼きでタンパク質を補給しました。
しかし娘の体力には驚いた。体力で抜かれる日が来るかも知れない。…今回の旅行中に59歳になったし、最近、お腹周りが酷い事になってきたし…。
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