雨乞山 → 霰ヶ山 → 扇山(+白賀渓谷)【2泊3日岡山登山旅行・3日目】

2024年10月13日(日) [日帰り]

• GPS: 05:59
• 距離: 25.6km
• 登り: 2,147m
• 下り: 2,119m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:58

距離 25.6km 登り 2,147m 下り 2,119m

7:26 スタート地点
7:44 雨乞山林道登山口
8:33 8:37 雨乞山
9:14 雨乞山林道登山口
11:06 11:10 霰ヶ山登山口
11:27 11:40 霰ケ山
11:53 11:54 霰ヶ山登山口
13:09 13:13 扇山登山口（林道桧山線方面）
13:43 14:03 扇山
14:28 14:30 扇山登山口（林道桧山線方面）
15:24 ゴール地点

天候

晴れ（少々曇り）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【駐車場】
・雨乞山…下湯原温泉 ひまわり館
・霰ケ山…県道56号（湯原奥津線）の途中を曲がったところに駐車スペースあり（詳しくは「らくルート」参照）
・扇山…扇山登山口（林道桧山線方面）共用トイレあり（女性専用のトイレは故障中）

コース状況／危険箇所等

もっと荒れていると思ったが扇山以外は綺麗だった。扇山自体も大事な分岐が少々分かりにくいという程度。後はコースアウトしても復帰しやすい。

その他周辺情報

温泉は無し。
白賀渓谷は紅葉時歩くだけでもとても楽しめると思います。

写真

10/13 7:27

【雨乞山からスタート】おはようございます。今朝も寒い。雲海が素晴らしい。今度は6時出発したい。ちなみに池だと思ってましたが、「旭川」とのこと。

10/13 7:28

「下湯原温泉 ひまわり館」の真後ろにある「雨乞山」に登ります。うっすら雲がかかっているのが良いですね。

10/13 7:29

雨乞山は多数標識があってとても親切。

10/13 7:34

ナガミノツルケマン（学名：Corydalis raddeana）

10/13 7:37

雲海。

10/13 7:41

今日も今日とてクソデカキノコを発見。調べたら「ヒラタケ（学名: Pleurotus ostreatus）」とのこと。

10/13 7:43

ここまで舗装道路。ここから登山道。湿っているので所々滑りやすいところはありますが、基本登りやすい。

10/13 8:02

急坂もあるけど、キツすぎることは…ない。

10/13 8:06

反射板。701mピーク。

10/13 8:09

ちょっぴり退廃的なのが好き。ここもそれなりの坂、だったはず。

10/13 8:17

742m峰っぽい。まだほんのり雲海残ってるの良い。

10/13 8:18

右手には雲をかぶった伯耆大山。左のなだらかな山々が「三平山〜毛無山」かな？

10/13 8:19

地理が分からん。あの山、何？地図ではそんなに高い山じゃないはずなのに。櫃ヶ山じゃないだろうし。混乱！

10/13 8:33

雨乞山頂上。この地域の有志が整備されているそうです。ありがとうございます🙇

10/13 8:34

雨乞山は三等三角点。

10/13 8:34

奥にもルートがあるんですが、相当な激ヤバ藪漕ぎゾーンがあるらしく今日は三座登り切るのが目標のためここで折り返します。
でも、この先は湯原温泉街に通じているんですよね、行ってみたいな…♨

10/13 8:48

奥のほうはこの後行く「霰ヶ山」じゃない？なんでボヤけた写真になってるんだろ？

10/13 9:17

やっぱりあの形は「櫃ヶ山」じゃない？なんでボヤけた写真になってるんだろ？（2回目）

10/13 10:28

【ここから霰ヶ山】登山口までが長い。超緩やかに林道を登っていく形。ジョギングできるところはジョギングで行きます。崩落したポイントはありますが、通行の妨げにはなっていません。

10/13 10:37

紅葉が楽しみ。

10/13 10:40

ゲートを発見。

10/13 10:41

ゲート近くには「一般通行禁止」の看板が。
登山は自己責任でOKみたいですね。

10/13 10:47

崩落したらちゃんと整備されてます。

10/13 10:48

霰ヶ山の頂上が見えてきました。

10/13 11:07

ここが霰ヶ山登山口。どこから上がるか分からず…。

10/13 11:08

…この先を進んでしまいました。登山口ない！と思ってよく調べたら↑の画像の真ん中の細い道から上がります。
初見じゃわからない💦

10/13 11:11

登山道はかなり短いのでとにかく急坂を登っていきます。

10/13 11:12

それにしてもめちゃくちゃ綺麗なんですけど。『新ルート岡山の山百選』のことだから、荒廃した山だと決めつけて登ることにしたんですが、良い意味で裏切られました。

10/13 11:14

定期的に草刈り（笹刈り）されてますよね。本当にありがとうございます!!🙇

10/13 11:15

等高線みたらやっぱりここからが急坂。キツイけど、藪漕ぎするより断然楽。

10/13 11:17

頂上が見えて来たかな？

10/13 11:21

残念まだでした〜😿

10/13 11:21

広場っぽいところ。

10/13 11:23

ここを登れば頂上！？

10/13 11:24

急斜面でもちゃんと整備されている、すごい。

10/13 11:25

見えた！

10/13 11:27

霰ヶ山山頂。二等三角点ゲット。

10/13 11:28

富栄山〜大空山。左端に乗幸山や山乗山も写ってる…かな？

10/13 11:28

中央にポコッと膨らんでるところが次に行く「扇山」だと思います。

10/13 11:29

右奥に薄っすらと小豆島写ってるかな？

10/13 11:31

秋晴れ。あと1か月もしたら真っ赤に染まるね。そして伯耆大山も見えるそうだけど、そういうスポットはぱっと見で分からなかったのでスルーしちゃいました。菓子パンを食べて少し休んで下山の準備。

10/13 11:41

この坂、やっぱり急だ。

10/13 11:44

本当に広場っぽい。

10/13 12:22

ボロボロと崩れてるみたい。帰り際、この道を上がってくる車がいてビックリ。どうも地元の方のようで定期的に見回りをしていらっしゃるようでした。熊の出没の注意喚起を受けました。お疲れ様です🙇

10/13 12:40

【ここから扇山】一目で扇山ってわかる。

10/13 13:03

林道を進みます。

10/13 13:05

ゲートが閉まってました。隙間から入ります。

10/13 13:13

この山も浸食が激しいですね。

10/13 13:22

面白い形をしたクソデカキノコ。
カラカサタケっぽい。Macrolepiota procera

10/13 13:22

めっちゃ気持ち悪くて良い。

10/13 13:24

ここが分岐。右の林道を通っても頂上には行けます。所々倒木や荒れてますが、普通の林道。想定ルートは左の道っぽいところを登っていきます。

10/13 13:28

こういう坂を上るのが嫌な方はさきほどの林道の延長を歩いた方が楽ですね。

10/13 13:30

富栄山とかかと思ったら、不溜山（たまらずせん）かな。

10/13 13:37

こういうところも通る。

10/13 13:41

ここも少しズレただけで軽い藪に突入しちゃいますが、本当は右手に登山道が開けています。

10/13 13:47

扇山もまさかの二等三角点。しなびたキノコが添えられて（？）いました。

10/13 13:47

扇山サクッと登れるのはいいこと、だと思う。

10/13 13:52

山頂からの展望はないので、真上を撮影。ここも紅葉が（以下略）

10/13 14:01

石がゴロゴロしてますが、こういう道を下りていきます。

10/13 14:15

これぐらいの倒木なら問題なし。

10/13 14:18

こっちが不溜山？

10/13 14:18

こっちが不溜山？
心の声「こういうときに役立つのが方位磁石だよ〜」
そもそも扇山のすぐ近くに不溜山があることなんて気づいてませんでした💦

10/13 14:28

登りのときはこの倒木を回避しましたが……

10/13 14:29

……見た感じ片付けられそうなので、隅に移動させました。

10/13 14:39

【ここから白賀渓谷】扇山よりこっちがメインかもしれない。

10/13 14:40

山小屋滝見。

10/13 14:41

いきなり渓谷の良さを見せつけられました。

10/13 14:43

遊歩道を走ってみましょう。
残念ポイントは遊歩道に名前の付いたスポットの看板が立っていないこと。どれがどれか分からないのは困りますね。

10/13 14:44

「塔滝淵」

10/13 14:45

美しい。

10/13 14:47

亀の頭みたい。

10/13 14:48

「鬼の穴渕」付近

10/13 14:49

水の流れに癒されます。

10/13 14:54

「灯明淵」
これもなんか人の顔の形してる。

10/13 14:56

「丸岩淵」・・・？

10/13 14:56

ここから「ナメラ渡り淵」。

10/13 14:57

そう言われると水にまみれる岩がツルツルツヤツヤしているようにみえる。

10/13 14:57

中央の凹みがいいですね。

10/13 14:57

「旭川源流の碑」

10/13 15:01

「モミジ平」

10/13 15:01

「オオモミジ」…デカい。

10/13 15:05

「大阿層」入口まで来ました。
なになに？「倒木および路肩崩壊のため大空山方面へは（通行禁止）」とな！？

10/13 15:06

ヤマザクラ（保存樹、旧富村）

10/13 15:06

たぶん扇山。

10/13 15:09

ここにもトリカブトが。

10/13 15:10

良いモミジ。

10/13 15:13

秋の美しさ。

10/13 15:13

ここを歩くだけで気分が良くなりますね。

10/13 15:14

「ナメリ渡り淵」再び。

10/13 15:19

モミジと橋。

10/13 15:21

なんか良いアングル。

10/13 15:22

そろそろ今日の旅（登山）も終わり。

10/13 15:25

トイレは駐車場に完備。とても綺麗です。左側の女性専用のトイレのドアには「故障中」と書いてあります。

10/13 15:40

帰り道で見つけた美しい「扇山」。

10/13 15:49

帰り道で見つけたおそらく「泉山」。

10/13 16:30

今日のご褒美は多め。フロリダサンデー（ブルーベリー）にたい焼き、サバスのヨーグルト。どれも美味しい。

10/13 17:22

たぶん山形仙。美しい夕焼け。10月の2泊3日旅行はこれでお終い。お疲れ様でした。

撮影機器：

OPPO A79 5G OPPO

感想

翔平

　2泊3日の登山旅行も最終日。この辺りの三座を周ることにしました。標準タイムで考えると必要な時間は「12時間」。普通考えると無理な話ですが、ルートを見てみると特に「霰ヶ山」は登山口までの距離が長い（約7km）のでここをしっかり走ることができればタイムを短縮できるだろうと見込みました。

　共通していえるのは、想像していた以上に「整備されていた」ということです。ヤマレコの山行記録をみても、ほとんど登る人がいないように見えますが、三座はほぼ藪化はしておらず快適に登ることができました（扇山はちょっと例外ですが）。

　雨乞山は往路を使わないと「新ルート」では「熟達者」というランクになります。今回も時間優先で登ったので往路を使用しましたが、機会があれば頂上から北上し下山したいですね。そのまま巨大露天風呂「砂湯」に入ってサッパリしたいです。登山道には多数の道案内の道標が建っているので迷うことはないと思います。初心者でも楽しく登ることができると思います。頂上からは伯耆大山も見えます。周辺の山への眺望も良し。
　往路で帰っても、出発地点が露天風呂ですので汗を流すことも可能。道の駅でもあるのでご飯も食べることができます。「下湯原温泉 ひまわり館」は不便にみえる点もありますが、泉質はとても良いと思いました。初めて温泉で身体がヌルヌルになり、温泉から上がったあとも体のポカポカさが持続しました。頂

　霰ケ山は八分の一しか登山道がありませんが、ここがこの中で一番道が綺麗だと思いました。もっと藪化して登れないのだろうと思ってましたが、杞憂に終わりました。定期的に草刈りが行われているようです。そのおかげで、結構な急坂の連続ですが、安心して登ることができました。頂上はすぐ隣（東）にある富栄山〜大空山〜扇山が見渡せて迫力がありました。また南方面にはどれがどの山かはわかりませんが、天気が良ければ瀬戸内海と小豆島もみえます。西に向いて展望スポットを見つけることができれば伯耆大山がみえるらしいのですが、それに気づけませんでした💦

　最後は、扇山です。富士の形をした美しい形をしています。「新ルート」には「＊＊富士と呼ばれている」と書いてあったはずですが、失念。この三座の中ではちょっぴり荒れてる山で、少しコースアウトしてしまうと軽い藪漕ぎをしないといけなくなったり、道が見当たらないと迂回して頂上に行く必要があったり、一手間加わることになりますがそれで何か困ることはありません。好きに登って下りるのが良いと思います。頂上からの展望は無いのが残念ですが、誰もいない空間でボーっとするのも良いですね。イタチか何か小動物がせっせと木に登って活動していました。猿じゃなくて良かった。
　扇山はこの三座の中で距離も短いので、この山単体で登るなら「白賀渓谷」も歩いて見るのがよいと思います。そこまで長い距離を歩くわけではありませんので、森林浴をゆったりして癒されて帰るのも良い休日の過ごし方だと思います。特にこれから紅葉が進むのでぜひオススメしたいです。（自分はここも好きになりましたが、「奥津渓〜泉山」に行く予定です……。）

　今回は前回よりも3日すべて天気が良く登山日和でした。車中泊は夜の寒さを勘定に入れていなかったので風邪をひくところでした。あと、花粉症っぽい症状が出たので帰宅後、点鼻スプレーやアレルギー用の目薬を使うようになりました。まだ昼は温かいので寒暖差で体調が優れません。皆さまもお体ご自愛して登山をお楽しみくださいませ。では今日はここまで。次回の車中泊登山の旅は来週行く予定です。

【1日目：三坂山〜鋸歯ノ仙〜摺鉢山】　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7354446.html
【2日目：星山 ~ 櫃ヶ山 縦走 & 三谷山】　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7354446.html