粟ヶ岳 急登の先に広がった絶好の青空!
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- GPS
- 06:46
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス | 登山口の入口である粟ヶ岳県民休養地にはキャンプ場、駐車場、トイレなどがあります。登山届のポストもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
梯子や鎖が連続する区間があります。また登山道脇が切れ落ちている場所が複数あります。難易度はそれほど高くはありませんが、通過する際は注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 登山口から車で10分ほどの場所に「加茂七谷温泉 美人の湯」があり日帰り入浴可能です。800円/人。源泉かけ流しではありませんが、とろっとした良いお湯でした。 |
写真
感想
新潟遠征三日目は粟ヶ岳に中央登山口から登りました。
三百名山にも選定されているので、それなりに登山者も多いと思っていたのですが登山口に着いたら我々だけだったので拍子抜け。もしかして通行止めにでもなっているのかと思いましたが、そんなこともなく普通に入山できました。
貯水ダムの堤体を越えて登山道に入ると、道はジワジワと高度を上げていきます。標高の割に背の低い灌木ばかりで、登山開始早々から周囲の展望が開けました。景色が良くていいのですが、日陰が少ないということでもあり、暑い季節は大変なコースかもしれません。
三合目から先は一層険しい山道となり、鎖場や梯子が連続します。この厳しい上りが大栃平まで続き、序盤からガッツリ汗を絞られました。
大栃平で一旦息をついた後も粟庭の頭まで随所に鎖場や岩場があります。上部にいくに従って道の左右が切れ落ちた場所も多くなり慎重な歩行が要求されます。粟ヶ岳…という優しそうな、あるいは柔らかそうな名前から、柔和な表情の山を思い浮かべていたのですが、実際はなかなか厳しい山でした。名は体を表さなかったようで、勝手に騙されたような気分になりました(笑
七合目の粟ヶ岳ヒュッテまで登ると、ようやく厳しい登りも一段落。眺めの良い稜線を登っていくボーナスタイムに突入です。とにかく天気が良くて真っ青な空や周辺に延々と続く山並みがとても美しい素晴らしい道です。
登り続けること3時間半でようやく山頂に到着。久々のガッツリ登り、さすがに疲れました。しかし、苦労して登った甲斐あり、山頂からは素晴らしい景色を眺めることができました。足元の越後平野や日本海、周辺の山々、そして抜けるような青空。到着時、誰もいなかったこともあってツートンと二人でベンチを占領。ゆっくりと山ごはんとコーヒーを楽しみました。忘れがたい山になりそうです。
下りも同じ道をたどりました。険しい道のりだったので、下りも苦労しそうだなと思ったのですが、コースの整備状態もよく見た目より足場もしっかりしており、意外と楽に下山できました。最後にツートンが思いっきりコケたのは御愛嬌。やっぱり最後まで油断してはいけませんな。
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