粟ヶ岳~白根山 ぐるっと周回


- GPS
- 09:32
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,724m
- 下り
- 1,721m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
【服装】
スノーシュー、雨具、中間グローブ(不使用)、冬靴、ピッケル、アイゼン(不使用)
【気温】日の出6:43 日の入り17:06
P1,500:気温-6℃(風3m) P1,000:気温-4℃(風3m)、平地気温5℃
【コンディション・トレース・登山者等】
(週間天気)
火曜日:飯豊(午前青雲)、粟ヶ岳紫雲
水・木・金曜日:全県青雲(※粟ヶ岳だけ金曜日は雲なし)
土曜日:全県紫、降雪なし。山に雲がかかっている。
日曜日(当日)
(コンディション予報)
水・木と降雪量が多く、県内全域的にラッセルが想定される。粟ヶ岳についても、金・土と降雪がほとんどなかったが、膝程度のラッセルが想定されるのか、何とも読めないなあという体感。
(コンディション実際)
・10cm程度のラッセル。登りは15-20cm程度(ひざ)。ふくらはぎ程度のラッセル。
・降雪があった割には、雪がしまっていた。
→前日に降雪があった場合は、ラッセルがきつくなるが、前日に降っていない場合は、ある程度の降雪があっても、ひどいラッセルはないと感じた。今週でも、1月に実施した粟ヶ岳~灰ヶ岳のルートは実施できたと感じた。
(当日登山者)スライドたくさん
・前日は4合目まで1名入山し、トレースあり。
・当日1時間前の5:30スタートの、先行ラッセル1名あり(ひらさん)。山頂まで4h10
→12/30にPから山頂ひらさんラッセルで、山頂まで5h27。4合目まで前日トレースあるだけで、1h10も山頂までかかる時間が違う。
・今回トレースありで山頂まで3h。
【食料】17.1km+1,780m-1,778m(9h30)休憩1h50
水持参:1.0L(消費1.0L)
消費:おにぎり2、カップラーメン1/2、コーヒー1、ゆで卵1、ウインナー3、ドーナツ1,ミニロールケーキ2,チョコ1、どら焼き1、梅干し1、塩分タブレット2,小魚アーモンド1
残: カロリーメイト1、ジェル2、アミノバイタル1、梅干し1、ゆで卵1
【行程(計画)】
(計画)
6:30P-10:10-20粟ヶ岳-10:50一本岳-12:50-13:00白根山-16:00P
(実施)
6:35P-9:35-46粟ヶ岳(+3h)-10:00-51一本岳(+15)-12:04-42白根山(1h13)-13:25白根山(夏道分岐)(+43)-14:42-48白根大キレット(p472)後ピークP400-(+1h17)-P16:08(+1h20)
【コース状況等(メモ)】
・下田登山口~粟ヶ岳まで、危険箇所なし。
・粟ヶ岳~一本岳までは、トラバースを選択。
(理由)一本岳を直登するとなると、左右が切れ落ちていて、雪がふったばかりでは、足元の雪がごっそり落ちる可能性がある。
まだ、トラバース地点で雪崩が発生する確率が少ないため。
・雪も柔らかく、スノーシューでそのまま突破(アイゼン、ピッケル使用なし)。
・トラバースがあっけなくて、1/19の一本岳直登とのきつさの差をすごく感じた。
・トラバース後、白根山の尾根に乗ってからは時間があるため、一本岳に登り返して景色堪能。
・休憩もはさみ、白根山へ。
・白根山までは、雪庇上がモフモフの雪でラッセルとなる。あとは、白根山直下の雪もモフモフ(そり立つモフモフラッセル)。それ以外はふくらはぎ程度のラッセル。
・白根山~白根山夏道分岐点までは、P638地点などで、左側に雪庇の空洞だらけ。右手が樹林のトラバースで歩きづらいため、樹林と雪庇のキワを歩く。腰あたりまで踏み抜くことが2回ほどあるが、大きなクラックなどはなし。
・夏道分岐を過ぎると、P515先のピーク2つが今回の最難関(ひらさん前回撤退箇所)。
・P515の下りでピッケルに変更。P515からは、2つ先のピークが急勾配できつそうに見えたが、その手前のピークが1番の難所だった。岩が露見した反り立つ壁で、1歩1歩、木にしがみつつ、突破に20分程度要した。
・その先の2つ目のピークも急登で、松につかまりながら突破。松などの藪がなければ突破は厳しいかも。
・突破時の急登以外にも、細尾根も左右切れ落ちて、慎重を要した。
・後続のひらさんと私は、厳しそうだから、白根山の登山口に降りて、舗装路歩いて帰るのもありかもと話すが、健脚たかさん見事突破。登っていたたかさんも、舗装路歩きにルート変更したほうがいいかもと思っていたらしい。とにもかくにも、たかさん怪我無く突破できて良かった。
・突破に時間もかかり、夏道分岐から1時間以上かかった。
・これ以降は難しい箇所はなし。P383,P271と小さく登り返しつつ、あとは下り基調で尾根末端まで。
・計画どおり16時頃帰還。
【感想】
・当初は、朳差岳に行く予定だったが、前日の夕方~当日にかけて腹痛により、途中変更が可能な粟ヶ岳に急遽変更。
・毎年実施している、粟ヶ岳~白根山ルートに尾根を加えて、粟ヶ岳の除雪終了地点に戻れるように計画。
・実際に実施してみて、思ったより雪の状況はよく、軽い雪で、ラッセルもひどくなかった。
・白根山夏道分岐後の、核心部(白根大キレット:ひらさん命名)は、地図で見ていては分からないほどの悪路。これはひどいなあと思うほど。ベテランお2人でも、久しぶりにしびれるほどの難所らしい。
・昨年粟ヶ岳から白根山を周回し、白根山登山口に下山し、林道の平坦をラッセル。その時はP383手前のピークまで進んで、尾根で舗装路に出たほうが、林道ラッセルがなくて楽だったかもと相方と話した。
・しかしいざその尾根道を歩いてみて、100%林道ラッセルのほうが楽だと感じた。
・P515-P383の尾根道は、もう歩くことはないが、今回の難所の地形図をストックしておいて、今後の山行に役立てたい。
・今回もベテランお2人のおかげで、無事周回を完登できました。ありがとうございました。
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