2025-04-05_粟ケ岳(新潟県)_日本山歩日記

2025年04月05日(土) [日帰り]

• GPS: 09:08
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,185m
• 下り: 1,202m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:58
• 合計: 9:09

距離 10.9km 登り 1,185m 下り 1,202m

6:47 スタート地点
7:05 猿飛滝
8:32 薬師奥の院
9:15 9:17 天狗の水場
10:55 午の背
12:06 12:59 粟ヶ岳
13:24 13:26 午の背
14:11 14:12 天狗の水場
14:44 薬師奥の院
15:27 猿飛滝
15:53 粟ヶ岳登山口
15:56 ゴール地点

山頂直下でアイゼンを片方落としてしまいロスタイムしました。　後の登山者の方が拾ってくれて助かりました。　ありがとうございました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北陸道三条燕ICから国道289号線で北五百川集落へ。　そこから登山口までは要所に小さな標識がありそれに沿って進みます。　駐車地は7－8台のスペース。

コース状況／危険箇所等

前夜の雨で山頂近くは降雪していたと思われる。　3合目から5合目手前までは融雪で夏道ですが、それ以外はほぼ雪道です。薬師奥の院のある地点の避難小屋は天井が破れて雪が吹きだまっていて宿泊は困難か？　午の背は痩せており強風の場合は通過が困難だと思いますので無理をしませんように。　

その他周辺情報

登山口から車で10分程度で、「いい湯らてい」（0256-41-3011）

写真

除雪終了地点が駐車スペース　（約7－8台）

バイオトイレがありますが残雪期は使用不可

登山口、　駐車スペースから150mほど先

猿飛滝、結構ごうごうと水が落ちてくる横に滑りそうな岩の登山道があります。

渡渉点　水量が多く渡渉は気を使います。

大ブナの木

栗石跡（4合目）このあたりは夏道を歩きます。

避難小屋

稜線に出ました。

ここから雪稜を歩いて進みます。

7合目で休憩、振り返ると守門岳が見事。

ひたすら登ります。　左手に中央登山道の尾根が見えています。

午の背とその先左に目指す山頂が見えてきました。

急峻な午の背、先頭の方はわかん、2番目の方はスノーシューでした。私は12本爪アイゼンで進みます。

標高1200mを越えてラストの上り坂

山頂到着、360度の展望です。

4/5 12:58

二等三角点粟ヶ嶽　1292.6m

北には佐渡島の金北山

下山は稜線に沿って南に進んだあと右手の午の背方面に南西に進路をとります。　

途中、ハイマツの上の雪を踏みぬいて腰まで落ちました。

核心部の午の背、帰りのほうが恐怖感がありました。　風が強いとかなり難儀するかも。

融雪が進んできており割れている箇所もあり要注意。

再び7合目、踏み跡をたどって着実に下ります。

帰路も渡渉点は苦戦しました。

鉄の橋を渡ったあとは林道を進みます。

下山して集落を車で走行。日帰り入浴施設は右手にあります。

撮影機器：

HERO8 Black GoPro

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール EPIコンロ 　コッヘル アイゼン スパッツ ピッケル

感想

Gandhara

日本三百名山で越後百山にもなっている粟ヶ岳は三条市・加茂市のふるさとの山として登山が盛んです。　1293mの標高ですが、登山口が143mに標高なので標高差がかなりあります。　核心部の午の背の岩稜は残雪期は真っ白なエッジになっており見ごたえがあります。　4月で気温が高くなり雪が柔らかくなっていましたが、厳冬期、雪が凍っていたり風が強かったりすると相当難しいルートになると感じました。　私はピッケルとアイゼンを今回持参しました。途中のルートも雪庇の踏み抜きなどに気を付ける必要があると思います。　山頂からの守門岳・浅草岳や飯豊連峰の眺めは素晴らしいものでした。