ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7717667
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

粟ヶ岳~灰ヶ岳

2025年01月19日(日) [日帰り]
14拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:21
距離
24.4km
登り
2,303m
下り
2,330m
MarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarker
30 km
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:04
休憩
1:16
合計
13:20
距離 24.4km 登り 2,303m 下り 2,330m
2:00
13
スタート地点
2:13
16
2:29
50
3:19
21
3:40
47
4:27
4:28
30
4:58
52
5:50
72
7:02
7:18
72
8:30
8:31
35
9:06
24
9:30
10:08
142
12:30
12:50
150
15:20
ゴール地点
天候 【気温】日の出6:50 日の入り16:54(快晴)
P1,500:気温-4℃(風6m) P1,000:気温-1℃(風3m)、平地気温9℃
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
発電所~下田登山口までは車で50分程度。
車2台で回送。
コース状況/
危険箇所等
(計画)
(行程14h30)
2:10下田P~5:12-32粟ヶ岳(+3h)~7:30-58堂ノ窪(+2h)~10:00-10P986(+2h)~11:50-12:10灰ヶ岳(+1h40)~14:00-10毛石山(+1h50)~16:10P(+2h)~16:45発電所(+35)
※Pから発電所まで2.2K

(実施)13h22
2:00下田P~4:53-5:00粟ヶ岳(+3h)~5:26-54一本岳~6:52-7:20堂ノ窪(+2h)~8:20-34 P986(+2h)~9:33-10:10灰ヶ岳(+1h40)~12:31-53毛石山(+1h50)~14:53P(+2h)~15:21発電所(+35)
※雪の状況が良く、灰ヶ岳までは2h巻き。その後、重雪で思ったより時間がかかり、予定より1時間多くかかった。
P~堂ノ窪山~灰ヶ岳(7h33),灰ヶ岳~毛石山~P(5h10)
その他周辺情報 下山後、10分程度のところにセブンイレブンあり。
青里岳
2025年01月19日 07:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
1/19 7:08
青里岳
堂ノ窪山へ登る
2025年01月19日 07:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
1/19 7:09
堂ノ窪山へ登る
堂ノ窪山から、
守門岳と下田白根山
2025年01月19日 07:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
1/19 7:19
堂ノ窪山から、
守門岳と下田白根山
粟ヶ岳も染まる
2025年01月19日 07:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
1/19 7:26
粟ヶ岳も染まる
では、進もう♪
2025年01月19日 07:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 7:45
では、進もう♪
2025年01月19日 07:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 7:55
2025年01月19日 07:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 7:59
P933のクラック
2025年01月19日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 8:10
P933のクラック
2025年01月19日 08:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
1/19 8:17
2025年01月19日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 8:34
灰ヶ岳に向かう尾根は、ぱっくり
2025年01月19日 09:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
1/19 9:34
灰ヶ岳に向かう尾根は、ぱっくり
粟ヶ岳と灰ヶ岳
2025年01月19日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
1/19 9:52
粟ヶ岳と灰ヶ岳
2025年01月19日 09:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 9:54
右手奥の真っ白なところが、毛石山。
アップダウン多いね~
2025年01月19日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 10:32
右手奥の真っ白なところが、毛石山。
アップダウン多いね~
では、灰ヶ岳から稜線尾根まで戻ります
2025年01月19日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 10:32
では、灰ヶ岳から稜線尾根まで戻ります
すごい音と共に落ちた雪庇。上からのぼむ
2025年01月19日 11:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 11:19
すごい音と共に落ちた雪庇。上からのぼむ
やっと見えた毛石山
2025年01月19日 12:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/19 12:45
やっと見えた毛石山
車回送を終えて、粟ヶ岳。きれい
2025年01月19日 17:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
1/19 17:02
車回送を終えて、粟ヶ岳。きれい
撮影機器:

装備

個人装備
スノーシュー 雨具(ズボン不使用) 中間グローブ(不使用) 冬靴 アイゼン(不使用) ピッケル

感想

【コンディション・トレース・登山者等】
(コンディション予報)
・水曜日に降雪あり。
・木23:00-金5:00降雪あり(0:00-3:00までは青雲) (平地2℃)
・金(-20:00まで紫雲) (平地0℃)
・土曜日:降雪なし。(平地3℃)
※大きな降雪は水曜日。金曜日もほぼ降雪なし。土曜日は曇りで、気温も低く雪もしまる予報。ふくらはぎ程度のラッセルを想定。

(コンディション実際)
・P~粟ヶ岳~灰ヶ岳手前までは、10-15cm程度で、雪がしまっていた。
・灰ヶ岳手前から~毛石~Pまでは、重い雪。20-30cm程度のラッセル。灰ヶ岳以降のアップダウンの下りがラッセルで意外ときつかった。
※粟ヶ岳~灰ヶ岳までもラッセルであれば、周回は厳しかったかも?

(当日登山者)スライド0

【食料】23.9km+2,390m-2,416m(13h22)
水持参:1.2L
朝ご飯:おにぎり1、チキン5
消費:おにぎり2、ゆで卵2、サラダチキン5、塩分タブレット2、饅頭1、チョコ4、コーヒーペット1、チーズケーキ2、チーカマ1
残: アミノバイタル1、饅頭1、ヨーカン2、グミ1、ジェル2、カロリーメイト1

【コース状況等(メモ)】
(P~粟ヶ岳)
・前日土曜日の登山者によるトレースあり。
・難所なし。

(粟ヶ岳~一本岳~堂ノ窪岳)
・粟ヶ岳~一本岳までが、今行程の最大難所。
・粟ヶ岳の下りから、ピッケル使用。下りは、あまり凍結なく、難しくない。
・鞍部からの一本岳の登りが雪庇とリッジで、かなり緊張を要した。スノーシューのまま、ピッケルでステップを作りながら、1歩1歩進む。
・急斜面で左右崖と斜面なので、時間がかかる。今回はうす暗い中で進んだが、可能であれば、もう少し明るい時間での突破が望ましい。(一本岳~粟ヶ岳に戻るほうが、厳しい下りになるため、後ろ向きでアイゼンで下るか、トラバースになるか)
・一本岳を突破後は、堂ノ窪まで難所なし。多少のアップダウンでピークへ。
・堂ノ窪山で青里方向から朝日があがる。
・粟ヶ岳~一本岳までは、強風で休憩できず、堂ノ窪山でひと休憩。ハイドレやペットボトルも凍った。ハイドレホースは、ホッカイロで20分程度でとけた。

(堂ノ窪岳~P986~灰ヶ岳)
・堂ノ窪山とP986の中間P933から若干右手方向に進路を変えて、その後P986に直進する。
・中間P933から若干右手方向に進路を変えるところまでが、雪庇によるクラックが多数。
・ほんの100m程度の距離ではあるが、ここは慎重に歩くポイントだと感じた。昨年2月に同ルートに挑戦したときも、同じ場所にクラックがあり、天候不良でここで撤退している。
・難所を終えると、P986に向けて進む。リッジ帯で雪面も固くないため、スノーシューで突破。P986の登りは急なため、リッジの状況などで、残雪期はアイゼンが必要になることも想定される。
・P986~灰ヶ岳までは、稜線分岐まで右手に雪庇があり、クラックがでていた。
・稜線分岐~灰ヶ岳も、大きくクラックあり。
・昨年2月は大きな雪庇割れはなかった。
・灰ヶ岳まで、予定より2時間早めに到着。ゆっくり休憩する。

(灰ヶ岳~毛石山)
・毛石山までは、5回程度のアップダウンを繰り返して進む。
・灰ヶ岳からの下りで、風が通らないのか、雪が急に深くなる。深いところは、膝程度。
・アップダウンの下りはいいが、登りは水平箇所は、進むのに体力と時間がかかる。
・毛石山までかなり長く感じた。途中からスノーシューに雪がくっつき、スノーシューがかなり重かった。

(毛石山~毛石山登山口)
・毛石山~登山口までも、4回アップダウンあり。灰ヶ岳から毛石山までのアップダウンよりはきつくないが、まだラッセルが続く。
・毛石山直下は急斜面。
・P504以降は下りのみ。
・P504から尾根通しで下るか、中腹以降で谷に降りるか2パターンあったが、相談により、今回のルートとなった。谷におりてからは、川の中を歩くこともあり、やはり尾根通しが正解だったと感じた。尾根から林道末端も急な区間は、なかった(下山後目視確認)。
・毛石山から発電所までは2K弱の道路歩き。両脇に杉があるからか、路面の雪はしまっており、下り道であったこともあり、ラッセルはなく車まで戻れた。
・灰ヶ岳~Pまでは、尾根道でも、右手の雪庇が音をたてて崩れることが2回あった。尾根から1m離れたところから一気に落ちて、結構大きく崩れた。尾根上でも注意が必要だった。

【感想】
・昨年2月上旬に実施した、粟ヶ岳~灰ヶ岳ワンウェイルート。昨年は天候悪化で撤退となり、今年は既に雪が豊富。週半ばで平日に雪が多く降る予報だったが、予報より雪の降雪は少なく、決行日2日前もそこそこ天気が良かった。
・実施する時期が早く、ラッセルの失敗で時間が読みにくいと思いつつ、日曜日の実施を検討。金曜日時点で予報よりも雪が少なく、かなりいい条件で実施できることが、出発前から確約されていた。
・予想通り、灰ヶ岳までは、雪の状態が良く、早く到着。このまま楽々下山できるかなあと思ったが、下山路は厳冬期ならではのラッセルで、そこまで簡単には進まなかった。
・それでも、残雪期のように気温上昇で雪が腐ることもなく、コンディションは良かったと思われる。
・粟ヶ岳~灰ヶ岳~毛石山であれば、展望を考えると逆回りのほうが良さそうだが、粟ヶ岳から灰ヶ岳に来たほうが断然楽だと感じた。杉川から灰ヶ岳に登っていたら、ラッセル状況などで灰ヶ岳ピストンにしていたかも。また、一本岳から粟ヶ岳への下りでも神経を使う。暗いスタートのときに、慣れている粟ヶ岳の登山道を巡るのと、杉川から毛石山まで歩くのと、また違う。
・昨年2月中旬に歩いた灰ヶ岳~矢筈岳周回では、縦走路に大きなクラックはあまりなかったが、今年は多数発生していた。雪と気温で変わってくるが、風がある稜線はしまっており、今後いろいろなところを歩けるかと思うと、ワクワクが止らない。雪がしまるまでは、風の弱い尾根は、まだまだ時間がかかりそう。
・今後の日帰りルートを考えるにしても、いい判断材料になった。
・今回も心強いメンバーに恵まれたおかげで、無事縦走できた。ありがたい。

お気に入りした人
0
拍手で応援
拍手した人
14拍手
訪問者数:168人
ヒマDakesamacn0605もっちー山人rasktoyachan-yAJさとたけsiga-toshimaspswいいゆおーいはに丸mt-sam

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら
Loading...
プレミアムプランでより速く表示!