谷川岳マチガ沢東南稜



- GPS
- 10:14
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,331m
コースタイム
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 10:09
天候 | 朝方稜線くもり→晴れ 時折風が吹くと肌寒い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
マチガ沢は所々きびしい。慎重な行動と登攀力が必要。 |
写真
感想
カム .3-2 1セット .4-.75は追加で各1
50mダブルロープ2本
本ルートは10月最初に計画していたものの、天候理由で中止となっていたので
高気圧に覆われた今回再度計画していきました。
巌剛新道から第一見晴まで登り、マチガ沢への明瞭な踏跡から入渓。
すぐの大滝は左岸寄りに突破。ついで右岸寄りの草付きから高巻き。しばし進むとゴルジュ状の滝。
ここは両岸とも高巻けそうですが、取り付きやすい右手から。小石が多く緊張。沢から離れすぎないようしばらく巻くと
ハーケンと残置細引きの下降支点あり。キャメ.4をバックアップに沢へ15m懸垂。次の滝もやはり弱点側から高巻きと、
直登難しそうな滝は高巻きで。ゴルジュ状奥のCS滝を右岸から超え、また沢床へ戻りしばらく進むと1箇所ナメ状滝超えがあり、念の為ロープを出す。
その後も遡行を続けると正面右側に威圧感のある東南稜が現れる。(1700付近)
直下まで進み、草付きから一段上がるとハーケン打たれたテラス有り。
1P 30m(トポ通りなら25m) IV+
わかりやすい凹角からヌルヌルチムニー(核心)。残置ハーケン、ボロボロのおたすけ紐豊富。
チムニー抜けたら階段になるので本来はここで切れば25mで。(自分は2P途中まで登ったもよう)
そのまま右側のガタガタしたクラック(IV)を5mほど登り、草付きテラスでカム.3-.4で支点作成。
2P 25m III+
そのまま右寄りに回り込んで左側に見える凹角目指してトラバース。そこから5mほど登ったところの錆びたRCCとカム.75-2個で支点作成
3P 15m V
トポでは左側のリッジ(II?)との記載だが、正面に見えるきれいなコーナークラック(5m、5.8程度)を無視できず直登。
ハンドサイズでカムがよく効く。左上のリッジに合流して大きなピナクルにスリングで支点構築。
4P 30m III
簡単な岩稜。
5P 20m III
岩稜のつづき。大ギャップ手前のハーケン支点まで
6P 25m III+
大ギャップから岩稜、ヤブ漕ぎを経てハーケンの生えたピナクルまで
ここでロープを解き、シューズを履き替えて歩いてオキの耳へ。
帰りは混雑する天神尾根を避け西黒尾根へ。
予報通りの秋晴れの下、気持ちよく登れました。
おつかれさまでした~
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