金北山 野生のトキを探して

2024年10月18日(金) [日帰り]

• GPS: 02:20
• 距離: 8.8km
• 登り: 456m
• 下り: 457m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:14
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:17

8:41 交流センター 白雲台
9:04 9:05 マツムシ平
9:29 9:30 ブナ林
9:38 9:38 北ヶ嶽
9:48 9:48 天狗嶽（小天狗）
9:54 9:56 金北山
10:03 10:03 天狗嶽（小天狗）
10:12 10:12 北ヶ嶽
10:19 10:19 ブナ林
10:42 10:43 マツムシ平
11:02 交流センター 白雲台

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 船

行き　バスタ新宿から高速バスで新潟まで。新潟から佐渡汽船フェリー。両津港からレンタカー

帰り　新潟駅から新幹線で東京

コース状況／危険箇所等

防衛省管理道路です

写真

佐渡汽船で佐渡へ
カモメだらけでした。フンをかけられるところだった💦

佐渡到着！

今日は佐渡金山の観光のみ

温度が一定なら、酒の熟成には良さそう

こちらは明治以降の坑道です

トロッコ

この上が有名な…

道遊の割戸　近景

坑道口

こちらが展望地
産業遺産だけど、これも自然破壊の一種かな…

トロッコ軌道

この坑道の奥でゴール

今度は明治以前の坑道
入場料が別です。こちらは人形多め

金12キロ。重かった…

時間的にギリギリだったけど、見られてヨカッタ

今日のお宿

日没は間に合わなかった

今日は十五夜

スーパームーン

The 旅館食

アワビの踊り焼きは追加

飲み比べ
本醸造なのか、あまり好きではなかった💦
僕は純米酒しか飲みたくないんですが…
（大吟醸でも醸造アルコールが入ってると好みではない）

翌朝

金北山に最短コースで登ります

紅葉はあと1週間ぐらいかな

こちらから、ずっと道路歩き

自衛隊車両も結構通ります

金北山までは4キロぐらい

自衛隊の建物かな？

クルマも通るので、道はなだらか

金北山が近づいてきた

この辺りは紅葉と青空がキレイ

山頂直下

歩いてきた道がクッキリ

最後の階段

山頂到着！

元々は信仰のお山ですね
背振山みたい…

山頂看板

両津市街地方面

鳥居の記念碑

信仰の名残…

紅葉はこれぐらい

縦走はまた機会があれば

自衛隊施設が目立ちます

荒涼としてる…
サクッと金北山を終えました

移動して、トキの森公園
日本最後のトキ、キンの碑

キンの剥製。最後は突然柵内で飛び立とうとして、ぶつけて死んだとの事
…寂しい最後ですね

飼育中のトキ

たくさんいましたが、近くには寄れません

こちらは東南アジアの黒トキ

こちらは双眼鏡でよく見えました
とりあえず、飼育下とは言えトキを見られたので、最低限の目標達成

トキの森公園からトキテラスへとゆっくり車移動している最中、野生のトキが飛んでいるのを発見！
しかも降りてきてくれました

近くに行くと、飛び立ちました

どこかへ行っちゃうのかな？

低空飛行

稲刈りが終わった水田の上を飛行

10mぐらい移動しただけでした

着陸の瞬間。羽の裏側の朱鷺色がよくわかります
感動しました！

移動してトキテラス
こちらは何も見えませんでした

野生のトキを見られて満足したので、ゆったりとランチ

cafe湖asobiさんの景色

最後は温泉で汗を流して、佐渡終了！
大満足でした

新潟港到着

新潟駅近くの「花園　潤」さんで打ち上げ
お通しのチーズ茶碗蒸しと、毛蟹

お刺身盛り合わせ

牛もつ煮

どれも料理が美味しくて、酒が進みます。こちらも佐渡のお酒だけど、昨日と違って美味しかった

里芋の天ぷら。これが衝撃的な美味しさだった！

おすすめメニュー

お酒は3.5合ほど
これから新幹線で帰宅だから、飲みすぎないように

タマタマお客さんが少ない時間帯だったので、店主さんと会話しながら
感じの良い店主さんでした

最後はシャインマスカットの白和えをサービスしていただきました。

「花園　潤」さん、美味しかったです！
ご馳走様でした

感想

rickle

幼少期から今に至るまで軽い鉄オタのボクw
幼少期に特に好きだったのが、L特急「とき」でした。

当時は川崎市在住ながら、両親は群馬県出身。両親の帰省の際には高崎線の各駅停車を使っていたのですが、ウチは貧乏だったので特急に乗る事は一度もなく、高崎線を新潟まで走る特急「とき」はずっと憧れでした。
その流れで、佐渡ヶ島に住んでいた本物の朱鷺についても興味を持つようになり、いつかはトキを見たいと思っていたのに、最後のトキ「キン」は2003年10月に死去し、日本産のトキは絶滅してしまいました。

それから20年
今では中国から提供されたトキの繁殖に成功し、佐渡には野生のトキが生息するまでに回復。この事を知ってから、いつかは佐渡で野生のトキを見たいと思い続けてきました。
（ちなみに中国から送られたトキは学名「ニッポニアニッポン」。日本産のトキではない！との意見もありますが、DNAの差は日本産も中国産もほぼないため、佐渡に住んでいたトキと同じ種です。）


咳が2週間以上治らないまま迎えたカウントアップ💦（コロナでもインフルでもありません）

動くのが辛いほどの症状ではなくなったものの、咳が治らないままでは登山は苦しい。とは言え、もう2週間以上も自宅で安静にしているので、さすがにカウントアップの日くらい軽くお出かけしたい、と思い色々調べていたら、全国的に天気がイマイチの中で佐渡ヶ島は天気が良さそう。
これは、トキを見に行くチャンスかも？！と思い、旅行前日に諸所予約し、はじめての佐渡ヶ島訪問となりました。

という訳で、世界遺産の佐渡金山も、金北山も、ホントにオマケw
サクッと観光を済ませた後は、トキに会いに行きました。
勿論保護センターでは飼育されてるトキを見られるのですが、出来れば野生のトキを見たいと思い、トキがいそうな場所をクルマでゆっくりとウロウロ。
中々見つからなくて、「やっぱり野生だし、見つからなくても仕方ないか…」と諦めかけていたところ、空に1羽の朱鷺色飛翔体を発見
見失わないように近くに行くと、望遠カメラを持った方がいたので尋ねたところ、トキが目の前50mのところにいました

肉眼で野生のトキをじっくりと見る事ができて、本当に感激…
見られるとは思っていなかったので、最高のカウントアッププレゼントになりました。
スマホカメラではこれが限界だったけど、野生のトキの姿を目に焼き付けました。

今年の終活のクライマックスの出来事となった、佐渡旅行でした。