錫杖岳、前衛壁、左方カンテ
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 1,120m
- 下り
- 1,114m
コースタイム
駐車場(1:30)錫杖沢出合(0:30)前衛壁基部
左方カンテ登攀(6:00)
※待ち時間累計(2:30)
※実質登攀時間(3:30)2人
前衛壁頭〜烏帽子岩〜ガレ沢(1:40)錫杖沢出合(1:10)駐車場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笠ヶ岳への登山道で渡渉箇所があるので増水時、要注意 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
バラクラバ
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
トポ
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
ナイフ
ロープ
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
チョーク
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
キャメロット
ギアスリング
プーリー
|
---|
感想
錫杖岳、前衛壁、左方カンテ
念願が叶い、KTCが同行してくれたので北アルプス笠ヶ岳の隣の
錫杖岳前衛壁の大人気ルート「左方カンテ(7P・5.8)」を登攀してきた
(初登:1962年、早川、鈴木)
カム:フィンガー〜ハンドサイズを1セット
カムでのクライミングは3回目?ぐらいだったが残置ピトンや
灌木などもあり、中間支点は豊富で安心して気持ちよく登れた
カムを使用した割合のほうが少ないような気がする・・・
各ピッチの終了支点もハンガーボルトでしっかりしている
「検棔徂元のグレードは全て、「検廚阿蕕い亡兇犬
順番待ちが多く、時間を消費し士気低下したのが残念だったが
これも人気ルートを登る宿命だ
この日は大阪からバスで登山スクールの一行がきていたようで
よく混雑していたと思う
注文の多い料理店で7パーティが
左方カンテで5パーティーが登攀していたらしい
★★参加者:KTC&36号
★2015年10月09日(金)
20:30仕事とシャワー終え、KTC号で出発
24:30駐車場、着
そそくさと就寝
★2015年10月10日(土)
05:00起床
05:50出発
06:50渡渉
07:25出合、着
ここから登山道を離れて沢を登って前衛壁を目指す
標高は約1500m
すでにテントが4〜5張りあった
07:50出合、発
08:15
出合から20〜30分登ると左方カンテ基部
さらに登って回り込むともう一つの大人気ルート
「注文の多い料理店(6P・5.9)」があり
行列のできる料理店になっていた
2パーティーが登っており
3パーティー目が登り始めようとしていた
4パーティー目が順番待ち中・・・とのこと
さらに5パーティー目がやってきた
ここは時間的にもう無理だ
あきらめて、もうひとつの大人気ルートの
左方カンテへ移動
2パーティー目の3人組が登攀中で
自分たちが3番手
これなら登れる!!
左方カンテを登ることに決定!!
おにぎりを食べ、クライミング準備をしつつ待つ
★1P・30m・
09:10
トップ36号、KTC
岩と木登りを交えて登る
ハンガーボルトで支点をセットしKTCをフォロー
★2P・30m・掘
09:50
トップKTC、36号
KTCが登り終え、引き上げ途中のザイルが止まる
どこかで引っかかったようだ・・・
声も届かず、仕方なくフリーソロで登る
上部のQDで偶然にもザイル2本とも絡まっていた
10:06、2P目終了し、先行組を待つ(20分)
★3P・40m・
10:25
トップ36号、KTC
一段上がって右上する
高度感があり緊張
10:45フォローKTCも登り終え、再び順番待ち(15分)
★4P・20m・検
11:00
トップKTC、36号
チムニーをKTCが行く
ザックを擦りながらも登る
KTCがザイルを引き上げたが赤ザイルだけが5mほど
たるんだままだった
たるみを処置して登ることにした
11:20フォロー36号も登り終え、順番を待つ(50分)
★5P・50m・検
トップ36号、KTC
12:10トップ36号がいく
出だしの左フェイスさばいて登り、ぐんぐん高度を上げた
12:35支点をセットしKTCフォロー
12:50KTCも登り終え、順番待ち(30分)
★6P・30m・検
トップKTC、36号
13:20KTCがトップで行く
登攀途中で数回、先行者を待つはめになる・・・
13:46フォロー36号登攀開始
14:00、36号も登り終え順番待ち
ここで隣の「注文の多い料理店」のルートと合流
そのため終了支点に3パーティーが待機となる
とほほ・・・
順番待ち(25分)
★7P・30m・
14:25
トップ36号、KTC
14:45KTCをフォロー
15:00登攀終了〜〜〜〜〜!!
待ち時間は、登攀中に待った10分を加え累計2:30
前衛壁P2で先行者より、待ってくれたお礼にと
暖かいコーヒーを頂いた♪
装備をザックに押し込み下降だ
懸垂下降をしたいが後続パーティーが次々と登って
いるので危険行為は控えぐるっと回って下山である
標高は約1900m
★下降
15:20
先行者3人組の案内で進む
このP2からひたすら登り、いったん烏帽子岩を目指す
15:50
烏帽子岩の基部には岩屋がありビバーク可能だ
実際この先行者3名のうち女性2名は昨年ここで
ビバークしたそうだ
烏帽子岩の左肩〜西肩と高度感のあるきわどい
トラバースを進む
西肩の尾根から北側へ下る
16:20
クマ笹の中に一筋のガレが続いており、それを下っていく
17:00
ガレを素直に下っていくと
クリヤ谷の一般登山道の沢にでた
左は笠ヶ岳なので右へ下る
17:06
クリヤの岩屋にテントが2張りあった
17:10
出合に戻ってきた
これでぐる〜〜〜りと一周したことになる
ここで休憩
行動食を食べ、ヘッドライトを準備して再出発
17:46渡渉
18:30駐車場、着
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する