大滝山 常念山脈 三郷スカイラインより



- GPS
- 09:30
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,501m
- 下り
- 1,501m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三郷スカイラインを展望台へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備され問題ない |
その他周辺情報 | ファインビュー室山 温泉・宿泊 |
写真
感想
2015(平成27年)10月12日(月)
大滝山へ 安曇野市 三郷スカイラインより
長塀山の先に聳える槍・穂高を見に!
朝から快晴の安曇野。
ほとんど雲のない朝、三郷スカイラインを進む。
実はこの三郷スカイライン、上高地まで伸ばすという計画もあったと聞く。実際、信飛街道(信州・飛騨)として徳沢を通り中尾峠越えの道があった。それを再現させようとしたようだ。もし実現していたらと思うと観光客の流れも違っていたように思うのだ。私個人としては静かなスカイラインが好きだ。
展望台から登り始めたころは、青空に雲一つない絶好の日。
ところが、残念ながら10時を過ぎると雲が出始め、槍・穂高方面から雲の流れがやってきた。
大滝山への登り、コメツガ、オオシラビソなどの木々の間、稜線に出てからも常念岳から大天井岳方面の常念山脈の山並みはきれいに見えた。
常念山脈とは、南は霞沢岳から徳本峠、代表的な蝶ヶ岳・常念岳・燕そして北の端に餓鬼岳・唐沢岳までの山々を言う。北アルプスの長野県側の前衛の山並みだ。
大滝山は蝶ヶ岳の南、常念山脈の一角をなしている。
マイナーな山のようで今日も登っていたのは我々だけ。単純な登り、変化に乏しい。しかし、その分静かでゆっくりと自然が味わえる。
私は、4度目の大滝山方面の山行であったが、北アルプスのメイン通りとは違い、この静寂感がたまらない。
常念山脈は、何といっても展望の山
それも、日本一の展望の山並みといってもいいと思う。
長野県の誇りです。
長い道のりを登りつめ稜線に出た途端、そこに広がる北アルプスの広大な山、そして山。
いつ登ってもその迫力ある眺望に感動する。
その一つの山が、マイナーであるが大滝山。
安曇野に住む私にとって大事な山、世にあまり知られていないことをさみしくも思うが、このまま静かであってほしいという気持ちもある山だ。
毎年、地元の有志が山道整備してくれているのを知っている。登山客が少ないだけに整備を怠ると、荒れていくことは間違いない。大変ありがたいことで、応援をしていきたいとも考えている。
今回は快晴のはずが、思わぬ雲のため槍・穂高などの展望はなかった。
徳沢に下る長塀山の稜線の先にぐっと聳える槍と穂高の迫力ある姿、またの機会に期待して冬の近づいた大滝山からの下山を早めた。
この山道には多くの標識が見られ時間・距離など考え、安心して登り、下ることができる。その中に「冷沢」の標識が目立つ。林道終点の登山口の位置が冷沢。
安曇野が水が豊かというのは一部のことであって、実は昔の人々の努力によって現在がある。よく知られているのは拾ケ堰(じっかせぎ)の灌漑事業。それと同じように冷沢も江戸時代の初期、水不足であった、大滝山・鍋冠山麓の三郷、堀金の先人によって、ここ冷沢より麓まで水が引かれ何度かの修繕を経て現在に至っている。現在の取水口とそのことが記された看板がある。
静かな山、今回は絶景は望めなかったが、冬間近の大滝山、麓に降りてきている紅葉を楽しむことができた。
ふるちゃん
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