駒津峰 甲斐駒まさかの2連続敗退
- GPS
- 07:00
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 856m
- 下り
- 863m
コースタイム
北沢峠-仙駒小屋-仙水峠-駒津峰-双児山-北沢峠-仙駒小屋
8/14
雨のため撤退
天候 | 8/13:曇りときどき晴れ 8/14:雨ときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時の時点で第8駐車場まで埋まっていました。(我々は第5P) そこが満車になると次は河川敷に停めるんだよ、とはタクシーの運転手さん談 バス(芦安-広河原) 5:10始発は4台でました。 20分前にバス停に着きましたがすでに席はなく立ちでよければ・・・とのこと 幸い、空きが出たので私は座れました。荷物をどかしたり詰めてもらったようです。 荷物が重いのはわかりますが、譲り合ってはじめからザックは席に置かず抱えてほしいものです。 バス(広河原-北沢峠) 芦安発5:10でも5:40でも北沢峠行きの始発バスには乗れます。 5台でていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
温泉 芦安バス停横に市営の温泉があります。 もう少し下っていくと金山沢温泉という市営の温泉があります。 ともに550円/2時間 個人的には金山沢の方がお風呂が広く、露天風呂もあり泉質も良い気がします。 特に露天風呂からの眺望はとても良いです。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
2泊3日で予定していた穂高行きが台風により中止。
代替え案として1泊2日の北岳を予定していたのですが
初日の天気予報は晴れのち雨、翌日が雨 とのことだったので相談して
急遽、甲斐駒/仙丈ケ岳に変更しました。
雨の中、重い荷物を背負って移動する時間をできるだけ短縮したかったのです
それについ何週間か前に行ったところだったので勝手がわかるというのも選択の理由でした。
あとちょっとだけ、甲斐駒にリベンジしたかったのもあります。
バスに揺られてまたしてもちょいと酔い気味。
それでも北沢峠についてしまえばテント場に向かい意気揚々と歩きだします。
前日は台風で大変だったろうに、テント場はすでにテントの花がたくさん咲いています。
予想以上の混雑ぶりに少々あせりましたが、無事に3張分の場所を確保しそれぞれ設営
しかしここで疲れが出てうっかりマッタリモード突入。
出発後に忘れ物を取りに行った人がいたりして本当に出発したのは9時前でした。
前回より遅い出発にちょっと不安はありましたが
今日は体調も良いし単独行ではないので多少遅くなっても大丈夫かな、と考えていたら
同行の一人がばててしまい、コースタイムより大幅に遅れて駒津峰に到着。
この時点で12時をまわっています。前回の1時間遅れ。
ばてているMちゃんはもうへろへろでとても登れそうにありません、てか本人が希望しても登らせない。
Mちゃんは彼氏に任せて、私ともう一人で甲斐駒へアタックするかものすごく迷いました。
でも・・・それは私のわがままだし、Mちゃんは自分も行くって言い出しかねないし。
でもこのまま帰ったんじゃあまりにも悔しいので、Mちゃんたちには休憩していてもらい
とりあえず六方石まで進んでみました。これで前回より進展したもんね!
六方石に着く前は、半端に進むと余計に未練が募るかとも思ったのですが
ぐっと下ってぐぐっと登る行程を間近で見たらきれいさっぱり意気消沈。私も疲れてんだわ
前回と同じルートで登って、同じ場所でくじけて、同じルートで下ってきました。
双児山経由のルートはどうしてもコースタイムをオーバーしてしまいます。
とても長くて疲れるコース。甲斐駒攻略後なら足取りも軽いのかな?(そんなわけないか)
だらだら下ってテントに着いたのは4時すぎ。この時間じゃちょっと遅いや。反省。
悔しくても切なくても、無事に帰ってこれたのが何より一番。
それぞれが持参の夕飯を作ってお披露目。
テント泊は単独ばかりだったので、こういう機会がとても新鮮で参考になります。
そのうち小雨も降りだして7時半にはシュラフにもぐりこみました。
駒津峰前で私たちと抜きつ抜かれつしていたカップルがいたのですが
二人ともかなりばてていて、駒津峰には私たちの方が先に到着したくらいでした。
寝る前にトイレに行った友人によると、その二人がへろへろになって下山したのを見かけたとのこと。
その時、もう7時。あたりは真っ暗です。
あんなにばてていたのに、駒津峰で12時過ぎてたのに、甲斐駒まで行ったんだ・・・。
無事だったから良かったようなものの、りっぱに遭難予備軍です。
昼前に甲斐駒のまわりをヘリコプターがずっと飛んでたじゃないさ。あれに乗りたいの?
小屋泊まりだったら、ぜひ小屋の親父さんにこってり絞られてほしいです。
激しい雨音で目が覚めました。時計を見たら22:30。
これは明日は無理かもなぁ・・・と思いつつ寝なおします。
8月ど真ん中というのにダウンパンツを持参して大正解でした。雨だと寒いや。
4時前に目が覚めたとき雨は止んでいましたが、空を見上げても雲で星一つ見えません。
ちぇ、せめて流星群くらい見せてくれたっていいのに。
朝食を取っている間も雨は降ったりやんだり。
これじゃ仙丈ケ岳行っても辛いだけだし、甲斐駒リベンジもまた失敗しそう。
まわりを見ても、さっさと撤収して山に向かう人とのんびりを決め込む人と半々。
帰りの高速渋滞も怖いので、午前中に下山することにしました。
・・・ああ、前回より達成感がないよ。つか何も達成してないよ
雨が弱まったのを見計らってテントをたたみ、バス停へ。
広河原ではうまく乗合タクシーに乗れ、予定より30分ほど早く芦安へ到着しました
何がうれしいって、タクシーが駐車場まで運んでくれたこと。
バス停から駐車場が結構離れていて、歩くの気が重かったのよね。
おかげでバス客が戻ってくる前にガラガラの温泉を満喫できました。
帰りの渋滞は・・・あまり巻き込まれずに帰れた模様。
睡魔に負けて記憶がありません。
も〜!!次こそ、次こそは絶対に登頂してやるんだから!!!
コメント
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chilumalu さん,残念でしたね。
前回の甲斐駒敗退と今回の敗退は,全然違うことだと思います。
一つ一つの経験の積み重ねが,次の登山に生きてくるはずですよ。
私も,過去には無謀なトライや,悔しい思いや,いろいろ反省ばかりです。
でも,ひとつとして無駄な登山は無かったように思います。
たとえ数時間の登山であっても,その時の鼓動,光,音,匂い,景色,そして喜び。
すべては,二度とない時間であり,かけがえのない思い出であると思います。
次への大事なステップを,ひとつ,クリアしたと思ってはいかがですか?必ずや次につながると思います。
とても残念でした・・・。
でも自業自得な部分も多分にあるので仕方ありません。
一つとして無駄な登山はない
すべては、二度とない時間であり、かけがえのない思い出
本当にその通りだと思います。
rikimaruさんの言葉はいつも沁みるなぁ・・・
ありがとうございます。
今回は、自分の体調に問題はなかったので再リベンジの機会を虎視眈々と狙っております。
テント泊なら睡眠不足の初日に甲斐駒行くのはやめます。
それだけはがっちり学習しました
でももう延々バスに乗るの嫌になっちゃったんですよね
やっぱり黒戸尾根・・・?
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