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記録ID: 7423963
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ハイキング
飯豊山

【甲信越100 蒜場山】加治川治水ダムからピストン

2024年10月31日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:46
距離
12.3km
登り
1,331m
下り
1,334m

コースタイム

日帰り
山行
5:48
休憩
0:58
合計
6:46
7:05
7:08
14
7:22
30
7:52
7:58
5
8:03
8:04
31
8:35
8:36
45
9:21
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7
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9:36
41
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12
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10:49
13
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11:07
33
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11:45
13
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4
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13:12
20
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10
13:42
13:43
4
13:47
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
加治川治水ダム駐車場にクルマを駐車。キャパは10台程度。木曜日朝7時頃に駐車したときには,すでに3台駐車中でしたが,登りですれ違ったのは単独女子1名のみ。登山目的でない利用者も駐車しているようですね。なお,トイレは林道を約300mほど進んだところにあるので,歩くと少々時間がかかります。車で行くのがよろしいかと思います。
コース状況/
危険箇所等
・ 登山道ははっきりしていますが,指導標やピンクテープなどはほとんど見かけませんでした。基本的に尾根を外さなければ迷うことは無いものの,下りの際は支尾根の方に迷い込まないよう注意が必要かと思います。
・ 登山口からの取り付きは,かなりの急登。その後緩急を繰り返しながら,岩岳まで登れば山頂までの中間点となります。岩岳山頂は小広場になっていて休憩適地です。
・ 岩岳から先は,いったん50mほど標高を下げ,そこから烏帽子岩への約150mの登り返しとなります。烏帽子岩にはロープ場やクサリ場がありますが,それほど高度感は無く,慎重に進めば問題ないかと思います。烏帽子岩からは,晴れていれば山頂へと至る尾根の登りが正面に見えて,蒜場山の展望が良いところ。登りの際はガスがかかって山頂が見えなかったものの,下山時にはガスが消えてくれて,蒜場山の迫力ある山容を望むことができました。
・ 烏帽子岩から兎戻しを過ぎて登る尾根は,馬の背状の痩せたところがあり,しかも斜面が崩落している箇所の脇を進むので,転落注意。ただし,危険な箇所にはお助けロープが設置されているので,これを掴んで通過すれば問題は無いと思います。
・ 標高1,330mの山伏峰に到着すれば,山頂はすぐかと思いきや,意外に距離があって,蒜場山の山頂まで14〜15分かかりました。
その他周辺情報 下山後は,50kmほど離れた国道113号沿いの道の駅関川にある日帰り温泉施設「桂の関温泉 ゆ〜む」に入浴(700円)。そのあと翌日の五葉山登山に備え,山形市内の成沢城跡公園駐車場にて車中泊しました。閑静な住宅地のそばにある駐車場なので,とても静かで快適に過ごせました。清潔な水洗トイレが24時間利用可能です。
加治川治水ダムの駐車場にクルマを駐車しました。平日の朝7時なのに,すでに3台駐車していて驚きましたが,蒜場山への登りですれ違ったのは,単独女子1名のみ。登山目的でない利用者も駐車しているようです。
2024年10月31日 06:59撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 6:59
加治川治水ダムの駐車場にクルマを駐車しました。平日の朝7時なのに,すでに3台駐車していて驚きましたが,蒜場山への登りですれ違ったのは,単独女子1名のみ。登山目的でない利用者も駐車しているようです。
登山口へは,ここからダム堤体の上を歩いて行きます。
2024年10月31日 07:02撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 7:02
登山口へは,ここからダム堤体の上を歩いて行きます。
左奥が登山口。右手に簡易トイレが設置されていました。
2024年10月31日 07:05撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 7:05
左奥が登山口。右手に簡易トイレが設置されていました。
登山者カードを投函して登山スタートです。取り付きはかなりの急登を強いられます。
2024年10月31日 07:06撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 7:06
登山者カードを投函して登山スタートです。取り付きはかなりの急登を強いられます。
左上のほうにモノレールが続いていて,ボーリング作業中との記載がありました。
2024年10月31日 07:16撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 7:16
左上のほうにモノレールが続いていて,ボーリング作業中との記載がありました。
展望が開けた尾根のところから馬差を望む。山頂方面はガスで隠れていました。
2024年10月31日 07:29撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 7:29
展望が開けた尾根のところから馬差を望む。山頂方面はガスで隠れていました。
傾斜の緩んだところでフリースを脱ぎ,給水休憩。
2024年10月31日 07:45撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 7:45
傾斜の緩んだところでフリースを脱ぎ,給水休憩。
倉見平を通過。ここは標高660mだそうです。
2024年10月31日 07:52撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 7:52
倉見平を通過。ここは標高660mだそうです。
独標手前の急な登り。
2024年10月31日 07:58撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 7:58
独標手前の急な登り。
左のピークが標高738mの独標。標識はありませんでした。
2024年10月31日 08:02撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 8:02
左のピークが標高738mの独標。標識はありませんでした。
岩岳への登りも急登です。雪の重みで曲がってしまった木の幹。さすが日本一の豪雪地帯です。
2024年10月31日 08:16撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 8:16
岩岳への登りも急登です。雪の重みで曲がってしまった木の幹。さすが日本一の豪雪地帯です。
岩岳に到着。ここが蒜場山山頂までの中間点。ここで給水休憩。
2024年10月31日 08:34撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 8:34
岩岳に到着。ここが蒜場山山頂までの中間点。ここで給水休憩。
尾根のピークである烏帽子岩が見えるはずなのですが,このときはガスに隠れていました。
2024年10月31日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
10/31 8:36
尾根のピークである烏帽子岩が見えるはずなのですが,このときはガスに隠れていました。
岩岳から一旦下ります。
2024年10月31日 08:38撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 8:38
岩岳から一旦下ります。
登山道を進むと,猿の群れに遭遇しました。ボス猿らしきこの大きな雄猿が威嚇してきたので,やり過ごしてから撮影。食事中にお邪魔したようです。失礼しました。
2024年10月31日 08:48撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/31 8:48
登山道を進むと,猿の群れに遭遇しました。ボス猿らしきこの大きな雄猿が威嚇してきたので,やり過ごしてから撮影。食事中にお邪魔したようです。失礼しました。
烏帽子岩が見えました。鋭いピークです。でもその先の稜線はガスの中。晴れ予報だったのに残念です。
2024年10月31日 08:54撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 8:54
烏帽子岩が見えました。鋭いピークです。でもその先の稜線はガスの中。晴れ予報だったのに残念です。
ミネカエデの紅葉がきれいでした。
2024年10月31日 09:13撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 9:13
ミネカエデの紅葉がきれいでした。
烏帽子岩の取り付き。お助けロープがありました。
2024年10月31日 09:20撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 9:20
烏帽子岩の取り付き。お助けロープがありました。
その先はクサリ場。
2024年10月31日 09:21撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 9:21
その先はクサリ場。
クサリ場を見下ろす。
2024年10月31日 09:23撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 9:23
クサリ場を見下ろす。
登って来た尾根を振り返る。下の方は晴れていました。
2024年10月31日 09:23撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 9:23
登って来た尾根を振り返る。下の方は晴れていました。
烏帽子岩に到着。
2024年10月31日 09:24撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 9:24
烏帽子岩に到着。
烏帽子岩から山頂方面を望みましたが,相変わらずガスの中。
2024年10月31日 09:24撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 9:24
烏帽子岩から山頂方面を望みましたが,相変わらずガスの中。
痩せた尾根の登りが続きます。
2024年10月31日 09:28撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 9:28
痩せた尾根の登りが続きます。
斜面が崩落しているところには,転落防止の補助ロープが設置されていました。
2024年10月31日 09:30撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 9:30
斜面が崩落しているところには,転落防止の補助ロープが設置されていました。
烏帽子岩を振り返る。紅葉した斜面がきれいでした。
2024年10月31日 09:33撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 9:33
烏帽子岩を振り返る。紅葉した斜面がきれいでした。
兎戻しの岩場を越えます。
2024年10月31日 09:34撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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兎戻しの岩場を越えます。
兎戻しの先にも崩落した斜面の通過があります。
2024年10月31日 09:35撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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兎戻しの先にも崩落した斜面の通過があります。
この付近から先の紅葉は終盤です。
2024年10月31日 09:38撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 9:38
この付近から先の紅葉は終盤です。
一瞬,山頂付近が見えました。
2024年10月31日 10:03撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 10:03
一瞬,山頂付近が見えました。
加治川治水ダムが見えました。私のクルマも見えていました。
2024年10月31日 10:11撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
10/31 10:11
加治川治水ダムが見えました。私のクルマも見えていました。
標高1,330mの山伏峰に到着。
2024年10月31日 10:17撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 10:17
標高1,330mの山伏峰に到着。
蒜場山の山頂を目指してさらに歩いて行きます。
2024年10月31日 10:18撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 10:18
蒜場山の山頂を目指してさらに歩いて行きます。
もうすぐ蒜場山の山頂です。
2024年10月31日 10:26撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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もうすぐ蒜場山の山頂です。
山頂手前のヤブ。
2024年10月31日 10:29撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 10:29
山頂手前のヤブ。
蒜場山の山頂に到着。登山口から3時間半ほどかかりました。
2024年10月31日 10:31撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 10:31
蒜場山の山頂に到着。登山口から3時間半ほどかかりました。
記念の登頂証拠写真を撮影。
2024年10月31日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/31 10:35
記念の登頂証拠写真を撮影。
山頂周辺は相変わらずガスの中。残念ながら展望は得られませんでした。あきらめて下山開始です。
2024年10月31日 10:48撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 10:48
山頂周辺は相変わらずガスの中。残念ながら展望は得られませんでした。あきらめて下山開始です。
中腹以下は晴れているようです。
2024年10月31日 10:59撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 10:59
中腹以下は晴れているようです。
下山途中ですれ違った2名の登山者が,山伏峰へと登って行きました。
2024年10月31日 11:16撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 11:16
下山途中ですれ違った2名の登山者が,山伏峰へと登って行きました。
このあたりから斜面崩壊地の通過が数カ所出てきます。
2024年10月31日 11:36撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 11:36
このあたりから斜面崩壊地の通過が数カ所出てきます。
ここも注意箇所の看板。
2024年10月31日 11:37撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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ここも注意箇所の看板。
兎戻しとその先に烏帽子岩が見えた。
2024年10月31日 11:38撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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兎戻しとその先に烏帽子岩が見えた。
少しズームアップ。紅葉がきれい。
2024年10月31日 11:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
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10/31 11:39
少しズームアップ。紅葉がきれい。
山頂方面はガスですが,少し日射しが出てきました。
2024年10月31日 11:41撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 11:41
山頂方面はガスですが,少し日射しが出てきました。
烏帽子岩が近づいてきた。
2024年10月31日 11:43撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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烏帽子岩が近づいてきた。
烏帽子岩の南斜面は紅葉が見頃でした。
2024年10月31日 11:45撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 11:45
烏帽子岩の南斜面は紅葉が見頃でした。
日射しが出てくるとコントラストが高まって良い感じになります。
2024年10月31日 11:47撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 11:47
日射しが出てくるとコントラストが高まって良い感じになります。
でも日が陰ると,烏帽子岩の眺めはこんな感じに変わります。
2024年10月31日 11:54撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 11:54
でも日が陰ると,烏帽子岩の眺めはこんな感じに変わります。
烏帽子岩から望む蒜場山の山頂。ようやくガスが消えてくれました。見事な山容ですね。
2024年10月31日 11:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X Mark II, Canon
10/31 11:59
烏帽子岩から望む蒜場山の山頂。ようやくガスが消えてくれました。見事な山容ですね。
烏帽子岩から岩岳を望む。
2024年10月31日 12:00撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 12:00
烏帽子岩から岩岳を望む。
烏帽子岩のクサリ場と蒜場山の山頂稜線。
2024年10月31日 12:01撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 12:01
烏帽子岩のクサリ場と蒜場山の山頂稜線。
ミネカエデの紅葉が鮮やかです。
2024年10月31日 12:07撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 12:07
ミネカエデの紅葉が鮮やかです。
不思議な形の木の幹。
2024年10月31日 12:18撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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不思議な形の木の幹。
烏帽子岩と山頂方面を振り返る。
2024年10月31日 12:23撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 12:23
烏帽子岩と山頂方面を振り返る。
岩岳手前から山頂稜線を望む。
2024年10月31日 12:37撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 12:37
岩岳手前から山頂稜線を望む。
この付近はブナの黄葉が見頃。
2024年10月31日 12:45撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 12:45
この付近はブナの黄葉が見頃。
倉見平に生育するブナの巨木。
2024年10月31日 13:12撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 13:12
倉見平に生育するブナの巨木。
加治川治水ダムが見えてきました。
2024年10月31日 13:26撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/31 13:26
加治川治水ダムが見えてきました。
登山口に到着。
2024年10月31日 13:42撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 13:42
登山口に到着。
ダムを渡っていきます。
2024年10月31日 13:45撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 13:45
ダムを渡っていきます。
駐車場に戻りました。
2024年10月31日 13:49撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/31 13:49
駐車場に戻りました。
成沢城跡公園駐車場にて車中泊した際の夕食は,コンビニ調達の五目あんかけ焼きそばとシュウマイ。車載冷蔵庫でキンキンに冷やしたビールとバーボンのロックを味わいながら,美味しく頂きました。自分だけの自由な時間は最高です!
2024年10月31日 18:36撮影 by  SH-M19, SHARP
10/31 18:36
成沢城跡公園駐車場にて車中泊した際の夕食は,コンビニ調達の五目あんかけ焼きそばとシュウマイ。車載冷蔵庫でキンキンに冷やしたビールとバーボンのロックを味わいながら,美味しく頂きました。自分だけの自由な時間は最高です!

感想

・ 10月末に,甲信越百名山に選定されている新潟県の蒜場山と東北地方で最後に残った日本三百名山である岩手県の五葉山に登るため,遠征してきました。
・ 7月以降3ヶ月ほど無職の自由人としてのんびりしていたのですが,10月からは週3日間の短時間勤務で,以前の職場に調査役として復帰。月曜日〜水曜日は勤務があるものの,木曜日〜日曜日はまったくのフリーで遠征することができるようになりました。そこで,木曜日の午前1時半に自宅を出発し,この2座に登って来ました。
・ まず初日に目指したのは,標高1,363mの蒜場山。会越国境の山は,標高が低くとも雪で削られた険しいスラブ状の岩壁を従えたところが多いので油断できません。この山もまた,険しい山でした。しかも登山口の標高はわずか314mに過ぎず,山頂までの単純標高差は1,050m。さらにヤセ尾根のアップダウンも含めると累積標高差は1,330mほどもあります。
・ 登山口からはいきなりの急登。その後緩急を繰り返しながら,岩岳まで登ってやっと中間点。山頂方面はガスで隠れてしまい,展望がない中での尾根の登りはなかなかモチベーションが上がりませんでした。
・ そんな中,いきなり猿の群れと遭遇。ボス猿らしき大きな雄猿が,歯をむき出しにして威嚇してきて驚きましたが,「まあ,落ち着いて」と声をかけながらやり過ごしました。朝食の時間を邪魔してしまったようです。
・ 烏帽子岩のクサリ場を登れば,蒜場山の山頂が望めるはずが,依然としてガスの中。それでも黙々と尾根を登って行くと,山伏峰の手前で単独の女性の方が下山してきて情報交換。これまで誰とも会わなかったので,会話が弾みました。山頂はガスが濃いものの,時折展望が開けたとのこと。ちょっと元気が出て,山伏峰を過ぎ,蒜場山の山頂に到着。でもガスは晴れず,昼食休憩後はあきらめて下山開始です。
・ それでも,尾根を下るうちに上空は晴れ間が広がり始め,斜面崩壊地を過ぎれば紅葉に彩られた兎戻しとその先に烏帽子岩の展望が見事。そして烏帽子岩からは,ガスが消え去って蒜場山の素晴らしい山容を眺めることができました。やはり会越国境の山は迫力がありました。
・ 烏帽子岩から先は,尾根を淡々と下り登山口には13:42に到着。そこからダム堤体を歩き,写真撮影をしながら駐車場には13:49に戻りました。これで甲信越百名山は99座に登頂し,残っているのは佐渡島の金北山のみ。新潟港から船で渡らなければならず,なかなか行きづらいです。11月上旬には山に設置されたトイレも撤去されるようなので,登頂は来年5〜6月になりそうです。
・ なお,下山後は,翌日に約400km離れた五葉山に登るため,国道113号沿いの道の駅関川にある日帰り温泉施設「桂の関温泉 ゆ〜む」に入浴(700円)したあと,山形市内の成沢城跡公園駐車場にて車中泊しました。

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