あか、あお、きいろとエメラルドブルーの志賀高原
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- GPS
- 05:22
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 768m
- 下り
- 773m
コースタイム
天候 | 13日(火)晴れ時々くもり 14日(水)霧、その後晴れ 15日(木)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.nagadenbus.co.jp/local_index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備され過ぎてるくらいの一般道 |
その他周辺情報 | 木戸池温泉ホテル http://www.kidoike.com/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
行き当たりばったり信州山旅。
6連休、ふらふらのんびりしてきました。
前半は東京の友人と本沢温泉に行き、
後半は天気次第で行き先を決める計画。
結局、志賀高原でテント泊とハイキングを楽しんできました。
12日(月)
佐久平で友人と別れた後、一路長野へ。
駅前にある「森と水バックパッカーズ」という
ゲストハウスで一泊。
小規模な昔のホテルを改装した作りで
少し古い感じはしますが中は清潔。
2段ベッドのドミトリーで1泊2,700円。
夜は外食、朝は共同台所で自炊。
オーナーさんが山屋で、気さくで優しい方です。
たまたま翌日朝食が一緒になり、
色々話を聞かせてもらえました。
食料の買い出しは駅徒歩5分の西友で。
ここは24時間開いてます。
明日から3日間の予定、
天気予報と地図をにらめっこ。
いくつか計画は立てたのですが、
A) ロッジくろよんで3段紅葉を見る
→アルペンルートの金額が予算オーバーなので却下。
扇沢からダムまでで往復5,000円もするのか。
B) 小谷側から雨飾山
→予算はいいんだけど、友人と行く計画があるから次回かな。
C) 戸隠
→戸隠キャンプ場1泊2,000円。
それならゲストハウスに泊まって日帰りした方がよい金額。
D) 志賀高原四十八池
→テント場あるの?って思ってたらあるんですよ、
木戸池温泉ホテルの野営場。
電話で問い合わせるとやっているとのこと。
温泉付きキャンプなんて素敵じゃないか。
というわけで志賀高原に決定。
13日(火)
長野駅から湯田中駅を経由して
木戸池温泉へ。今日は設営のみ。
ホテルでキャンプ場の受付。
1泊800円、入浴は600円。キャンプ場利用者は入浴19時まで。
テン場はホテルから歩いて3分。
草地に水場。トイレはホテル前の公衆トイレまで戻る。
国道沿いで、丸見えなのと車の騒音は仕方ないところ。
国道側は水はけが良くない。
実際に乾いた場所で張るとすると山よりで、15張ほどかな。
(Google Mapの衛星写真をみると感じが掴めます。
木戸池温泉ホテルの側道南側入り口、国道の東側の原っぱ)
設営後、風呂へ。
熱いめのお湯。平日だったせいか貸し切り。
昭和な作りの建物は古さを感じさせますが
僕はこういうの好きです。
風呂の後はテントに戻り、夕食をとって早目に就寝。
やや風があり雲も多く、星空お預け。
14日(水)
木戸池から志賀山、大沼池を経て長池に出て
ぐるっと木戸池まで戻るコースを歩きました。
雨の音で起床。
がっかりするも、この後天気は良くなるはずと信じ朝食。
するとどうでしょう、
雲が晴れ青空が顔を出したではないですか。
気分上がる〜。
まずはひょうたん池への登り。
整備されていて歩きやすい。
志賀高原の道はよく整備されています。
進むごとに空の青、みどり、きいろ、
あかと色が目に飛び込んでくる。
ひょうたん池は静寂。
朝日が水面に映って美しい。
渋池からは立派な林道。
お子さんでも歩ける、ってこういうことか。
渋池からは霧氷に覆われた横手山が白く輝いていました。
ここで5年前のクリスマス、雪中すき焼きしたのが懐かしい。
20分ほどして志賀山への分岐。
志賀山への登りは急ですが、
フィールドアスレチック気分で楽しみました。
登るほどに現れる横手山やお釜池の景色に感動。
志賀山の方位盤があるところ、
ガイドブックでは展望はまあまあと書いてありましたが
なんのなんの、冠雪した北アルプスと
志賀高原の紅葉が見渡せる絶景!
これだから山登りは止められないっ。
志賀山の三角点からは
これから登る裏志賀山との鞍部、横手山が見渡せ爽快。
しかししかし、ガイドブックによると
この裏志賀山の眺望はこれ以上とのこと。
ワクワクしながら登ると
突然現れるエメラルドブルーの大沼池!
なんじゃこりゃーと叫んでしまう。
紅葉と大沼池が見たくてここに来たのが
理由のひとつだったので、大興奮!
裏志賀山の頂上手前のこれまたいいところに
ベンチがあって、ここで小休憩。
大沼池のエメラルドブルーは、池近くで見るよりも
ここから見る方がエメラルドしてます。
裏志賀山を後にし、四十八池へ。
ここでお昼にする予定だったものの、
さっきおやつを食べてしまったので
このまま大沼池へ進むことに。
本当に歩きやすいです、志賀高原。感謝。
大沼池到着。
湖岸で昼食を取ろうとするも、
風が強く、お湯だけ沸かして飯を作り
レストハウスの中へ。
休憩無料とあったものの、
何も頼まないのも気が引けるのでおでんを注文。
このおでん、美味いのなんの!
冷えた身体にだしと具のうまさが染み渡る・・・。
ひとりニヤニヤしながら食べてました。
満腹でパワー満タン、いざ出発。
しばらく大沼池の周りを進みますが、
道が大沼池から離れるところの池の色!
グラデーションは裏志賀山からの方が綺麗ですが、
単色のエメラルドはここが最高。
写真をみると、池か空か見間違えるほどです。
それから1時間ほどは林道歩き。
最初のほうは北側に広がる紅葉を楽しみながら歩けますが
後半はちょっと単調かも。
こういうときに、ガイドさんが一緒だと
きっと楽しいんだろうな。
大沼池入り口からは信大自然教育園へ向かう道へ。
林道歩きに飽きていた脚には心地よい木道と
落ち葉が積もったふかふか道。
長池まで誰とも会わず、落ち着いた山歩きを楽しみました。
この後の長池から木戸池までの池巡りも
紅葉と水面に写る紅葉が素晴らしすぎて
笑顔がだだ漏れ。
こんなにいい道なのに、人が少ないのは
きっと国道が並行しているからなのでしょう。
木戸池の手前、田野原湿原は
夕陽の斜光にすすきが輝いて、
美しすぎるハイキングのフィナーレ。
およそ16km、楽しく歩けました。
秋の志賀高原、よいですよ。
追伸: その晩は快晴の新月で天の川までくっきり。
その分翌朝は気温が下がってテントは真っ白。
気温が低かったので、朝の木戸池にはけあらしが出で
それは神秘的でしたよ。
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