常念岳と満天の星(三股からほぼピストン)
- GPS
- 15:18
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,195m
- 下り
- 2,191m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第2駐車場は7時で5割くらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の大雨で樹林帯はぐちゃぐちゃ |
その他周辺情報 | 駐車場から9㎞下ったところに「ほりでーゆ~四季の郷」 600円(モンベル会員100円引き、常念小屋で100円割引券あり) |
写真
感想
高地順応に3連休を使って常念岳から燕岳までの縦走を予定していましたが、土曜日の大雨予報で1泊に変更。さらに常念小屋の日曜に空きが出ていたので、燕山荘を常念小屋に変更して三股から目指すことにしました。
朝、7時過ぎの三股第1駐車場は既に満車で第2駐車場へ引き返し、何だかんだで8時にトイレのある第1駐車場をスタートしました。
ヤマレコアプリをスタートさせ、雨上がりのため足元を気にしながら前の2グループの後ろについて歩きます。
50分近く経って、ふいに現れたのがゴジラみたいな木。
むむ、これは確か蝶ヶ岳からのルート上にあったはず。その瞬間にやらかした事に気づきました。
大慌てで三股まで戻るとあっさり標識を発見!
すぐ近くにあった増水時の注意喚起看板に気を取られて見逃していたのでした。
ヤマレコアプリは登録したルート上にさえ居れば、方向が逆でも警告を発しないことを学習しましたが、急遽計画を変更したとはいえ、自分で作ったルートをちゃんと予習しないと。。。
そこから急ぎ足で樹林帯を登り始めますが、前日の雨によるぬかるみに加えて、かなりの急登と木の根のハードルが高く苦労の連続。
疲労困憊になりながらも、もうすぐ森林限界かという辺りで下山者とすれ違い。
この上は天国ですよと教えてくれてちょっと元気になりました。
そして最後に唯一の梯子を上って振り返ると一面の雲海が広がって、まさに天国!
しかしそこからが第2の試練。岩だらけの登りが続き、これまた歩きにくい。
前常念の手間ですれ違った人は日帰りでピストンする予定を諦めて戻るところでした。
前常念で小休止して足を進めると常念岳山頂が前方にそびえ立ちます。
16時前に山小屋には到着したいので、1日目の登頂は諦めて分岐から小屋を目指して下ることにしました。
この日は最終宿泊可能日とあってサービスでドリンク券が配られたので、夕食の時にロング缶のビールをいただきました。
日の入りが早く、新月の2日後だったので、消灯前には満点の星空を見ることもできました。
2日目、蝶ヶ岳周回は前日の段階で諦めていたので、しっかり朝食を食べてから7時に出発。
山頂までは1時間ちょっとですが、朝イチの運動にしてはキツイ!
それでも山頂からの360度の景色はキツさを忘れるくらい圧巻でした。
遠くは白山、立山連峰、南アルプス、男体山も見えます(正確には詳しい人が居合わせたので教えてもらいました)。
山頂は狭いですが、蝶ヶ岳方面から周回で登ってきた人を含めても登山者は少なかったように思えます。
景色をしばし堪能して三股への下山を開始。
下りも岩場の難所、樹林帯の根っこと大きな段差の連続に苦労したものの、何とか登山口まで5時間で下りましたが、次々と抜かれる一方。
山小屋を予約した時に、三股からは健脚の人向けですよと念を押された理由が分かります。
加齢もあってか、体感的には10年前に何度か登った黒戸尾根に匹敵するキツさでしたが、次こそは蝶ヶ岳も合わせて回りたいと思いました。
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