飯盛山・生駒山・宝山寺 龍伝説の町
- GPS
- 06:00
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 919m
- 下り
- 780m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路:近鉄生駒 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●飯盛山 登山口や分岐には案内表示があり、よく整備されたハイキングコースです。急なところは階段状になっていますので、危険なところもありません。 ●飯盛山〜生駒山 桜池からしばらく舗装路歩きです。室池に抜けていく分岐が解りにくくて、案内表示がりませんので注意が必要です。室池周辺はハイキングコースです。四等三角点「南野」への往復はまったく問題ありませんが、こちらも分岐には案内表示はありません。阪奈道陸橋からしばらくは、舗装路歩きが続きます。その後は、山道、舗装路、山道と繰り返して生駒山遊園地の駐車場にたどり着きます。駐車場から遊園地内を進むと、遊園地のミニSL列車が走る線路内に三角点があります。 ●生駒山〜宝山寺〜生駒駅 遊園地から、石段の道を下りていきます。宝山寺の山門まで下りてから、奥の院に行きましたが、途中から奥の院に抜けて行くルートもありました。宝山寺から生駒駅までは舗装されています。最初の2/3は階段です。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
夏に生駒山を訪れたときは、南側の信貴山から生駒山山頂に至り、ケーブルで下山しました。今回は北側の飯盛山から生駒山を目指しました。
飯盛山の山頂付近は歴史好きには興味深い物でした。生駒山に至るルートは舗装路が多く、ちょっとつまらないと感じました。生駒山上遊園地は、前回の疎らな人ではなく、びっくりするぐらい大勢の親子連れでした。三角点を気にしている人も、我々の他には一人しかいませんでした。
遊園地は場違い観が半端なかったので、さっさと後にし、宝山寺に向かいました。ちっぽけな寺だろうと、前回はスルーしましたが、想像以上に立派でした。広いと思っていなかったので、奥の院に直接下りている分岐があったのに、かなり遠回りをしてしまいました。
門前で食事をと考えていましたが、おしゃれなカフェとかエスニックの店は、参拝の後ではちょっと違うよなと思い、生駒駅まで下りていきました。やっぱり参拝の後は、うどんや丼がしっくりきますね。
京都の三大祭りの一つ時代祭の行列で、今年もトラブルがあったの
は楠公の馬だった。楠公列は一年ごとに学区の持ち回りで、馬に乗
る楠公役も一般公募であったり地域で活躍する人が受けることが多
い。事前講習があるとはいえ不慣れな人に跨がられ、馬がご機嫌を
損ねやすいのは想像に難くない。
四條畷神社は、その楠木正成(大楠公)の長男、正行(まさつら=小楠
公)が祀られ、西国街道の桜井駅(跡)にあるような楠公父子決別の像
が、この神社にもあった。また、石畳を挟んだ向かい側には、父親
の後追い自裁を思いとどまるよう母親に諭される像もある。
飯盛山山頂に上がれば、ここにも正行の銅像。山城としては戦国時
代、三好長慶の城であるが、同時に南北朝時代の歴史物語の地とし
ても位置づけられる地域である。
歴史の形跡は、戦国時代については石垣や堀切などの「跡」として
残されているが、もう少し古い南北朝時代については、物語の「像」
として残される。
いっぽう、生駒縦走道までの行程には池が多い。また、龍神を祀る
神社、祠がいくつもある。池が多いので龍神伝説が生まれるのか、
あるいは龍神の地ゆえに池が多いのか。
四條畷から東大阪にかけて、龍の形跡は地名や寺社の名に残ってい
る。
今回、桜池と室池の間に位置する権現の滝は訪れなかったが、
地域に伝わる龍伝説のアニメは必見
↓
まんが四條畷昔ばなし「権現滝」(約6分)
https://youtu.be/eZgjD3E0DFM
生駒山は、今年7月の初めに訪れたが、猛暑のせいか何度も両足が
つって這々の体で山頂に到着したものだ。ソフトクリームを食べて
そそくさとケーブルで下山したのが記憶に新しい。
今回は、龍の鱗のようにボコボコした石畳を突っ切って、みごとリ
ベンジを遂げたが、前回よりも来園客がかなり多く、アトラクション
や売店の前には悉く行列ができている。今回はソフトクリームを
諦め、SL敷地内の一等三角点の息災だけ遠巻きに確認して、そろ
りそろりと下山。
途中で立ち寄った宝山寺は、思いのほか見どころが多く、立ち寄る
程度の時間ではしっかり見て回り切れないほど。大聖歓喜天(ガネー
シャ)を祀っていて、訪問者も多い。観光旅館と新しい店の混在する
参道・生駒聖天通りは、麓の町から向こうの山までを電線越しに眺
望しながらの石段。
そんなこんなでいろいろ見てきたような一日。生駒はまだまだおも
しろい。
(後日譚)
翌日、ひょんなことから神戸の湊川神社を訪れた。こちらは大楠公
が御祭神。午後5時を過ぎても社務所から煌々と灯りが漏れている。
覗いてみれば巫女のアルバイトの面接会だった。
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