秋のフライパン
- GPS
- 05:39
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 568m
- 下り
- 582m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:39
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全て整備された道で迷いなどは考えられないくらい |
写真
感想
今年の紅葉は遅そうだなので、どの辺がいいか?思案していた。大文字の北斜面は時期さえ選べば、誰もいない静かな紅葉を堪能できるかもしれないと下見に行って来た。
山科から毘沙門堂までくると、何時もの後山階陵の沢からではあきたので、通常Bコースと言われている直ぐ西の尾根を登ることにした。沢沿いのアスレチック設備のある場所から反対側へ入る道があった。何時もはここに入山路があるとは知らなかったが、何処かな?と思っていると見えるものだ。やや急な斜面を登ると裸地は粘土質で滑りそうな気配であるが、何とか九十九折れ風のクネクネ道を登ると鉄塔がすぐ西にある。ここは巡視路なのだ。更に登ると傾斜は緩くなって東の諸刃山からの稜線と同じような高さになった。するとピークのようで、経塚山400m表示の山頂だ。樹林におおわれていて何も周囲の景色が見えないのが残念だ。
左に屈曲してアップダウンを続けると南からの踏み跡に合流。ここは北へ向かうと京都トレイルと合流するので、もう大文字は近くなってきた。
大文字山頂は3連休中の中日だからか、沢山のハイカーで一杯に賑わっている。予定時刻に着いたので、今日のランチ場所は静かな天の原のフライパンだ。混雑の大文字を辞して六道の辻へ向かい、天の原への下降点を見過ごしてしまい、熊山の下降尾根に入っていた。熊山南のコルからトラバース状の右(東方向)への踏み跡を辿って小さな2つの尾根を越えると天の原の上に出て、直ぐにフライパンだ。誰あれもいない静かなゆったりした場所でランチとした。ランチ中に単独の人が2名ばかりが静かに横切って登っていくだけで、思惑は外れずに賑わい過ぎの大文字との差異を楽しんだ。
熊山のコル迄戻ってから鹿山に行くべく、コルから左(西方向)へ谷に下って、北方向への緩い下りのトラバース道だ。出合坂から下って来る尾根に合流して、そのまま小さなアップダウンをすると、ややゆったりした鹿山に到着だ。
鹿山から子鹿方向に進んで、直ぐに左へ降りる分岐を進むと細い丸木の階段の下り道を降りると、杉が水平に伸びている所から垂直に上に向かって3本の杉の枝がすくっと伸びている。見事に太陽に向かって樹は伸びるのだという意思表示を感じた。下った谷の流れは、琵琶の滝に通ずる谷で何年か前に琵琶の滝を登ってここまで来たことを思い出した。
この沢を少し上流に進んで西側の尾根を越えると再び谷で沢の水量は多い。ここにはベンチがあって先ほどの沢と一緒になって白川谷に合流しているのだ。谷を遡ると水の落ちる音がしてきて、中尾の滝に到着だ。此処からは緩いトラバース道で火床からの道に出れば、銀閣までは下り一方だ。
銀閣に来ると観光客で一杯。ここしばらくの京都は海外からの客であふれかえっている。裏道から蹴上へと進むが、海外の人はこの道にも少なからずいて驚いてしまう。銀閣から南禅寺迄の長い道で足が痛くなったころ、ねじりマンボを潜って蹴上駅に着いた。紅葉の時期のコース算段はほぼ決まりかけたので、後は気温が順調に低減して綺麗な色に染まるのを待つだけだ。
”八”、”永”、”竹”、”長”
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