熊野古道-紀伊路（8）海南駅～湯浅駅

2024年11月06日(水) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 20.9km
• 登り: 844m
• 下り: 842m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:18
• 合計: 7:10

距離 20.9km 登り 844m 下り 842m

8:20 JR海南駅
8:30 8:42 熊野一鳥居跡
8:50 8:56 藤白神社
8:58 8:59 有間皇子の墓
9:05 藤白坂（ここから土道）
9:35 9:47 地蔵峯寺
10:08 10:14 土橋
10:21 10:23 橘本神社
10:39 一壷王子跡
11:13 11:14 蕪坂下
11:25 拝ノ峠
11:38 11:51 蕪坂塔下王子跡
12:35 12:41 山口王子
12:56 13:03 熊野古道ふれあい広場
14:02 14:13 糸我峠
15:28 15:29 JR湯浅駅
15:30 ゴール地点

天候

快晴だったが、山道では風が肌寒く感じた

アクセス

利用交通機関：

電車

8:20 Jr海南駅スタート

コース状況／危険箇所等

特になく、道標も完備されて道に迷うことはありません、と言いたいところ、3箇所で間違えました～！

写真

11/6 8:36

海南駅スタート8：20で、まずは祓戸王子に向かう。

11/6 8:47

鈴木姓発祥と言われる鈴木屋敷

11/6 8:49

藤白神社にすぐ到着。藤白王子跡。境内にトイレあり。

11/6 8:51

スタンプを忘れずに押印！

11/6 8:51

今回の無事を祈る。すぐ先に有間皇子史跡あり。

11/6 9:02

藤白峠への2丁石。1丁石は気づかず。

11/6 9:05

左手の古道らしさのある山道へ。トレッキングシューズを履いてきた。

11/6 9:14

海が見えてテンションアップ！

11/6 9:25

硯石。けっこうな山道で、足元も悪く、トレッキングポールが役立つ。

11/6 9:33

坂道のあちこちにお地蔵さんがあり途中で亡くなった方を弔ったか。やっと登りきって、舗装道路に合流。

11/6 9:35

藤代塔下王子。トイレあり。スタンプも忘れず。

11/6 9:36

すぐ上の「御所の芝」、は絶景ポイント。

11/6 9:37

「和歌の浦にうちいでてみれば」なんとかの〜、と思ったら正しくは「 田子の浦に うち出（い）でてみれば 白妙（しろたへ）の 富士の高嶺（たかね）に雪は降りつつ」でした！

11/6 9:39

その後も、足元の悪い坂道をえっちらおっちら登って藤代塔下王子に。こちらも、スタンプ台あり。トイレ完備。

11/6 9:48

舗装路から、道標を目当てに左へ。これがまた足元が良くない。

11/6 9:50

で、舗装路へ戻ったと思ったらまた道標を目印に道を外れる。

11/6 10:02

あたりは一面、みかん畑で、収穫の真っ最中。人がトロッコにみかんを載せたり、軽トラックで運んだり。

11/6 9:56

で、ミス1．ここで、舗装路をスタスタ歩いていると、うしろから「おーい！そっちとちゃうで〜」と人の声。みかん収穫中の方が親切にも教えてくださり、戻ってこちらの左の古道を進むことができました。

11/6 9:58

ここも、道とは呼べない悪路の急坂を下る。整備されていないので、デコボコが膝にくる。
やがて舗装路に当たって、蜜柑畑の中を進む。

11/6 10:10

橘本王子跡のある阿弥陀寺。左に見えるのがトイレ。

11/6 10:10

橘本王子とあるので、てっきり橘本寺かと思ったらここは阿弥陀寺で、次にいくのが橘本神社でややこしい。

11/6 10:19

こちらが橘本神社。

11/6 10:19

橘本神社なのに「所坂」王子。でもスタンプ台あり。トイレもあり。

11/6 10:23

橘本神社は蜜柑発祥の地で、つまり菓子発祥とされ、名だたる菓子メーカーが寄進している。

11/6 10:39

一壺王子に到着。ここに至る川沿いの道の左側に、最後の自販機あり。この自販機を逃すと、宮原まで自販機が無いというので水を買う。

11/6 11:13

ここからが、急登。重力との戦いで疲労度もアップ。汗だく。

11/6 11:30

とはいえ、沓掛の急坂の道で振り返ると、風景に癒やされる。

11/6 11:40

拝ノ峠を過ぎたところに、蕪坂塔下王子。こちらで、海南駅構内で買ったコンビニおにぎりで昼食。

11/6 12:09

急坂を下っていると、両膝に激痛が！思わず立ちどまる弘法大師の爪書地蔵で、救急キットを取り出してロキソニン膏薬を両膝に貼り付ける。とはいえ、痛みが消えるわけでもなく、お地蔵さんに祈るのみ。

11/6 12:31

なんとか、後ろ向きで坂を降りるなど、騙し騙し山口王子までたどり着く。初めて、王子に祀られた神様・仏様に旅の無事を心からお願いする心境となった次第。

11/6 12:45

「伏原の墓」には志半ばで斃れた人々の墓があった。往時の熊野詣は、命がけであった。別れの水杯を交わして長旅に出たという。今回は旅の辛さを実感。

11/6 13:24

右手に熊野古道ふれあい広場。こちらにトイレあり。

11/6 13:13

平地や登坂では膝痛はおきないので、さんざん迷ったあげく、紀伊宮原駅で旅を終えることなく、有田川をわたる。自分にとってのルビコン川だ（小物感）。

11/6 13:45

中将姫の得生寺を通り過ぎて、糸我稲荷神社と「くまの古道歴史民俗資料館」へ。館は閉館日だったがスタンプ台は外にあり押せた。戻って坂を登り糸我王子へ。

11/6 14:14

糸我王子を通りすぎるとまた急登、しかも竹藪の中の悪路。しかし、峠を登りきると、湯浅の町並みが見えた。

11/6 14:40

下り坂は、両膝の激痛に絶えながら、なんとかかんとか降りると逆川王子。ここでも真剣に残り道をなんとか歩けますように、と祈るのみ。トイレ、スタンプあり。

11/6 14:53

てっきり下り坂だと思ったらまた登り。方津戸峠を目指すのが熊野古道。登るということはまた下り坂があるのかと思うとツライ。

11/6 14:57

つらい思いで歩いていると、熊野古道を見失う。一度目は方津戸峠地蔵の右の舗装路を下ってしまって、ヤマレコの警告で気づく。戻って左へ行くものの、右に入る道に気づかず舗装路をスタスタ。なんとか、道標を見つけるものの、下り坂で激痛に襲われる。

11/6 15:20

湯浅駅まであと少しで堂町（どうまち）の道標。今回は膝痛に悩まされたが、昔なら宿で一泊し痛みが治ればよいが、治らなくとも脚を引きずり大社を目指していたか。

11/6 15:26

美しい湯浅駅旧駅舎。今は駅舎として使われていない。

11/6 15:36

中の駅舎で、ソフトクリームを食べて、湯浅名物の角長の醤油を買う。

撮影機器：

iPhone 14 Apple

感想

walkman2023

今回は、前回に相棒と行くはずだったこの道程を一人で行くことになった。前回5月に、自分だけ足痛でリタイヤしたので。
　ところが、一人であるくと、ペース配分を忘れて、ひたすら歩いてしまうという悪いクセが出て、膝の激痛に見舞われてしまった。
　道中でも収穫中の蜜柑農家の方に、「みかん、よって食べ」と親切に声を掛けてもらったのに、急ぐから、と断ってしまった。
　ここらへんが反省点だな。

コメント

Kinta5050

いらちは禁物、ゆるりと行くが吉