西沢渓谷と甲武信ヶ岳の下見
- GPS
- 06:18
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,109m
- 下り
- 1,099m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:16
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
20241109西沢渓谷と甲武信ヶ岳の下見 ・行程
https://youtube.com/shorts/iX2tL6jxvq8
20241109西沢渓谷①甲武信ヶ岳・戸渡尾根登山口
https://youtu.be/rGTg6iv5ZQU
20241109西沢渓谷②西沢山荘(廃業)
https://youtu.be/XW7HkJwKn3A
20241109西沢渓谷③三重の滝
https://youtu.be/DD2l_bRdxwo
20241109西沢渓谷④フグ岩
https://youtu.be/zzDWsfiChYI
20241109西沢渓谷⑤恋糸の滝
https://youtu.be/pKe7_tjmAQ0
20241109西沢渓谷⑥七ツ釜五段の滝
https://youtu.be/JCVoCL5Gh44
20241109西沢渓谷⑦七ツ釜五段の滝2
https://youtu.be/oEGVQ7y8cF8
20241109西沢渓谷⑧不動の滝
https://youtu.be/FmqgBGAjUFw
20241109西沢渓谷⑨西沢渓谷終起点
https://youtu.be/Cu3KZn2U370
20241109西沢渓谷⑩遊歩道大展望台
https://youtu.be/a5nwCFTX3og
20241109西沢渓谷⑪ネトリ大橋
https://youtu.be/W5xrQjomj8E
20241109西沢渓谷⑫徳ちゃん新道の途中1カルパス
https://youtu.be/JuvRns-Kd0c
20241109西沢渓谷⑬徳ちゃん新道の途中2鈴
https://youtu.be/V02rNzARFik
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せっかくの紅葉のシーズン。
今日は西沢渓谷の紅葉を楽しんだ後、甲武信ヶ岳の下見をすることにする。
3時起床、6時42分出発
今日も関口・長坂立体から相模湖の方へ。立体の前の温度計は7℃、過ぎたら8℃。なかなか寒い。
愛川町の青い愛川橋の下の河原の無料でオートキャンプできるスペースを見る。先週は10組ぐらいいたが、今日は5組くらいだ。ライオンの置き物がある。どこかの国の施設だろうか。「糸最中」の看板。どんな最中なのだろう。相模原市に入り、「風のほとりで」という看板。川のほとりならわかるのだが、風のほとりのイメージが湧かない。セブンイレブンの駐車場にテントが2つくらい張られている。地域の農家さんの農作物でも売っているのだろうか。雨を凌げる親切な休憩スペースにも見える。
甲斐大和で一服する。最寄りのコンビニファミリーマートでタマゴパンとおにぎり2個購入。道の駅みとみにスクーターを停める。準備をして、トイレに入っていたら、施設が開いたので、インフォメーションセンターで情報収集する。こぶしのスタンプラリーに参加してスタンプ1個もらって出発する。
渓谷の入り口でお姉さんがよもぎ餅を売っている。脇に犬がいる。
西沢渓谷に入って行くと、人が多くて、道が細く、老人や女性が慎重に岩場を降りたりしていて時々渋滞する。フグ岩のところで大きなカメラを持った30代くらいの男性にこの先に何かあるのか聞かれたので、この先も何もずっと紅葉でキレイじゃんと内心思いながら、渓谷をぐるっと回れるみたいです。とヤマレコの地図を見せて説明する。どんどん奥へ進んでいくので心配になったのかもしれない。ほとんど折り返し地点というところで、外国人カップルが戻って来る。あと少しで折り返し地点ですよ。と教えてあげたかったが、言葉が分からないし、女の子の方が特に余裕がない感じだったので、そのままにしておく。
五段の滝があり、鈴の撮影をする。下の水辺への分岐があり、いくつかの集団が休憩をしている。不動の滝の近くには建物があったが、滝の近くへはいけないようだ。滝と建物と紅葉が美しい。焼きうるめと一緒に撮影をする。
渓谷の展望台では、ちょうどベンチが空いたので、ベンチに座って昼食にする。前に女の子が座っていて、自分で作ったのであろうおにぎりを板の上に置き、すこし無理のある姿勢で撮影をしている。なんか山ガールっぽい!と、後ろで海苔をパリパリ、ナッツをボリボリ、一本満足バーをガリガリしながら、内心ウキウキして彼女の様子を眺めている。
トイレの列に並び、トイレを済ませ、遊歩道から戻る。大展望台からの景色を楽しむ。後ろで咳き込んでいる人がいて少し気になる。ときどき展望台のような場所があるが、大展望台ほどではない。ネトリ大橋からの景色も見事でしばらく撮影をして、ただ眺めたりする。まだ時間に余裕があるので、甲武信ヶ岳の登山道を少し上がることにする。戸渡尾根登山口付近で4,50代カップルがウロウロしている。登って下りてきたのか、ただ登山口をチェックしているだけなのかわからない。ただ、二人ともちゃんとした登山の装備をしている。
YAMAPの情報ではこちらの道には、注意するところが多く、徳ちゃん新道から上がることにする。しばらくすると、初老の夫婦が木の棒を杖にして歩いている。追い越そうとすると、後ろの女性に今から登るのか聞かれたので、さすがに今からだと真っ暗になるので登りません。行けるところまで行って帰ってきます。と返事をして追い越す。しばらくして、行けるところまで行くという表現はイマイチだったと言い直したい気持ちになる。数組すれ違い、ある程度登って、勾配が緩やかなところまで来ると、若いグループが降りてくる。中には女の子も1人いる。甲武信ヶ岳は、女の子でもこの時期に日帰りで登れる程度の山なのか、男の子たちに着いていけるくらい鍛えた女の子だったのか、判断に迷うところだ。後ろから腕をクロスして肩に手を当てている小柄な坊主頭の青年が歩いてくる。この時間に登るということは山頂付近で一泊する気だろう。服装が今どきの登山の格好をしていて、全体的に白で統一している。もしかすると現代の修行僧、修験者かもしれない。真っ白ではなく黒い部分もあるので、雪の中で遭難しても見つけにくくはならないだろう。腕をクロスしているところは、なんだかフランシスコザビエルのボーズに似ている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フランシスコ・ザビエル
あの格好は、おそらく手を振らないようにして、下半身の力だけで、特に腰を上げる意識をして登る訓練をしていると推測できるのだか、実のところはわからない。せっかく面白いイメージが湧いたので、この格好で歩く走行法を「ザビエル」と命名しよう。これで「今日はザビエルでこの山を歩こう」と、とても簡潔に指示ができる。この名前が浸透してきたら、こういう歩き方をしている人に「ザビエル君」というニックネームが付いてしまうかもしれない。 谷の向こう側に見えるやけにとんがった部分に向けて鈴を鳴らし、カルパスの撮影をして下山する。勾配が急なので、駆け足で降りることはできないが、ほとんど力を使わず下山ができる。勾配が緩やかになったら小走りして、登山口まで半分くらいの時間で降りてこられた。これなら、山頂まで行っても7、8時間くらいで帰ってこられそうだ。渓谷の入り口まで男の子二人組の後に着いていくと、ガードレールの前で記念撮影をしている。わたしも真似してみるが後ろ姿が写るだけでたいしていい写真ではない。渓谷の入り口でバスが出発するのを見かける。すれ違った人たちは、このバスに乗って帰ったのではないだろうか。渓谷の入り口で売っていたよもぎ餅を購入し、道の駅の近くにあったこんにゃく館で、さしみこんにゃくの試食を食べ、おいしかったので購入しようとレジ待ちしていると、中国の人だろうか2人の女性が店の人に商品の説明を受けている。一人がレジのところで鼻紙みたいなものをレジに置いたので、レジの人が拾って捨てようとしてくれたのだが、女性は急いでその鼻紙を奪うように取ってカバンに入れる。この辺りは何かお国柄のような文化的なものの違いを感じる。自分の番になり、800円をPayPayで支払い、おまけにこんにゃくゼリーを2つもらう。4時近くになったので、もしかすると閉店してしまうかもしれないと思い、走って道の駅みとみへ向かう。その途中、先ほどの中国人2人の女性を追いこす。建物に扉には18時までやっていることが書いてあったので、安心してゆっくり買い物をする。ここでは800円の権三郎味噌を買い、トイレに寄って、駐輪場で一服する。 さしみこんにゃく(800円)とみそ(800円)をリアケースにのせて写真に撮り、登山口で買ったよもぎ餅と、自前カフェセットを置いていると、バイクに乗ってきたおじいさんが声をかけてくる。寒いのでカッパを着てきたのだそう。わたしは寒い早朝や夜に走っているので、宇宙飛行士のようなモコモコな格好になっていて、わたしはモコモコです。と手を広げて服装を見せる。ちなみに今朝はナックルガードもはめてきていて、指先の防寒対策もしている。冬になればグリップヒーターもつけるがそれほどではない。話を聞くと、おじいさんは横浜から来ており、今日は南の方で一泊するのだそうだ。ワンツーを使ってきたと言っているが、意味が解らない。高速を使って来たということだろうか。私は相模湖辺りから20号線で来たと返す。おじいさんは原付は2台持っていて、一つはaxis、もう一つは屋根付きだそうだ。雨の時の屋根付きバイクは快適だろう。今日は、バイクを修理に出すそうで、そのときにタイヤの交換をするので、もったいないから走りに来たのだそう。メーターがないらしく、登りと下りで減りが違って、以前ガス欠になって、予備のガソリンを使ったのだそう。それからガソリン携行缶を2つ積んで旅をしているらしい。私は登山でスマホのバッテリーがなくなると命取りになるので、充電バッテリーを2つ持って山行をしているが、それと同じことだろう。そういえば、私のスクーターにもそういう予備のガソリンを使う機能はあるのだろうか。以前ガス欠になって、近くのガソリンスタンドまで手で押して運んだことがあるのだが、その機能があったのなら、そんなことをしないで済んだはずだ。他にも今乗っているバイクにはキックスターターがないとか、もしものときに怖いと言うことを渡しに話してくる。私は、前のスクーターを十数万kmになるまで使っていて、最後には手でエンジンがかからない状態になっていた。今のスクーターも接触が悪くなってきたようで、ちょっとスタートが怪しい。12月のボーナスが入ったら、新しいスクーターに変えようと思う。あと何年いるかわからないのに、どこで購入をすればいいか迷うところだ。おじいさんはバイクについて詳しそうだが、私はブレーキのところから電気を取ってきて、2つのUSBコネクタで充電できるようにしたのと、リアケースを付けたくらいなので、おじいさんレベルの話はできない。山の話に切り替えると、おじいさんは話に乗ってくれ、筋力維持のため、仏果山に半原峠から登っているとのこと。半原は毎回通っているので、大体場所はわかる。今度チェックしてみよう。西沢渓谷は奥さんの希望で行ったそうだが、奥さんが疲れて途中で帰ってきたそうだ。高齢の女性の足では厳しいのかもしれないとふと思ったが、おじいさんは暗に相手選びは気をつけた方がいいと言っているのかもしれない。おじいさんは温かいものを買ってくると道の駅の方へ行き、自前のカフェセット(カフェオレの粉を水筒に入れてお湯で溶かしただけ)で一服する。帰る準備をすると、おじいさんも戻って来て、一礼して道の駅を後にする。徐々に暗くなり、道の脇の温度計が5℃、7℃、6℃と朝の温度くらいになっている。道の駅・甲斐大和の手前のガソリンスタンドに入り、カードで支払おうとすると、カードはやっていないと言うので、現金を用意すると、カードでいいといい、話を聞くと、1,2リットルだったらカードで払ってほしくないとのこと。これはなかなかクセのあるオヤジさんだ。せっかくなので、話相手になることにし、今日は水沢渓谷へ行ってきたと話を切り出し、そろそろ凍結が怖いと話すと、まだ普通の道は凍結していないけれど、橋の上は気を付けた方がいいなどとアドバイスをもらう。甲武信ヶ岳の話をすると、そっち?と言われる。どうやら近くに同じ名前の渓谷があるらしい。橋についても別の水沢渓谷の話だったのだろうか。 道の駅・甲斐大和で一服し、今日は2人と話すことができたとホクホク顔で20号を走り、412号の方から帰宅する。来週、せっかく下見をしたので、甲武信ヶ岳に登りたいとは思うのだが、天気が良くなかったら、つらいだけなので、無理をせずに、仏果山周辺を歩いてもいいかもしれない。
了
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