栗子山塊。滑谷沢源流大平沢左沢〜烏川源流
- GPS
- 11:08
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 738m
- 下り
- 740m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:50
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:16
天候 | 一日目、二日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチ 二ツ小屋隧道南入口よりトンネルを抜け万世大路を滑谷沢橋まで歩く 滑谷沢左俣大平沢 滑谷沢橋下より入渓滑谷沢の瀬やゴーロを歩き最初に出合う796m二俣の左が大平沢。大平沢に入り瀬、ゴーロ、滑を交互に歩き1m程の滑滝を越えると830m二俣、この手前が200mの滑か?沢床がちょっと高く滑で出合う左沢へ進む。細い滑沢を少し歩き二俣は左へ、細いが滑が断続的に続く、滑滝が数本ある、一旦沢の両岸が狭まり又開け沢形終了、藪の斜面を登り稜線に上がり更に進むと作業道に出る。道を南に進むと刈払いされた見晴らしの良い広場に出る、直ぐ下に観測施設?ある。 烏川右俣下降 広場より南東に伸びる尾根を下るが途中の石標まで作業道が有る、そこからは藪尾根を進み烏川右俣の源頭を目指してブナ林の急斜面を下る、沢を下って行き5mの滑滝、7mの滝を二つ下り右ぎに曲がると5mの滝、左岸を巻き下り一旦滝下に出るが直ぐ下の3mの滝が下れず再び左岸を巻き下る。地形図上の最狭部が今回最大の10mの滝で始まる、左岸の急斜面から小尾根を灌木を頼りに沢床に降り両岸が狭まったゴーロを下る、徐々に沢幅は広がり3mのトラロープが有る滝を下る、後は瀬となりやがて二俣、烏川本流と合流する。左俣本流を5分程登ると700m二俣、ここは宿泊地適地で左岸の棚にテントを張る。 烏川源流右沢〜左沢 テント場より右沢に入る、川原とゴーロが続き滑が少し、中ほどに小滝が3つ、後は枯れ葉に埋まった沢形を登り詰め875m樹林帯の尾根に出てあっけなく右沢終了。尾根を登り895m左沢下降点に進む、斜面を下り始めると直ぐに沢形になる藪は無い、蒐場のような泥地を抜け枯れ葉のv字沢形を下ると3mの滑滝、その後2〜5m程の滝が6つ程よい間隔で出てくる、どれも難しい下りは無い、そのほかにも滑や樋状の流れが有、水量もそれなりに有る、こちらが烏川本流と言っていいだろう、やがて700m二俣に戻る。 下降 二俣から殆ど川原の沢(3mの滝が1つ有る)を下り烏川橋下で脱渓、後は二ツ小屋隧道をくぐり抜け駐車地点に戻る。 |
写真
感想
栗子山塊。滑谷沢源流大平沢〜烏川源流を遡行する。
一日目 滑谷沢源流の一つ大平沢は昨年6月830m二俣から右沢を登ったが今回は左沢を登る、200mの滑が有るという記録が有ったが前回それが確認できなかったので左沢にあると思ったが確かにこの上に滑は有ったが振り返って見ると二俣手前の滑がそれではないかと思う、いずれにしても期待したより大規模なものでは無かった。沢を登り切り稜線作業道に出た所で二人組の男性に出合いこんな所で人に会うとはとお互い驚く、ちょっと話をして二人は杭甲山に向かって歩いて行った、自分は反対方向に進にみ刈払いされた稜線の広場で一休み、青空の下に吾妻連峰、飯豊連峰、朝日連峰、栗子山塊の稜線を眺める、この辺の紅葉は終わっているが風も無く暖かく良い気持ちである。
前回下った烏川右俣源流を下り本流出合いから少し登り700m二俣に到着、ここを天場とする。テントを張り早速白石温麵とビールで入山祝い、シュラフに入って一寝入り夕食後ささやかながら焚き火を楽しみ沢音を聞きながら就寝。
二日目 この時期としては温かい朝御迎える(以前この時期に栗子山塊を一泊で遡行した時は干していた靴下が凍っていた)、まずは烏川本流右沢を登る、殆ど何もない沢で藪漕ぎもなく尾根に上がる、この辺りはまだ紅葉が楽しめる。
尾根を少し登り左沢の源頭から下り始める、直ぐに熊の蒐場の様な泥地があり警戒する、沢は滝や滑がちょこちょこ有り右沢より楽しい、こちらが本流のようである。天場に戻り一休みして殆ど川原の烏川を下り烏川橋下で脱渓、トンネルを抜け現実世界に戻る。
晩秋の栗子山塊を沢泊で二日間歩き、天候に恵まれ良き沢旅となった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する