《筑摩山地》上金井、藤井沢の裏山
- GPS
- 05:23
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 469m
- 下り
- 463m
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 5:25
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は廃れている |
写真
装備
個人装備 |
地下足袋+脚絆
焚き火セット
ノコギリ
弁当
水筒
軍手
ラテルネ
地図磁石
防寒具
雨具
|
---|
感想
自宅から見える山の中腹に見事な紅葉が一本。地形図を見るとどうもこの地域の山神様の祠があるようだ。青空にもなってきたので、登ってみる。
矢崎から上金井にかけての扇状地末端は景色の良いところ。空き家があれば欲しい立地だ。常念岳の雲もどいてきた。地形図にかろうじて道記号のある尾根の取り付きの場所には、藪の中に里宮があったが、ほぼ手入れがなされていない。立派な神楽殿も、屋根が朽ちている。民家の裏の藪の中だが、ここから上に向かう踏み跡はある。シカ柵開けて直登コースに入る。
道は最大傾斜尾根をジグザグ。時々不明瞭。松枯れの処理はしてある。傾斜が緩まると、お宮があった。こちらは時々手入れがあるよう。伊雑社(いざわしゃ)と山神社(やまかみしゃ?)とある。下から見えた鮮やかな紅葉は、もみじではなく、桜の木だった。そういえば春、花咲く一本が見えていたよ。だれかがここに植えたのだ。木登りして一番上の方まで登ってみたら山麓景観も、ウチも見えた。雪のない安曇山脈もよく見える。
1934年、日露戦争遠征三十年記念の灯籠などあり。1973年に、上金井の全戸全員による勤労奉仕によって、上の沢から水も引かれていた。1980年代には大きな歌碑があり、ここを天狗山と呼ぶようだ。周囲を少し歩くと、大きな薬研堀の登山ルートが南東から来て北東に上がっていく。この上の方は以前藤井沢から登って合流したことがある。
今はほとんど人のこないお宮のようだ。上金井の住人にも聞いてみたい。花が咲いたら、また来よう。住処を見下ろす、手頃な展望台だ。でも藪が伸びてきていて、展望は狭まっている。
立派な方の道から下り、扇状地の草の刈られた棚田の畔に腰を下ろし、松本平と安曇山脈を眺める。日当たり良く、予定もなく、自由な気持ちを満喫する。暑くも寒くもない。
りんごが実る畑の中を下り、帰宅前にもう一山。藤井沢右岸の松枯れ伐倒急斜面の上に登って展望を確かめたい。藤井沢の集落の佇まいも良い。前に買っちゃおうかと思った古民家には、ふ誰かが住んでいるようだった。水源地タンクの脇にシカ柵ゲートあり。そこから日の当たる荒れたルンゼを直登。バカがびっしりついた。展望良い急斜面に腰をおろして里を見下ろす。逆光の中、中央アルプスや経ヶ岳方面も見えた。
このまま帰宅する前に、気になっていた藤井沢砂防ダムの近くにあるというクヌギの巨木を探す。少し前市民タイムスの記事で見た、昆虫研究家の小松さんが信大の学生時代にここで巨大アリ塚の研究をしに通ったとのことで。かなりつぶさに見回ったが大きなクヌギはわからなかった。中サイズのは2本あったのだが。
扇状地を下ると日が沈んだ。日没は午後4時半。帰宅してすぐキャベツ一玉千切りにして酢漬け。油抜きメンチカツを作った。出来上がった頃娘が帰宅。晩御飯で、山に見た紅葉は桜の木だった話をする。咲いたらおにぎり持って花見に行こう。
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