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Yamareco

記録ID: 7482272
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

《筑摩山地》上金井、藤井沢の裏山

2024年11月13日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:23
距離
8.5km
登り
469m
下り
463m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:45
休憩
2:40
合計
5:25
距離 8.5km 登り 469m 下り 463m
11:07
23
里山辺
11:30
20
藤井沢里宮
11:50
12:50
20
伊雑社山神社合祠
13:10
13:30
50
上金井
14:20
10
藤井沢貯水場
14:30
14:50
10
松枯れの斜面
15:00
16:00
32
砂防堰堤
16:32
ゴール地点
午後、自宅裏山をほっつき歩く
天候 曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
道は廃れている
左の針葉樹の尾根の中腹に一本だけ紅葉 里山辺新井から
2024年11月13日 11:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 11:06
左の針葉樹の尾根の中腹に一本だけ紅葉 里山辺新井から
紅葉の木
2024年11月13日 11:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 11:15
紅葉の木
写真中央の尾根の針葉樹の中程に紅葉一本。麓の集落から
2024年11月13日 11:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 11:15
写真中央の尾根の針葉樹の中程に紅葉一本。麓の集落から
矢崎の道祖神。
2024年11月13日 11:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 11:24
矢崎の道祖神。
里宮は藪の中だった
2024年11月13日 11:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 11:36
里宮は藪の中だった
大正〜昭和初期頃の雰囲気
2024年11月13日 11:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 11:37
大正〜昭和初期頃の雰囲気
半枯れ松の急斜面登ると徐々に視界あり
2024年11月13日 11:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 11:54
半枯れ松の急斜面登ると徐々に視界あり
祠の広場に出た
2024年11月13日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 11:57
祠の広場に出た
板張り屋根付きの神楽殿あり
2024年11月13日 11:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 11:57
板張り屋根付きの神楽殿あり
これが下から見えていた紅葉。桜だった。
2024年11月13日 11:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 11:58
これが下から見えていた紅葉。桜だった。
拝殿
2024年11月13日 12:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:00
拝殿
日露戦役出征三十周年記念の灯籠。上金井からも徴兵戦死多数あり。
2024年11月13日 12:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:00
日露戦役出征三十周年記念の灯籠。上金井からも徴兵戦死多数あり。
昭和十年?かな1935年。満州に派兵していたころ。まもなく柳条湖テロ1937年。
2024年11月13日 12:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:01
昭和十年?かな1935年。満州に派兵していたころ。まもなく柳条湖テロ1937年。
お宮には三社あり
2024年11月13日 12:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:01
お宮には三社あり
なんとお手水が引いてある。
2024年11月13日 12:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:02
なんとお手水が引いてある。
こちらは1973年の勤労奉仕。
2024年11月13日 12:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:02
こちらは1973年の勤労奉仕。
桜の木の一番上まで登ってみた。
2024年11月13日 12:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:06
桜の木の一番上まで登ってみた。
樹上にて
2024年11月13日 12:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:07
樹上にて
樹上にて
2024年11月13日 12:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:08
樹上にて
樹齢は20年ほどであろうか。
2024年11月13日 12:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:15
樹齢は20年ほどであろうか。
この場所は天狗山というのだろうか。
2024年11月13日 12:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:30
この場所は天狗山というのだろうか。
城趾かと思うほどの多数の薬研堀
2024年11月13日 12:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:38
城趾かと思うほどの多数の薬研堀
拝殿の屋根瓦
2024年11月13日 12:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:44
拝殿の屋根瓦
下降路で斑の紅葉
2024年11月13日 12:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:54
下降路で斑の紅葉
下降路で
2024年11月13日 12:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:54
下降路で
下降路で
2024年11月13日 12:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 12:55
下降路で
上金井、田の畦でまどろむ。近景はリンゴ畑。
2024年11月13日 13:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 13:07
上金井、田の畦でまどろむ。近景はリンゴ畑。
上金井より桜の紅葉一本を振り返る
2024年11月13日 13:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 13:52
上金井より桜の紅葉一本を振り返る
上金井より桜の紅葉一本を振り返る
2024年11月13日 13:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 13:52
上金井より桜の紅葉一本を振り返る
今度は藤井沢右岸の松枯れ伐倒急斜面から見下ろす
2024年11月13日 14:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 14:41
今度は藤井沢右岸の松枯れ伐倒急斜面から見下ろす
カンカンのもみじ
2024年11月13日 14:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 14:57
カンカンのもみじ
カンカンのもみじ
2024年11月13日 14:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 14:58
カンカンのもみじ
カンカンのもみじ
2024年11月13日 14:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 14:58
カンカンのもみじ
クヌギの木の根本、とくに蟻塚は見えない
2024年11月13日 15:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 15:45
クヌギの木の根本、とくに蟻塚は見えない
クヌギの木の根本、とくに蟻塚は見えない
2024年11月13日 15:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 15:46
クヌギの木の根本、とくに蟻塚は見えない
それほど太くもないクヌギの木
2024年11月13日 15:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
11/13 15:49
それほど太くもないクヌギの木
かなりの巨木だが、クヌギではないように思えた。
2024年11月13日 15:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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11/13 15:57
かなりの巨木だが、クヌギではないように思えた。
2024年10月03日 12:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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10/3 12:12

装備

個人装備
地下足袋+脚絆 焚き火セット ノコギリ 弁当 水筒 軍手 ラテルネ 地図磁石 防寒具 雨具

感想

自宅から見える山の中腹に見事な紅葉が一本。地形図を見るとどうもこの地域の山神様の祠があるようだ。青空にもなってきたので、登ってみる。

矢崎から上金井にかけての扇状地末端は景色の良いところ。空き家があれば欲しい立地だ。常念岳の雲もどいてきた。地形図にかろうじて道記号のある尾根の取り付きの場所には、藪の中に里宮があったが、ほぼ手入れがなされていない。立派な神楽殿も、屋根が朽ちている。民家の裏の藪の中だが、ここから上に向かう踏み跡はある。シカ柵開けて直登コースに入る。

道は最大傾斜尾根をジグザグ。時々不明瞭。松枯れの処理はしてある。傾斜が緩まると、お宮があった。こちらは時々手入れがあるよう。伊雑社(いざわしゃ)と山神社(やまかみしゃ?)とある。下から見えた鮮やかな紅葉は、もみじではなく、桜の木だった。そういえば春、花咲く一本が見えていたよ。だれかがここに植えたのだ。木登りして一番上の方まで登ってみたら山麓景観も、ウチも見えた。雪のない安曇山脈もよく見える。

1934年、日露戦争遠征三十年記念の灯籠などあり。1973年に、上金井の全戸全員による勤労奉仕によって、上の沢から水も引かれていた。1980年代には大きな歌碑があり、ここを天狗山と呼ぶようだ。周囲を少し歩くと、大きな薬研堀の登山ルートが南東から来て北東に上がっていく。この上の方は以前藤井沢から登って合流したことがある。

今はほとんど人のこないお宮のようだ。上金井の住人にも聞いてみたい。花が咲いたら、また来よう。住処を見下ろす、手頃な展望台だ。でも藪が伸びてきていて、展望は狭まっている。

立派な方の道から下り、扇状地の草の刈られた棚田の畔に腰を下ろし、松本平と安曇山脈を眺める。日当たり良く、予定もなく、自由な気持ちを満喫する。暑くも寒くもない。

りんごが実る畑の中を下り、帰宅前にもう一山。藤井沢右岸の松枯れ伐倒急斜面の上に登って展望を確かめたい。藤井沢の集落の佇まいも良い。前に買っちゃおうかと思った古民家には、ふ誰かが住んでいるようだった。水源地タンクの脇にシカ柵ゲートあり。そこから日の当たる荒れたルンゼを直登。バカがびっしりついた。展望良い急斜面に腰をおろして里を見下ろす。逆光の中、中央アルプスや経ヶ岳方面も見えた。

このまま帰宅する前に、気になっていた藤井沢砂防ダムの近くにあるというクヌギの巨木を探す。少し前市民タイムスの記事で見た、昆虫研究家の小松さんが信大の学生時代にここで巨大アリ塚の研究をしに通ったとのことで。かなりつぶさに見回ったが大きなクヌギはわからなかった。中サイズのは2本あったのだが。

扇状地を下ると日が沈んだ。日没は午後4時半。帰宅してすぐキャベツ一玉千切りにして酢漬け。油抜きメンチカツを作った。出来上がった頃娘が帰宅。晩御飯で、山に見た紅葉は桜の木だった話をする。咲いたらおにぎり持って花見に行こう。

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