柱島＆阿多田島周遊

2024年11月14日(木) [日帰り]

• GPS: 23:43
• 距離: 30.4km
• 登り: 711m
• 下り: 700m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:10

距離 19.3km 登り 469m 下り 465m

6:23 スタート地点
10:33 10:33 金蔵山
16:33 宿泊地

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:55

距離 11.1km 登り 243m 下り 235m

5:36 宿泊地
7:19 7:19 阿多田島港
8:53 8:53 観音山
9:00 9:06 灯台資料館
9:07 9:07 海の家 あたた
9:16 9:16 観音山
9:22 9:24 観音山登山口
9:28 9:29 阿多田島神社
9:46 9:48 竜宮神社
10:12 10:12 阿多田島神社
10:26 10:32 阿多田島港
10:32 ゴール地点

1日目
6：23 岩国駅（宿）-7：03 岩国港---7：40岩国港発-8：34 柱島着---10：33 柱島最高点-10：42 三角点-11：50 陸奥記念碑-12：57 柱島港---14：15 柱島港発-15：14　岩国港着-16：34 大竹駅（宿）
2日目
5：36 宿-6：12 小方港---6：45 小方港発-7：20 阿多田港着---8：03 内深浦-9：01 灯台資料館-9：39 猪子島-9：47 竜宮神社-10：33 阿多田港---12：30 阿多田港発-13：05 小方港着---13：42 大竹駅

写真

11/10 6:33

昨夜、新岩国から宿のある岩国駅まではバスで移動しました。
今朝は岩国港から始発の柱島航路に乗船します。

11/10 6:39

三菱系の化学関連会社群でしょう。

11/10 7:02

昭和を感じる町並

11/10 7:06

海の神、住吉神社

11/10 7:09

岩国港

11/10 7:35

洗濯機とエアコンの設置をするそうです。

11/10 7:36

小型船なので荷物の搬入が大変です。
エディオン関連の人が5人位いたようです。
島内では設置家庭に遭遇しませんでした。

11/10 8:43

残念ながら、『赤禰武人』は知りませんでした。
昔の養子はどうなってんだろう？
柱島の松崎家で生まれ、庄屋の中富家の養子になり、翌年には、長州藩重臣の赤禰家の養子になっている。
ヘッドハンテングされたのかも？

11/10 9:02

橋で繋がる猪子島

11/10 9:03

島には珍しく農耕地も多いです。

11/10 9:09

小柱島？

11/10 9:14

寄港した端島だが上陸しませんでした。
人口は18人です。切符売場が無いので、ここへ行くには岩国で往復乗船券を購入します。
他の島は島の雇用も関係するのか、岩国で往復乗船券は買えません。

11/10 9:24

この日は島民による秋の清掃日でした。高齢の方がそこかしこで、主に落葉や雑草の除去、はみ出た枝の伐採をしていました。人口が少ないので車で移動したり、色々な機器（裁断用、送風機、高枝ハサミ）を利用していました。我々の地区では1自治会分を一人で担当している感じです。

11/10 9:28

お陰で快適です。

11/10 9:51

港近くに集落は密集して、至る所に小径が縦横に繋がっています。まさしく水軍の城を実感します。

11/10 9:52

住居を建て易い場所は他にいくらでもあるのに、そちらは農作地にして、住居は急峻な地に立っています。

11/10 9:54

実に興味深い島です。

11/10 9:55

小中学校とも休校状態です。人口は90人以下だそうです。出会った人は、殆ど80歳以上だと言っていました。

11/10 9:57

どんよりしていますが、ぼんやり物思いに沈むには、やはり山より海です。

11/10 10:23

金蔵山の登山道は登山口から三角点迄約1000mですが、100mごとに表示が出ています。600mでなく”あと400m”の表示が元気づけてくれます。

11/10 10:33

右側の標識は何と書いてあるかわかりませんが、最高点に行けました。戻って再び、三角点を目指します。

11/10 10:39

戦争遺跡。海軍の見張り所跡

11/10 10:49

『しま山100選』の金蔵山（周防小富士）です。

11/10 10:49

どれがどこやらわからない。

11/10 10:49

山頂から東方を見ると、この写真であるそうだが、本当かなと思いたくなる。
東方に呉、松山は見えても、周防大島は西になると思う。東方から西方への合成写真か？

11/10 11:06

樹の幹部分に光が差し、私には半跏座像の仏に見えました。

11/10 11:45

賀茂神社

11/10 11:48

八幡神社

11/10 11:56

戦艦陸奥英霊の碑

11/10 11:58

素晴らしい気持ちが伝わります。五七調の和歌が持つ性質なのか心に響きます。

11/10 11:59

私の母親位の世代の方々です。
さもありなん。今は昔。

11/10 12:24

人家が最も密集している地域です。

11/10 12:47

井戸が湧くようです。

11/10 12:48

狭い道が縦横です。

11/10 12:50

『行ってらっしゃい　また帰っておいで！　あなたの家に！』
島の切実な思いが分かります。

11/10 12:55

赤禰武人の墓

11/10 12:56

赤禰武人が最初に養子に入った中富家
奥に珍しい青森姓、島内で何軒か見かけました。

11/10 15:37

岩国港から大竹駅へ歩く途中です。和木駅近くで衣掛けの松

11/10 15:43

先程の『衣掛けの松』に由来がありそうな苗字です。

11/10 15:49

第二次長州征伐は地元では『四境の役』と呼ばれているようです。即ち、芸州口、石州口、小倉口、大島口の4方向から攻められたと言うことです。4つの国境が戦場になったことに由来するようです。

11/10 15:55

和木町役場

11/10 15:55

11/10 16:04

この様な道標を見るとなぜか嬉しくなります。

11/10 16:34

今夜の宿です。

11/11 6:29

小方港です

11/11 6:29

多くの化学工場が夜を徹して稼働しています。

11/11 6:41

阿多田島へのフェリーです

11/11 6:55

工場群を見るのも大好きです。国を支えてくれる源です。

11/11 7:32

船の発着場には普通、島の案内図があります。この島にはありません。船着場から少し離れたこの看板が貴重な情報源です。黒線の島一周コースを歩きます。

11/11 7:39

反時計まわりで、浄水場ですぐに行き止まり。

11/11 7:56

少し戻って高山登山口を進む

11/11 8:02

正面は安芸の宮島？　そうらしい。

11/11 8:10

蠣の養殖場です。

11/11 8:16

島内には多くの記念樹が植えられています。
うまく育っているもの、半枯れのもの、枯れているものと色々です。これらを見ると出産記念、誕生記念樹は避けた方が無難です。

11/11 8:19

コンビナート関連の運搬船でしょう。

11/11 9:04

いくらでもある竹材の有効活用だが、大変な労力です。

11/11 9:05

竹だけではない。いろいろ活用しています。

11/11 9:05

あたた海の家？

11/11 9:07

資料館となっているが、閉鎖されているようでした。

11/11 9:08

何島だろう。存在感が半端ではない。

11/11 9:09

大黒神島かな

11/11 9:31

港近くの集落が見えてきました。

11/11 9:35

蟹の散歩？　よく見ると右手がない。懸命にリハビリ中でしょう。

11/11 9:38

阿多田神社。現在の上皇夫妻がこの地を訪れている。
はまちの養殖業を視察されたようだ。

11/11 9:41

猪子島へ通じる橋。防潮堤でもある。

11/11 9:43

橋ではあるが、防潮堤を橋に活用していると言える。

11/11 9:49

至る所で外国人が作業をしている。

11/11 9:50

作業者用？のトイレ

11/11 9:53

竜宮神社

11/11 9:55

おそらく水産業社から出る廃棄物を餌にして海鳥が屯しているのだろう。この一角がすざましい量の海鳥である。

11/11 9:56

11/11 9:59

排出されたカキの殻がトラックの荷台に自動搬送されている。

11/11 9:59

カキの種を付けて、カキ筏に吊るされる。

11/11 10:01

11/11 10:01

11/11 10:09

帰りの船は来たが、船員たちの昼休みのため出港は12：30です。

11/11 10:12

釣り客らしい人は、送迎船に乗り移っています。

11/11 10:16

時間がたっぷりあるので、集落の路地を探索。

11/11 10:22

窮屈なお寺

11/11 10:23

この様な階段道も多数です。

11/11 10:32

役に立った案内板
高山入口は本当に急勾配だった！！

11/11 12:38

阿多田島を出港。本土へ。

11/11 13:49

大竹駅。益田駅から始まった旅も、ここで一区切りです。明日からは岡山県の旅なので岡山駅近くの宿に移動します。

11/11 13:54

なんてことだ！　立派な駅だが無人駅でこの始末。
JR西日本　頑張れ！

撮影機器：

EX-ZR400 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

ア?ドッポ

安芸灘には周防大島、江田島、宮島など観光地として有名な島々が多い。これらは既に歩いているので、今回は離島の柱島と阿多田島を歩きました。柱島は人口100人以下、阿多田島も200人と過疎に悩まされている。小中学校はなかったり休校中。私の旅は何かを訪ねると言う目的は殆どない。何に出会えるかを楽しむ旅である。
柱島は名の通り神様縁と思われるが、私には水軍の拠点らしさを感じる特異な島でした。阿多田島は柱島よりはるかに近いのでもう少し活況があるかと思った。水産加工業の会社では東南アジア系の若者が多数、就労しているのが目立った。彼らは身に付いた技能が本国で活かされるのか疑問である。いりこやカキの加工は本国では無縁のように思う。