猿の惑星「穂高神社奥宮参拝」

2024年11月14日(木) [日帰り]

• GPS: 02:26
• 距離: 8.2km
• 登り: 48m
• 下り: 45m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:05
• 休憩: 0:21
• 合計: 2:26

距離 8.6km 登り 29m 下り 30m

6:42 上高地バスターミナル
6:52 河童橋
7:04 7:05 岳沢湿原・岳沢登山口
7:35 7:36 梓川右岸
7:54 8:01 穂高神社奥宮
8:10 8:22 明神館
8:57 小梨平
9:03 河童橋
9:08 上高地バスターミナル

天候

曇り　4℃　弱い風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

さわんど　かすみ沢P　700円/日(新札・高額紙幣不可)
上高地＜＞さわんどシャトルバス　往復2800円　所要30分
※今年の営業は終了しています　

コース状況／危険箇所等

積雪無し　野猿多し　ともない　ふん多し　※足元注意
梓川左岸　六百沢　土石流警報機あり　※通行注意

その他周辺情報

国道158号　工事片側通行箇所あり

写真

今年もこの季節になりました
（沢渡ナショナルパークゲート）

シャトルに乗って着いたこの場所は

猿の惑星でした

写真では伝わりませんが
周囲は野猿だらけです

あまりの変貌に上高地だということもすっかり忘れ

梓川を遡り河童橋まで来ると

今日は焼岳の頭が見えませんな

定番の景色もいまいちです

晴れていればこんな感じなのでしょうが

とにかく橋を渡り

岳沢展望地までやってきました

なにかとお騒がせなあの小屋も
今はひっそりと佇んでいますね

さては

上高地一番の景勝ポイント

岳沢湿原で

深まる秋を感じましょう

と感慨にふける間もなく

惑星の主たちが

群雄割拠です

一団をやり過ごすと

静かな湿原の分岐点

岳沢への分かれ道です

その先は梓川の右岸をひたすら遡上し

見慣れた景色を楽しみながら

足を進めてゆくと

黎明の谷間が見えてきました

あれはウェストンも越えた徳本峠ですね

さて今日の目的である奥宮を参拝しましょう

嘉門次小屋の川面にはイワナ（でしょうか？）の魚影も見て取れました

安全祈願の後は明神橋を渡り

対岸へ進みます
（吸い込まれそうな幾何学模様ですね）

橋上から穏やかな梓川と

蝶の稜線を眺め

明神岳を振り返りました

朝焼けの宿はすでに閉まっていますが

ここでしばし休憩し

注意看板を確認したところで

明神を後にしました

徐々に雲も切れ
開けた場所からは

蝶槍も見えてきました

荘厳な明神岳を拝むこの場所には

誰が積んだか
石のオブジェがありました

明神から1200mほど歩いた

六百沢を渡る場所には
土石流警報機が設置されていました

今年の7月に流れたようですが

痛々しいですね

小梨平まで戻ると
工事中の橋の横に

こんな看板が
「運がよければ」って完全に占拠されているでしょ

と環境省に文句を言っても仕方ないので

秀麗な吊り尾根を脳裏に収め

カッパ橋まで戻ると

外国人観光客で賑わう橋をしり目に

上高地を後にしました

今年の大正池も見納めですね

焼岳も左様なら

シャトルでさわんどに戻ると

色づく紅葉がとても綺麗でした

相変わらず鬱陶しい注意書きの多さにげんなりしながら

駐車場に戻ると

十石山が

装備

個人装備

腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ モバイルバッテリー ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル 鈴 レジ袋 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ 虫除け 無線従事者免許証 無線局免許状 携帯トイレ マスク アルコール消毒液 First Aid Kit 無線機

感想

sanga1993

恒例の参拝に足を延ばしました。
今年は猛暑だったこともあり夏の山行は控え気味でしたが、久しぶりの北海道遠征もあり、充実したシーズンだったと思います。
ちょうどこの日パノラマコースで遭難があったみたいですが、「遭難」も多い年でしたね。幸い無事にここまで山行を継続できましたが、慢心することなく今後も安全登山を心がけたいと思います。
上高地も年々様変わりしているようで、外国人が増えたのは時代の流れというものの、猿の惑星になっているとは思いませんでした。来年はどうなっていることやら。
今シーズンはもう少し山行の機会があると思いますが、
とりあえず「よいお年を」