三俣山 - 坊がつる泊で紅葉&星を楽しむ
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 994m
- 下り
- 977m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:41
- 山行
- 1:48
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 1:59
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・すがもり越から三俣山への登り始め辺りに、足を置くだけで砂が舞い上がる場所があるので、砂埃から目を保護するものがあると良いかも。 ・己から南峰への登り返し付近には、岩の横や間に穴がポッカリ空いている所があるので、踏み落ちないように注意。 |
写真
感想
ついに念願の『坊がつる』での初テン泊!
実は『三俣山』も初登頂だったりするし、法華院温泉も初だったりと、初物尽くしの山行でした。
テント泊を前提とした山行に合わせ、75Lザック(Gregory Stout75)も購入。
荷物を詰めての印象。
デカいな...
背負っての印象。
お、重たい...
で、久しぶりの長者原からスタート。
平治号に挨拶をして、向かうは『すがもり越』だ。
長い舗装路に飽きてきた頃、舗装路をショートカットする登山道。
鉱山道路(コンクリ舗装)は距離が延びる分、登山道より10分ほど時間を多く要するが、登山道よりも歩きやすいので、雨の後などはそのまま鉱山道路を歩く方が安全と思う。
で、私も荷が重たいので鉱山道路を歩けば良かったのだけど、登山道を歩いた(笑
その後、再び鉱山道路へと合流すれば景色は荒々しさを増し、眼前には硫黄山の煙。
火山性ガスの濃度と風向き次第では死者が出る可能性もある?
『すがもり越』に到着して正面から射す朝日の眩しさを避けようと左に顔を向けると「でーん!」と『三俣山』が迫りくる。
今までこの威圧感から敬遠していた三俣山にいよいよ登る。
ザックをデポしようかと、ずっと思案していたけど、トレーニングと思ってそのまま登ることに決めた。
買ったばかりのザックとテント、それに酒!を置いて行くのが心配だったし(笑
キツイ斜面に舞い立つ砂埃。
昇った太陽が照り付ける。
...すがもり越に“コインロッカー”を設置したら儲かるだろうな(笑
で、ヘトヘトで西峰に到着。
続いて、一回下って登り返し、東へと向かうと己。
己から東に見る南峰へ続く道を目で追って確認。
一旦下って南峰へ登り返す辺りのノリウツギか何かの枝がザックに引っ掛って往生こいた。
やっぱり、でっかいザックはデポしてくれば良かった...なんて泣き言が脳裏に浮かぶ(笑
で、この難所を必死にクリアして、南峰で写真を撮ろうとカメラに手を伸ばしたらレンズキャップがない。
しまった!
さっきの所だ!
急いでザックを降ろし、空身で歩くと、ふんわふんわ、トランポリンの上を歩いているような感覚。
これだけ軽いなら、すがもり越〜三俣山なんて15分で登れるぞ!と本気で思った。
そんなことを考えながら、レンズキャップのことに思いを戻すと、数か月前にやっぱり山中で紛失して購入し直したばかりだったので、絶対に見付けたかった。
そしたら、登って来る方が居たので「レンズキャップ落ちて無かったですか?」と尋ねると「ありましたよ!」との返事。
良かった〜!
やっぱり、他人にしたことはこうやって自分に返ってくるんだなぁ。
※先日10月17日の牧ノ戸峠からの山行を参照
で、安堵の想いに浸りながら、北峰へのルートを探す。
大鍋の底に人が休憩している姿が見えるが、どうも、降りる道が判らない。
ここかな?と思ったルートは少し降りたところで崩れたようになっている。
小鍋から北峰への岩尾根?を登っている人も見えるがかなり厳しそう。
今回はお鉢巡りをパスすることにして、本峰に向かうことにした。
肝心の紅葉のほうはというと、やはり、7〜5日遅かったという感じを受けた。
もちろん、部分的に赤く染まっているところはあるけど、全体的な鮮やかさが失われている。
今年は紅葉の当たり年と言われていただけに残念!
さて、本峰で記念の写真を撮ってもらい、北千里ヶ浜へと降りたら、そのまま法華院温泉を目指さず、一旦、久住分れ方面へと歩く。
右手に硫黄山から立ち昇る噴気が白く青空に流れる。
地面に目を移すと白い石が一面に広がる。
満足したので、ルートを戻して法華院温泉へと向かう。
ここからは初めて歩くルート。
ルンルン気分。
北千里ヶ浜の東端で猿岩(ゴリラ岩)発見。
坊がつるを見下ろしているようだ。
ここから今までの平坦な世界が急に変わる。
足元に注意しながら降りること20分、法華院温泉山荘の屋根が見えて来た。
へぇ、こんな風になってるのかぁ。
こっちは入ってイイのかな?
あ、ビール自販機!
などと興味津々で見渡したら、ここでビールを飲みたいのを我慢して、坊がつるへ。
坊がつるの南端は紅葉がまだ鮮やかさをしっかり残していた。
また、大船山の裾もいい感じに紅葉が残ってた。
うっとりしながら、坊がつるをウロウロ。
この時点(12:15頃)でテントは4〜5張り。
東の空が広く見えて大船山も山頂がしっかり見えて、トイレから少し離れて、周囲をススキに囲まれてて...
などと、どこに張ろうか10分ほど考えて、記念すべき初の坊がつる設営地を決定。
当初は設営が済んだら、サブザックで大船山に登って来ようと思ってたんだけど、
法華院でビール見ちゃったもんだから、午後はゆっくりしようということに計画変更。
13時を過ぎて、ちょっと早いけど温泉でさっぱりしてくることに。
さすがにこの時間は貸切だった。
湯から上がって、琥珀ヱビス500mlを購入。
昼飯代わりのウインナーなどをつまみつつ、真昼間に呑める幸せ。
そこで、ドラッグストアで見付けた『じゃがマッシュ』はお奨め!
混ぜる具材を用意すれば、色々とアレンジして料理に使えそう。
軽いし、安いし、簡単だし。
そんなこんなで陽は傾き、月が昇り、三俣山の影が坊がつるを包むと気温が急に下がる。
再び法華院温泉山荘へと向かい、ビールと明日の飲料水を購入。
鮮やかだった紅葉も陽の光がないと、くすんでしまう。
辛うじて大船山に夕陽が当たって真っ赤に染まっている。
他人の往来も徐々に減り、冷たい空気と静けさに包まれていく感じがする。
空が青色から深い群青色に変わって星が瞬き始めたら、星を撮って遊ぶ。
芸が無いけど、グルグル。
半月夜でも街灯りがないので、充分過ぎるほど星が見える。
しばらく撮って満足したら、零時過ぎに目覚まし(バイブモード)をセットして20時半就寝。
月が西に沈む頃、目覚ましで起きる。
さぁ、オリオン座流星群を写真に収めるぞ!
テントから外に這い出すと、月が沈んで黒色に近い夜空。
星の瞬きはさっきよりも増えたように見える。
三脚にセットしたカメラを東の空に向けて撮影開始。
あっ、流れた!(でも、レンズはそっちに向いていない)
あ、また流れた!(やっぱり、レンズはそっちに向いていない)
1時間くらい頑張ったところで電池容量が減って来たので、これで終了。
結果、流れ星を肉眼で確認したのは8個程度。
レンズを向けた方にも1回流れたのだけど、感度のせいか写っておらず。
まぁ、仕方ない。
再び朝までおやすみなさい。
朝6時起床。
テントは夜露でびっしょり。
他のテントでは夜露がバリバリに凍ってるという声も聞こえた。
朝食を済ませ、テントを撤収したら、07:45出発。
坊がつるにさようなら。
雨ヶ池越から長者原へ。
初の坊がつるテント泊は楽しさ一杯大満足でした。
紅葉はまだまだ素晴らしいですね。
温泉入ってビールで〜はぁ〜たまりませんね。
テント泊、装備も重くて大変だし、あとのメンテも・・・が、それに勝るたくさんのモノがあります。
今日は明けで裏英彦山ル−トを歩きましたが紅葉はイマイチでした。
終りかけとはいえ、部分部分ではまだ鮮やかな色が残ってて、楽しめました。
出来れば温泉の他にも食堂で夕飯を食べたかったですが、それは次回へ持ち越し。
マムートジョッキで生ビールを飲むことを忘れていたのも持ち越しです(笑
帰宅したらすぐにテントを干して、ウェアを洗濯して、荷物を片付けてと大忙しでした。
でも、その苦労が苦労と思えないほどに楽しかったです。
明けでの英彦山、お疲れさまでした。
いちです。
60、65がとっても綺麗
おほしさまが、素敵です
くじゅうに、行きたく
成っとりま〜す
113
こんにちは。
65の写真、実はフィルターを手でふさいだ時にまだら状に雲ってしまって、
そのまま撮ったら、こうなったという偶然の産物です(笑
くじゅうは知れば知るほど楽しいですね。
次が楽しみですが、これ以上寒くなると私の装備では難しそうです。
坊がつる店は スピンオフ 派生版でお願いします。(山頂じゃないです 店長!!)
実戦投入済みのシュアファイア数本で
大船山朝駆けもして頂きたかったです
オリオン座流星群の撮影残念でしたが
綺麗な写真ありがとうございます。
坊がつる楽しまれたみたいですね。
こんにちは!
>(山頂じゃないです 店長!!)
たしかに!
山頂ではないので姉妹店『盆地』と加筆修正しました(笑
大船山の朝駆けも...ついでにやっておけば良かったなぁ。
流星群を撮るつもりがなかったら行けたかもしれませんね。
あと、今回は夕方に仕事が入ってしまい、急いで帰る必要があったので
これは来年への持ち越し課題ですね。
オリオン座流星群も写真には収められなかったですが、
深夜の坊がつるで見れたということが大きく印象に残ってます。
うちから駐車場まで片道5時間かかる「くじゅう」ですが、
もっと沢山歩いて泊まって楽しみたいです。
こちらこそありがとうございます
こんにちわ!お久しぶりです。。
Hans-R1さんがご家族で行かれたレコに憧れて私もこの土日、初坊ガツルでした。。
まさか前日にまたいらっしゃったとは。。
しかもテント張ったのも近くだと思います。その草に囲まれた場所覚えています。
法華院温泉貸し切りは羨ましいですね〜。私の時は肩が触れ合いましたよ。。
新幹線からの火の山連山や東鳳翩山が懐かしかったです。
こんばんは!
本当は予定も無かったのですが、急遽、無理を押して行ってみようかなと。
ニアミスでしたね!
テントの場所、私もMahitoさんの画像を拝見しましたが、近くですね!
私の場所は四方をススキに囲まれて、視線を遮られる安心感がある場所でした(笑
それはさておき、1day17サミッツ+α達成おめでとうございます!
17サミッツだけでも凄いのに、+αって凄いですね。
私の脚力ではきっと無理です
東鳳翩山、今や私にとっても懐かしい山になってしまいました。
いつかまたその麓に戻れると信じていますが
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