「英彦山」を薬師林道(裏英彦山ルート)から登る
- GPS
- 03:32
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 762m
- 下り
- 757m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
満車の場合は豊前坊の駐車場を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
テープ、踏み跡ともにあるが、つながりの悪い場所や踏み跡の薄い場所あり。 ケルン谷上部や北岳直下の急傾斜では落石に注意。 |
その他周辺情報 | 「しゃくなげ荘」や「ひこさんホテル和」があるが、今回は帰路にある「柿下温泉」にて入浴。http://www.kakishita-onsen.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア
ヘッドランプ(含む予備電池)
地形図&コンパス
ハンディGPS(含む予備電池)
ウォーターボトル
ライター
ナイフ
タオル
お茶などの飲料水500ml×2
未開封清潔な水500ml
行動食(1)
非常食(1)
ファーストエイド
デジカメ(含む予備電池)
携帯電話
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感想
前回9月27日(日)の山行でソロのおっちゃんに薦めてもらった「裏英彦山ルート」。紅葉が綺麗だと言うことで気になって・・・直明けで突撃することにした。
前回の反省からナビ様の言うことを聞いて最短(?)で登山口駐車場へ。カーブ番号「55」にある駐車スペースへ車を入れる。平日だけに他に車はなし。道路沿いに見上げれば、前回登った「望雲台」の手摺りが見える。ホントに絶壁、高いや!道路のすぐ向こうに薬師林道の入り口ゲートが見える。
軽く体をほぐし、装備を整え出発。疲れは大丈夫だ。
薬師林道に入って荒れた道を歩く。左に鷹ノ巣山の登山口を見て、10分ほどで裏英彦山ルートの入り口。降りて余裕があれば鷹ノ巣も寄ってみるかなどと考えながら杉の植林帯に入る。杉林をゆるゆると登ると尾根に出る。ピンクリボンがあちこちにひらひらと誘う。尾根沿いにしばらくで植林が終わり、辺りは落ち葉の絨毯。右前方、樹林越しに望雲台の絶壁が見えるが、邪魔者が多く上手く撮れない。ここからちょっと急登をあえいで山腹をトラバース。登り切ると次の尾根に出る。ここからは南面の展望が開ける。やや狭い尾根を登ってく。なかなかトラバースにならないなと思いつつもピンクリボンに誘われ登る。
(゜ペ;)ウーンどうも変だ。北岳が近づいてる・・・GPSで確認しても北岳の東にある小ピークに登っている・・・間違えた・・・どこで?分岐を見た記憶が無い?ピンクリボンの印象が強くて無意識にたどってしまったか?と他人のせいにする(笑)
しかしここまで登れば引き返すのもしゃくなので、ここまま豊前坊からのルートにのって、ケルン谷は下山に使うことにする。
小ピーク直下は結構な急登で落石に気をつけながら登る。ここを超えると北岳下の鞍部にでる。ここからは前回と同じルートで北岳へ。中岳を眺めながらソロのおっちゃんと立ち話。ケルン谷の話をすると「テープや標識も少ないので気をつけて」っと。
平日であってもさすが英彦山、英彦山神社下の広場にはランチを広げる人間が多い。ベンチは一杯なので適当な岩の上で弁当を広げる。大ぶりなレバー串とノンアルビールで乾杯!おっきなとろろむすびに甘い卵焼き。山ではこれが旨い!
秋晴れの下、食欲を満たしてまったり。しかし下山の時間も気になるし、余裕あれば鷹ノ巣をとまだ考えているので、重い腹をあげる。
英彦山神社に参拝。そのまま南岳へ。ここもほぼ通過して、前回中途になった巻き道へ進む。南面の鎖場を下ると巻き道の分岐がある。紅葉を見ながら下降点を捜す。ほぼ中岳との鞍部に近い場所に青い標識・・・なにも書いてないが。そこから谷側へテープが付いている。
下り始めると浮き石の多いガレ場。落石に注意しながら慎重に下る。踏み跡がはっきりしないところもあるのでテープを追って下る。傾斜が緩やかになると辺り一面落ち葉の絨毯。綺麗だけど踏み跡まで隠してる?テープとケルンを確認しつつ谷沿いに降りていく。
やや谷が狭くなって大きな岩が現れる。水音がちょろちょろするが、水量が少ないためか見当たらない。大きめのケルンが林立する場所がケルン谷の分岐。標識有り。ここからルートは左、薬師峠方向に上る。見落としてそのまま下れば深い谷に迷い込むことになる。西側に尾根があるので暗くなるのも早い。時間的余裕も必要だ。
一休みして登りにかかる。が、少し登った地点でテープを見失う・・・踏み跡らしきモノをたどって辺りを徘徊。さらに登った場所でテープを発見、ルートに復帰する。
ここからルートは北岳の南面を巻くように緩やかに登っていく。ガレ場あり、落ち葉の道ありで楽しめる。所々に「ケルン谷=薬師峠」の標識有り。北岳東のピーク直下では直登ルートらしいテープが上方に続いていたが、薬師峠に向かうトラバースを続ける。紅葉も見つつ歩くと見覚えのある尾根に出る。
ここだ! ここが分岐だったのだ・・・あらためてみると確かに尾根から下るルートがある。これを見落として上ってしまったのだ。う〜痛恨。
分岐からは同じルートをたどって杉の植林へ。林道に出たのは15時過ぎ。鷹ノ巣山の登山口を眺めつつ、時間的に無理か・・・と駐車場へ引き上げる。
南岳から下って誰にも会わない静かな山行だった。次回は再びここから入って北西尾根で下るルートか、籠水(こもりみず)峠から鹿の角に突き上げるコースを歩いてみたい。そして今年こそは氷瀑を見たいのだが暖冬の予報ですな、さて?
帰路には「道の駅おおとう桜街道」と「柿下温泉」の2カ所立ち寄り湯がある。今回は柿下温泉にて入浴、さっぱりしてから帰途についた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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踏み跡を探す必要のない登山道も楽チンでいいですが、
「どこだ!どこだ?」と踏み跡や標識、人の痕跡を探す道歩きも
ワクワク感や緊張感があって楽しいですね!
素朴なお弁当も美味しそう!
こういうのが山ではいいですね
それにしても、山口県からもっと近いといいんですけどね〜!
英彦山も!九重も!大崩も!霧島も!
ほんとお初の道は山でも車で走っても楽しいです。
車ならついつい脇道に入っちゃいますね。山だと難しいけど(笑)
テープなどの目印が切れた時に、内心ドキドキしながら辺りを探索・・・
見つかったときの安堵感、でもこれでいいのかとっという疑心暗鬼(^^ゞ
やっぱ山はやめられません!
あの総菜屋さんは朝から開いていて、直明けなら山行く前に買えるのが便利。
量と家庭的な味が好みです笑)
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