八高線と吾妻線で行く紅葉の岩櫃山―友人の豆柴と
- GPS
- 04:10
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 472m
- 下り
- 426m
コースタイム
天候 | 曇ときどき小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
西八王子05:58 八王子06:01/06:09(JR八高線) 高麗川06:56/07:01(JR八高線) 高崎08:27/08:53(JR上越線・JR吾妻線) 郷原09:56 復路:※予定 郷原14:49(JR吾妻線・JR上越線) 高崎15:57/16:11(JR湘南新宿ライン) 新宿17:59/18:06(JR中央線) 八王子18:43 実際は友人の車で渋川伊香保IC〜高尾山IC |
その他周辺情報 | 吾妻温泉根古屋城温泉 ¥400 |
写真
感想
JRE BANKの優待割引券が発行されたのだが有効期限が3月末で、ちょうど寒い時期と花粉の時期と被ってしまいあまり有効活用できそうにない。
そこで秋の内に使ってしまおうと少し遠めで駅から歩ける山として思い浮かんだのが岩櫃山だった。
草津温泉の帰りや八ッ場ダムの近くの古民家に泊まった時の帰りにも見かけて、前から気になっていた岩櫃山。
今回一緒に登る白山で知り合った友人とは、郷原駅近くの古谷登山口駐車場で待ち合わせることにした。
柴犬を連れてくるとのことで、鎖場もある山なので大丈夫か尋ねると山に慣れた犬なので大丈夫とのことだった。
八王子駅06:09発の八高線に乗ると、高麗川駅での八高南線と八高北線の乗り継ぎもよく、高崎駅から吾妻線直通の電車にも乗り継げる。
高崎駅で乗り換えた吾妻線の直通電車は、直通が1日に1本しかないからか意外と乗客が多かった。
郷原駅は当然無人駅で簡易SUICAの設置もない。
しかも吾妻線はワンマン運転で車内改札も来ない。
使用済みきっぷ入れがあるのみで、そこに切符を入れずに出ていく人が少々気になる。
これからますます無人駅とワンマン運転が増えていくようだが、きちんと料金を回収できる仕組みが必要な気がする。
郷原駅から古谷登山口へ向かうと途中に2階に蚕室のある養蚕民家があるのが群馬県らしい。
おそらくもう養蚕は行っていないだろうが、保存住宅ではなく現役の民家として使われている。
古谷登山口駐車場で15分ほど待つと友人が到着。
愛犬のYちゃんは柴犬とはいっても豆柴で体重は5kgほどだという。
豆柴を間近で見るのは初めてだったが、成犬でも子犬のようでかわいい。
畑を抜けていくといよいよ山に入っていくが、ここですでに「三合目」。
駅付近が「一合目」なのだろう。
あまり紅葉は期待していなかったが、ちょうど見頃だった。
現在は通行止めとなっている天狗の架け橋あたりから一気に鎖場が増えた。
岩櫃山の地質はもろい礫岩のようで、足場や手をかける場所が少ないので、鎖を使わないと三点確保が難しいところが多い。
岩山の城としては山梨県大月市の岩殿山が有名だが、ここの方が登りにくい岩山だ。
群馬県境に近い埼玉県の二子山も石灰岩の岩山だが、二子山の一般登山道はもう少し足場があったような気がする。
天狗の架け橋を横から見たが、戸隠山の蟻の戸渡くらい幅が狭そうだった。
豆柴のYちゃんはかなりの傾斜のところも先導してぐいぐい登っていったが、さすがにハシゴは無理だし、最後の山頂に至るかなりの傾斜の鎖場も無理で、友人に抱えられていく。
岩櫃山の山頂からは低山ながら高度感のある展望が気持ちよかった。
小雨がぱらついてきたが、この天気でこれだけの展望が得られれば大満足だ。
登ってくる人たちが次々にこんな岩山の上に犬がいるのが珍しいのか、豆柴Yちゃんのことを誉めてくれる。
下りはさすがに犬を抱えて降りるのは危険だし、どうするのかなと思っていると、豆柴を収納できる専用のサック(スリング)があるとのことで一安心。
でもサックに入れられた豆柴のYちゃんは岩場が怖かったのか不安そうな顔をしていた。
無事山頂から下り、横のピークのところで山頂に登る人を見ながらゆっくりと昼食にした。
小雨も止んで、この時季にしては寒くもなく居心地がいい。
下りは平沢登山口方面へ。
こちらは岩櫃城跡方面となるので、道もよく整備されていて豆柴Yちゃんも散歩気分で楽しそうだ。
岩櫃城本丸跡のところで、竪堀を見ているとちょうどガイドさんがいらっしゃって、ここの堀は底が細くなっている「薬研堀」になっていたと教えてくださった。
平沢登山口の方が岩櫃城観光の人が多いためか観光案内所があり、岩櫃城の模型があった。
帰りは温泉まで友人が車に乗せてくれることになっていたので切符は買っていなかった。
途中で「根古屋城温泉」という名前の日帰り温泉に寄る。
趣のある建物に広い露天風呂がぬるめで気持ちが良かった。
結局、友人が帰るついでだからと車で送ってくれることになった。
今日は天気がいまいちだったためか行楽シーズンなのに帰りの関越道の渋滞もそんなにひどくなく、圏央道も渋滞はほぼなかった。
高尾山インターから高尾山口駅まで送ってもらうと、全部電車で帰るより早めに帰宅することができた。
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