甲仁田山・横瀬二子山、輝く急登💦の尾根。
- GPS
- 02:54
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 549m
- 下り
- 713m
コースタイム
- 山行
- 2:19
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 2:54
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-990 芦ヶ久保駅より二子山入口までバス利用(西武観光バス松枝行き) 芦ヶ久保8:57→二子山入口9:12(定刻通りに到着) |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪二子山東尾根ルート(昭和40年代旧武電登山道)≫ 今回は電柱番号『松枝320』の正規ルート?より入山。焼山沢を対岸に渡り植林帯を直登します。 (※昨年は県道の平らな部分から入り支尾根経由で八角へ) 東尾根(旧武電登山道)は急登ながら歩くルートは明瞭です。紅葉ゾーンも足元は急で何かを掴んでないと登れない箇所もあります。 甲仁田山のアンテナが見えると山頂はすぐ。手前の大岩は左側を巻くと山頂広場に出ます。二子山(雄岳)までは一般登山道に近い状態です。1か所短い岩登りがあります。ここを過ぎるとすぐに展望岩場と二子山(雄岳)です。 ≪二子山(雄岳)〜二子山(雌岳)〜道標22-2横瀬町の分岐≫ 一般ルートですが二子山直下はロープ頼りに下ります。 ≪岳ノ沢右岸尾根ルート≫ 道標22-2横瀬町から行き止まり方向へ少しの登りで岩菅山です。ここからは基本下り斜面。踏み跡もしっかりしてます。黄色・ピンクのテープがあるので確認しながら尾根を下ります。基本尾根を外さなければ問題ないと思われます。下りきった所で一般登山道と合流。駐車場までは僅かです。 |
写真
感想
昨年に引き続き二子山東尾根ルート(昭和40年代旧武電登山道)の紅葉を偵察してきました。去年より3日遅れの訪問となりましたが、今年も輝く尾根でありました。植林帯のすぐ上は既に葉が落ちたのか疎らな感じですが甲仁田山直下はボリューム感たっぷりで今が見頃となってます。
今年もこの素晴らしい輝きの尾根、一人独占させていただきました😊
杉・檜の植林帯が多い奥武蔵にあっては貴重な紅葉スポットだと思います。ウノタワ、小御岳、そしてこちら甲仁田山。『奥武蔵3大紅葉スポット』として勝手に認定させていただきます😊
ところで奥武蔵詳細図に出てくる『昭和40年代武電登山道』って何だろうという疑問。鉄道計画と何か関係あるのか?少しだけ調べて見ました。
戦後『武州鉄道』なる会社が三鷹から小平〜青梅〜名郷〜根古屋(横瀬)〜御花畑(秩父)に至る鉄道計画を申請したようです。かなりずさんな計画だったようで秩父のセメント輸送、観光開発、東大和あたりのベットタウン化、青梅の工業団地が目的のようです。発起人として滝嶋と言う人物の名前がありますが豊富な財で政財界人を引き入れ計画を進めたようです。ただ同時に申請していた西武秩父線(吾野〜秩父間)も死活問題となるため反対運動が起き武州鉄道の計画はストップ。ところが何故か許可がおりてしまった。申請から僅かで許可が下りたことに疑問を持った当局の調査が入った所、贈収賄や運輸大臣を含めた大汚職事件となり計画はつぶれたようです。この件と武電登山道との関連まで辿り着けませんでしたが鉄道計画ルートの近くにある登山道なので気になるところです。
奥武蔵エリア、古道や茶店も魅力ですが、近年に計画された施設跡や鉄道跡もあり興味はつきません。以前歩いた刈場坂峠に存在した『奥武蔵スキー場』もそうでした。あの時代、あんなに賑わってたのか。そして雪の量は今では考えられません。ちょっと前の時代を探るのも面白いかも知れません。
コメント
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teru-3さん こんばんは
代表写真を見て度肝を抜かれましたよ\(◎o◎)/!
見てるだけで火傷しそうです
もうそろそろ秋は諦めて「冬モード」かなと思いつつあった考えを改めます
ジモテイor平野部はまだまだこんな景色に出会えるんですね
「彩の国 埼玉」の名に恥じない色彩にめまいがしそうです(●^o^●)
昨年に引き続きリピートしてきました。あまりレコが上がらない場所なので果たしてどうか?と、ちょっぴり不安はありましたが、今年もドンピシャ!まさしく燃える秋♪〜♪。来年もここを見てる自分が想像できますよ😊
ショートコースでこれだけ盛りだくさんに楽しめるし命尽きるまで通いますかね😁
昨日あたりからいよいよ冬モードですね。この辺の山を歩いていても指先が冷たくなり手袋が欲しい季節です。霧氷とか樹氷とか縁遠くなったけど一冬に一度ぐらいは経験したいなぁと思うのですが陽だまりハイクに誘われます😊
年末いっぱい紅葉追っかけかなぁと思ってます。
メジャーな観光スポットに乏しい彩の国ですが、歩いてみれば捨てたんもんじゃないね埼玉😊
甲仁田山の武電登山道の紅葉には何度も行って全部曇り空(晴れ予報だったのに)と言う、どうにも相性の悪い私です。
私も武電登山道って何だろうとちょっと検索したものの、辿り着けないままでした。
刈場坂峠付近の奥武蔵スキー場については検索で辿り着いて、ヒュッテに人が沢山いる写真を見た事があります。
ただ、当時は吾野迄しか西武線が来て無くて、送迎バスが出てたのでしょうか。
丁度今飯能市博物館で開催されている特別展「飯能の山をゆく」でチラと奥武蔵スキー場が登場しています。
https://www.city.hanno.lg.jp/soshikikarasagasu/kyoikubu/hakubutsukan/tenji_moyooshimono/10374.html
昔の名残が山に残ってる姿には興味が尽きません。
無くなっちゃった茶屋とか(有名どころでは伊豆ヶ岳の)。
自分も相性の悪い山って随分ありますよ。ずらっと☀マークなのに『何なのこれ!』って言う見放されてる山多いです。
さて武電登山道、不思議なネーミングなので興味湧きますね。自分が持ってる一番古い山と高原地図は1984年版ですがまったく表記もありません。そして甲仁田山の表記もなく『久松平』と呼ばれてたようです。たしかにあまりピーク感が無いし平らだし。
奥武蔵スキー場、やっぱり調べましたか。自分も気になり刈場坂峠付近の痕跡を探しました。何となくスキー場ができるかなと思う場所は確認しましたが、果たしてスキー場として営業できるぐらいの降雪量があったのか疑問ですね。でも古い写真を見るとまるで雪国なのでびっくりです。そして吾野駅からバスで今の正丸トンネルあたりまで行きそのあとは徒歩で行ったらしいし、ピーク時には一日千人来場なんてあるし謎ばかりです。茶屋の件も自分が歩いたりチャリで回ったころには随分ありましたネ。これも懐かしい奥武蔵の風景です。博物館の特別展、近々寄ってみます。コメントありがとうございました。
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