黒沢山 花を尋ねて一里半

2024年11月18日(月) [日帰り]

• GPS: 03:15
• 距離: 4.9km
• 登り: 317m
• 下り: 318m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:28
• 休憩: 1:30
• 合計: 3:58

距離 4.9km 登り 317m 下り 318m

10:17 馬酔木谷林道登山口
10:53 10:55 黒沢山
11:12 11:24 東黒沢山南斜面
11:33 11:36 沼池
11:46 奥佐々南分岐
11:36 奥佐々北分岐
12:17 12:51 黒沢山
12:18 12:56 黒沢山/昼食
13:12 13:13 いば山荘
13:27 林道出合
13:32 馬酔木谷林道登山口

天候

雲

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口手前のやや膨らんだ路側に駐車。
少し奥にギリギリ2台停められそうな空地がありいったん停めましたが、
林業用の私有地の可能性も考えて遠慮しました。オレいいヤツ😁

コース状況／危険箇所等

登山口から茂った灌木をくぐって進むとすぐに、東側の林道からの道に合流。
そこから先はほぼ直登。そこそこ急登ですが距離は短く汗をかく間もなく山頂。
山頂の南面から沼池まではやや荒れ気味で一部藪っぽい所もあります。
沼池から先はさらに荒れ気味ですが踏み跡ははっきりしています。
全体にピンテの目印も過剰なくらいついていて、特段の危険はありません。
山頂南肩のゴルフ場との境界からルートのない”みんなの足跡”を林道に下りましたが、
森の中も道なき道の想像とは違って歩きやすくて拍子抜けでした。
ただし、登ったルートに比べてだいぶ遠回りだったみたいです。

その他周辺情報

山麓の紀の川市桃山町は関西では「あら川の桃」で知られるフルーツの里。
季節外れなので街道沿いの直売所はみんなシャッターが下りていますが、
いつかは行列してみたい界隈です。
代わりに、帰路の道の駅で日本一の産地和歌山県の柿を買って帰りました。
(柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺の奈良県は残念ながら第二位)

写真

11/18 10:18

林道馬酔木谷黒沢線を登り、
路側の登山口から入山。

11/18 10:20

邪魔する小枝を掻き祓い、

11/18 10:24

東からの道に合流すると、
見事な直登。

11/18 10:27

庭か？なヒイラギに、

11/18 10:28

ツゲ。大小繁茂。
奈良ではあまり見ない。

11/18 10:33

左に樹間から山麓を展望。
左奥が紀ノ川沿いかも？

11/18 10:41

見上げると、
黒沢山が黒々と間近に。

11/18 10:42

ツゲが微妙に美しい。

11/18 10:43

今度は右が開け海の展望。
雑賀崎や章魚頭姿山に、
遠く霞んで淡路島の島影。

11/18 10:43

もう一頑張りして、

11/18 10:55

黒沢山599.3m。

11/18 10:54

三等三角点黒沢山509.33m

11/18 10:58

山頂を抜け南斜面から、
生石高原を遠望。

11/18 10:59

すぐ横に屋根。

11/18 11:04

ゴルフ場だった。

11/18 11:10

倒木とちょい薮の先に、

11/18 11:13

ムラサキセンブリ。
やっと発見。

11/18 11:14

もっとないかな？
思ったよりも見当たらない。

11/18 11:15

下に牧場。
牛の鳴き声が谷に響く。

11/18 11:17

メギの実。
目木＝目薬の木。

11/18 11:17

こちらはサルトリイバラ。
西日本のかしわ餅はこの葉
で包む。

11/18 11:18

イナカギク。かな

11/18 11:20

もう一株見っけ。

11/18 11:20

さらに。

11/18 11:33

沼池(ぬのいけ)。

11/18 11:33

カキツバタの群生地。

11/18 11:37

この先はさらに荒れ気味。

11/18 11:47

曇天に気分乗らず、
四等三角点西の川は断念。
東大沢山の東を越え北面へ。

11/18 11:49

ホコリタケ。

11/18 11:54

この上あたりが東大沢山。

11/18 11:59

樹間から紅葉の先に大沢山。

11/18 12:07

ゴルフ場横の鞍部に戻る。

11/18 12:14

ゴルフ場のフェンス外は、
空缶などゴミだらけ。

11/18 12:20

再び山頂に立つが、
花が足りんとUターン。

11/18 12:29

南斜面に戻り昼食。

11/18 12:31

ヤマ麺は捻ってスープDERI

11/18 12:31

スパのつもりだったけど、
フジッリだった…😅

11/18 12:33

なんて思ってたら、
手が滑りこの始末…😱
むなしく拾ってお持ち帰り。

11/18 12:41

雲の下に生石ヶ峰。
あっちは風吹いて寒そう。

11/18 12:45

あらためて花を探して、
小さなセンブリを発見。

11/18 12:46

ムラサキセンブリも。

11/18 12:47

白いの、

11/18 12:50

紫の。

11/18 12:53

5弁と4弁入り混じり。

11/18 12:53

リンドウも一輪。
ピンボケなのが残念。

11/18 12:55

リュウノウギク。

11/18 12:54

禿地の脇にヌタ場。

11/18 12:56

シカのフンもあちこちに。

11/18 12:56

尾根を西に下ると再び開け、
明るくなった生石高原を展望

11/18 12:57

ここでもムラサキセンブリ。

11/18 12:58

森の尾根を下るとどんぐり。
碧がきれいで銀杏みたい。

11/18 12:59

パンツか帽子か？
熟すと脱ぐからオムツじゃね

11/18 13:00

森の中をルーファイしながら

11/18 13:08

ゴルフ場近くでは
ロストボールだらけ。

11/18 13:12

植林の中に突如小屋。
しっかりした丸太づくり。
残念ながら非開放。のよう

11/18 13:26

林道に飛び出し、
ここからは舗道歩き。

11/18 13:32

ここを曲がると
登山口と駐車地。

11/18 13:41

車にどっさりお土産が…😁

11/18 14:39

山麓はあら川の桃の産地。
残念ながら季節外れ。

11/18 15:17

代わりに、
これも日本一の柿を購入。

今日もいろいろお疲れ🍺

下りはかなり遠回り(^^;

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート ココヘリ 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

ikomaniyon

ちょうど5年前に生石高原ヶ峰に登った
　👉https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2110062.html
とき、登山道から北西に堂々と聳えていた(ように見えた)黒沢山が、
センブリの咲く山と諸先達のレコで知り、朝の京奈和道を駆けてやってきました。
山はアプローチも短く思ったよりずっと小振りで、汗をかく間もなく山頂に立ちました。
山頂は森の下で展望も花もありませんが、南の斜面が開け生石ヶ峰の展望が楽しめます。
ところが、肝心のセンブリの花を探してうろうろしてもまったく見当たらず…。
途中出会った地元のお姉さま5人のグループから、
沼池へ行く途中にも咲いていると教えていただいたので気を落とさず先へ。
下った鞍部がゴルフ場に接していて、目の前のティーグラウンドを横目に進むと、
東黒沢山の南斜面に流紋岩の露岩。
ここしかないと目を皿のようにしてやっと一輪のムラサキセンブリ。さらにもう一株。
だんだん目が慣れてきて、黒沢山南斜面に戻ると次々とベッピンさんに出逢えました。
※先日まで続いた猛暑の名残りがようやく去って、久しぶりに気持ちのいい山歩。
　残り少ない秋山とその先の冬山をエンジョイしたいですね。

コメント

yoriton

こんにちは
黒沢山の事は知りませんでした。
大分苦労されたようですが、目的のムラサキセンブリが見られて良かったですね。
私も六甲山などで探していますが、未だに見たことがありません。
それにしても、精力的に登っておられますね。感心しています。

ikomaniyon

yoritonさん。こんばんわ。
コメントありがとうございます。

花だけが目当てなら、
素直にその先の生石ヶ峰や近場で葛城山あたりに登ったほうがよかったのでしょうが、
前述のとおり５年前の黒沢山の姿を思い出して決めてしまいました。
私もセンブリやムラサキセンブリを始めてみたのは１年前の百里ヶ岳から下山する林道脇。
それまでにも目にしたことはあるのでしょうが、
地味で小さな花ですし、おそらく文字どおり目に入ってなかったのかなと思います。
花を見落とさないよう注意して歩くよう意識しているつもりですし、
仲間内では花や昆虫などによく気づくほうですが、
花レコをアップされている方々には比べるべくもなく、羨ましいと思うばかりです。
例えば、山から戻って「今日はあまり花を見なかったね」なんて思っていると、
同じ日に同じ山に登られた方のレコがあがり、拝見すると花だらけのレコで目がテン( ﾟДﾟ)
なんてよくあることで…、ホントにどこ見てるんでしょうね😁

それでも、一度見つけると割と目に留まりやすくなるので、
yoritonさんもご対面の日は近いのかなと思います。