金目川水系 春岳沢〜横断径路

2015年10月25日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.0km
• 登り: 564m
• 下り: 577m

天候

秋晴れ（爽やか）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヤビツ峠
・バス停横駐車場は20台程度（8時時点当たり前ながら満車）
・トイレ、登山届ポストあり（秦野警察管轄）

コース状況／危険箇所等

■春岳沢（春嶽沢　ハルタケサワ）

　柏木林道の木橋から標高780m三俣状までが一般的な遡行区間で
　中央の本流は涸れており、なおかつそれより上流は涸棚等が行く手を塞ぎ
　難しくなる。
　この区間は大滝である「髭僧ノ滝」ほか小滝が連続していて
　ジャブジャブとシャワーも楽しい沢です。
　ヒルちゃんの疎くなる秋がお薦め。
　下山は780m右手の湧水ポイントから右手の比較的明瞭な森林作業径路を
　大山から伸びる蓑毛越方面へ進むか、春岳沢往路を沢下降した
　方がよいでしょう。
　今日は湧水ポイントから西のイタツミ尾根に向かう作業径路を辿りましたが
　半分以上は不明瞭かつザレた悪場であり、モミジ谷支流横断箇所の地図読み
　および悪場を乗り切る力がない人には道迷い＋滑落遭難を起こす可能性大
　なので止めた方が賢明です。

　一般的遡行区間：遡行グレード　1級

■沢登り、クライミング、読図講習等
　http://mt-farm.info/

■丹沢限定沢登り記録集（All by kamog）
　http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html

　
　

写真

10/25 8:15

紅葉盛りのヤビツ峠
今日も多くのハイカーで混雑していました

10/25 8:17

柏木新道入口
今日もここから春岳沢に向かい下降します

10/25 8:29

柏木新道

10/25 8:47

柏木林道と合流

10/25 8:51

春岳沢に架かる木橋

10/25 8:52

橋横の説明書き

10/25 8:54

右岸の髭僧ノ滝標識

10/25 8:55

右、柏木林道（蓑毛方面）
左、髭僧ノ滝方面

10/25 8:59

髭僧ノ滝方面に進むと金目ダム

10/25 8:59

金目ダム説明書き

10/25 9:14

髭僧ノ滝分岐点

10/25 9:16

髭僧ノ滝説明書き

10/25 9:16

髭僧ノ滝（2段10m）
先月捜索した単独男性が10/10この滝下で残念ながらご遺体で発見されたので、今日はご焼香して参りました。合掌。

10/25 9:27

元の径路に戻り進入禁止テープを越すと今にも朽ちそうな木橋。
さすがにこれに乗るのは怖いので、上部のザレを巻きました。

10/25 9:29

髭僧ノ滝上部の3m滝

10/25 9:30

髭僧ノ滝落ち口
この滝は左岸の凹角から小さく巻いて落ち口上に出ることができます（�卦蕁檗�

10/25 9:31

径路も髭僧ノ滝上部で終わります

10/25 9:33

2条堰堤
この2条の流れはこの上の春岳沢とモミジ谷との二俣の流れがそのまま流れ込んでいます（590m二俣）

10/25 9:37

堰堤上の590m二俣
右が本流の春岳沢です
左のモミジ谷は今年の冬に遡行しました

10/25 9:39

春岳沢に進むと2段2×7m小滝

10/25 9:42

3条3m小滝

10/25 9:45

続く小滝連瀑もこの時期は右岸から巻けます

10/25 9:46

10/25 9:50

ナメ小滝が続きます

10/25 9:51

小滝が絶え間なく続き楽しい沢です

10/25 9:56

10/25 9:57

10/25 10:03

凹角状2m滝
左（右岸）から巻けます

10/25 10:06

本当に絶え間ありません

10/25 10:12

10/25 10:27

10/25 10:28

3段に見える6m滝

10/25 10:29

上段は左が1条3m、右がX型2段2条4m

10/25 10:34

2条のナメ

10/25 10:35

10/25 10:40

秋にピッタリの沢です

10/25 10:44

10/25 10:45

10/25 10:48

730m二俣
右沢は2つの堰堤

10/25 10:50

10/25 10:52

10/25 10:54

10/25 10:59

780m三俣
水は右沢と左沢のみで中央の本流は涸沢となります
ここで一般的には遡行終了とします

10/25 11:00

10/25 11:02

右の水流は湧き水です

10/25 11:02

10/25 11:07

10/25 11:08

湧き水上を右に進むと割と明瞭な作業径路
東に進めば見晴台方面

10/25 11:11

10/25 11:12

10/25 11:13

湧水帯の更に右の細い水流の湧水箇所
なぜかストップウォッチ？が架かっている

10/25 11:14

一旦10mほど沢を下りて

10/25 11:14

10/25 11:20

今日は西のモミジ谷方向への作業径路を辿ることにします

10/25 11:20

10/25 11:21

10/25 11:28

10/25 11:31

東の見晴台方向の径路より薄い踏み跡です

10/25 11:38

10/25 11:39

木の切り倒し

10/25 11:45

この尾根上の右（西）側は古い植生保護柵があり踏み跡は一気に不明瞭になります
少しこのザレを下りて柵の下部から再びトラバース

10/25 11:51

この協定林杭が所々あり時にはよい目印になりました

10/25 11:52

柵のゲートを越し

10/25 11:53

ゲート柵の注意書き
でももうゲートを閉めることは儘ならず

10/25 11:53

柵を越して少しで上部から大きな落石かと思わせる音が近づいてきた！

10/25 11:53

な、なんとカモシカちゃんだった！
しかも複数頭がこちらに激突する勢いで駆け下りてきた
「カモシカちゃん、ストップ！！」と叫んだら止まってくれた

10/25 11:54

正面に立ち止まったカモシカちゃん
こちらを見て逃げない
どうやらまだ子供らしい

10/25 11:54

「親御さん、谷に下りていったよぉ〜」と話しかけても・・・

10/25 11:54

いつもの横顔ポーズですわ

10/25 11:56

ようやくどいてくれたけど、その先も急なザレ場で不明瞭

10/25 11:58

10/25 11:59

モミジ谷右俣の横断

10/25 12:06

10/25 12:22

地形で歩くことは得意だけれど、人の作った径路はなかなかむずい

10/25 12:39

うーーーむ

10/25 12:45

木橋の跡があるからこれなんだろうなぁ

10/25 12:47

ようやく水源森ポール見つけた

10/25 12:58

モミジ谷左俣の支流横断

10/25 13:01

もうひとつ横断

10/25 13:03

さらにもうひとつ横断
おぉ立派な涸棚の上じゃないか

10/25 13:22

10/25 13:25

上の方から大勢のハイカーの声が聞こえてきた
イタツミ尾根ももう指呼の間

10/25 13:30

わかりづらい径路だったね

10/25 13:34

イタツミ尾根890m地点のコルに出た

10/25 13:34

出てきたところ

10/25 13:35

10/25 13:40

870mのベンチがある尾根の分派点
イタツミ尾根はあまりのハイカーの多さと喧噪なので
ここから南東の植林尾根を下降することにした

10/25 13:42

喧噪から離脱できてホッ

10/25 13:48

10/25 13:53

ミツマタの群生に出会った
3月には素敵な香りを出すでしょう

10/25 13:55

670mで柏木新道に合流
ここから柏木新道をヤビツ峠に向かう

10/25 14:12

ヤビツ峠に戻りました

撮影機器：

Optio WG-2 ペンタックス