笈ヶ岳(清水谷コース開拓)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,692m
- 下り
- 1,695m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雄谷水平道は所々ガレて危険箇所有り 笈西尾根は上部三分の一は激薮 |
写真
感想
雪が降らないのでもう一度沢道具を取り出した.今日は大魔人と笈ヶ岳に新しいルートを開拓する.無雪期に西尾根経由で登った事はあるが新たなコースは清水谷から直に山頂に着き上げるルートである.行けるのか?行けないのか?いや行くしかない.
深夜二時に起きて中宮へと車を走らせる.林道終点を朝4時発の約束である.深夜ゆえ空いてて3時過ぎに林道終点に着いた。待つ事しばらく大魔人も到着。ライトを付けて4時前に出発.清水谷までの巻き道は黒部峡谷の水平道の様で下は絶壁、暗闇だからまだましだった。予定通り明るくなる頃に清水谷の小屋が見えて来た.ここで大休止して沢道具に着替える.それにしても寒い、氷点下2度であった.軍手の大魔人は辛そう.僕はフリースの手袋でましだった.
清水谷は水量は少なかった.寒いからなるべく足を濡らさない様に進んで行く。1350mの二股から少しずつ斜度は増して行く.太陽はまだ沢に射さないので岩は所々凍っていて難儀だった.ガンガン沢を詰めて行くが1750m辺りから岩場になった.岩名人はスルスル登って行くが、僕は慎重に一歩一歩登って行く.
1800mを越えてさあ山頂が間近だ.薮を漕ぐ事無く山頂直下まで登り詰めてラスト距離にして30m程薮を漕いで山頂に飛び出した.山頂でお互いの写真を撮り合い厳冬期に登ったルートを懐かしんで二人で眺めていた.無雪期も良いですがやはり厳冬期が一番です.今シーズンまた新たなコースから厳冬期に来る機会があるだろうか?
さて大展望を楽しんだら帰りは西尾根から下ろうか.薮は濃いだろうが下りならましだ.山頂から薮に突っ込む.6年前に来た時より薮は濃くなっていた.歩く人も減っているのだろうか.西尾根の上部三分の一は薮であった.登りは辛くて時間がかかりそう.薮を抜けるとあとは一気に清水谷へ駆け下りた.西尾根下部で年季の入った二人の登山者とすれ違う.頑張ってピークを踏んで下さい.
さて清水谷からはまた巻き道水平道を崖に落ちない様に慎重に戻って行く.何度も何度もアップダウンを繰り返してようやく林道終点車が見えた.無事到着して大魔人と握手を交わして今日も完全燃焼で山行を終えた.
清水谷もいいですね。最後は少しで踏み跡へ。懐かしいですね。マツムシソウに迎えられました。夏道も自然に帰ります。
メール有り難うございます.清水谷からの仙人窟の記録拝見しました.これも楽しそうですね.仙人窟聞いた事はありますが是非一度訪れてみたいと思います.
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