千頭星山(56/山梨100): 大迫力の鳳凰三山展望地、半袖隊長、富士山と共にゆるゆるハイク
- GPS
- 03:43
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 736m
- 下り
- 726m
コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 3:43
★EK度数:18.495=8.56+(688÷100)+(611÷100÷2)
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
【往路】地元駅06:25明大前駅高尾駅09:47甲府駅 甲府駅10:1511:10広河原(グリーンロッジ)駐車場 【復路】広河原駐車場原村市街(JAマート)大門街道白樺湖近く(宿泊) |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 ●特に危険箇所はない。 ●終始富士山を眺めながらの展望コース。 ●甘利山から御所山分岐までは黄葉したカラマツ林の中の適度な坂道。 ●御所山分岐から千頭星山まではモミやカラマツを適度に配した広い笹原の中を歩くプロムナード。 ●千頭星山から少し先の鳳凰三山展望箇所まで近辺は岩と根っ子の急坂だが、ゆっくり急がずに行動すれば何ら難しいものではない。 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★駐車場:広河原(グリーンロッジ)駐車場(収容50台?、無料、非舗装) 午前11:10到着時点で9割方埋まっており、一方で、既に山行を終え駐車場を後にするクルマが出始める時間帯だった。 ★トイレ:広河原駐車場(バイオトイレ、無料) ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★残雪状況:なし ★泥濘状況:なし ☆半袖 タイム:最初から最後まで ★半袖 出会い指数:散見された ☆半袖 驚かれ指数:なし ★入山者: ソロ、ご夫婦、家族連れ、グループ等々、多くのハイカーで賑わっていた ★コンビニ:甲府/韮崎市内で調達 釜無川を渡ってしまうと登山口まで商店はありません。 ★温泉:寄らず ★飲食店:寄らず |
写真
感想
【プロローグ】
恐らく今シーズンでは最後になるであろうと思うが、白樺湖畔近くの健保保養所が当選したので、日曜は麦草峠から天狗岳を歩くことに。
1号隊員にはこっそり赤線つなぎのはずだったが・・・ばれてい。
さてその前日の土曜はどこへ行こうか・・・。
甲府駅からレンタカーとなるので、登山開始は早くて10時だし、長い距離は歩けないし・・・と考えた結果、韮崎市と南アルプス市の境界にあり富士山や八ヶ岳、奥秩父の展望が得られる甘利山から千頭星山を歩くことにした。
甘利山は7〜8年前に、広河原(グリーンロッジ)駐車場から超手抜きピストンで歩いたことがある。
レンタカー返却時刻までの限られた時間内で・・・という制約があったので、わずか1時間ぐらいの超お手軽ハイキングだったとの記憶。
その時にこの先には千頭星山があるんだな?と知ったが、何と読めばいいのかも知らなかった。
分県ガイドには「せんとうぼしやま」とふりがなが振ってあるが、「せんずぼしやま」との読み方もあるそうだ。
その辺りのことは、以下の解説が簡潔で分かりやすい。
http://www.minamialps-net.jp/data/article/12.html
【快晴の下の富士山】
登山口から10分も歩けば左斜め前方に富士山の姿がドカ〜ンと飛び込んで来る。
何の苦労もせずに得られる展望だ。
その後はず〜っと富士山を仰ぎ見ながらの行程だ。
道はやがて笹原とカラマツ林の中を進む。
広葉樹の黄葉は中腹で既に終わっているが、カラマツの黄葉は終盤戦ながらもまだまだ残っていた。
カラマツの黄色で染まる山肌だ。
【富士山だけではない眺望】
登山道から見えるのは富士山だけではない。
八ヶ岳、奥秩父、毛無山塊、櫛形、笊や千枚の南ア南部などなど。
気温が上がって霞みがちなのが残念だが、いずれも見事な展望だ。
【大迫力の鳳凰三山】
千頭星山山頂は周囲を樹木に囲まれ、眺望はない。
しかし、ここであっさり引き返すのはもったいない。
山頂から更に先に進むこと、10分弱。
本日のコースではもっとも荒々しい岩場(と言っても知れているが)を下った先に、薬師岳や地蔵岳の展望地があるのだ。
地蔵岳にオベリスクが天を突く様も見て取れる。
鳳凰三山を間近に眺めることが出来る山はこの千頭星山しかないそうだ。
更には、そこを数メートル下れば、富士山や櫛形、南ア南部も見渡せる。
千頭星山に行くなら、是非、鳳凰三山展望地点まで足を伸ばすことをお勧めする。
【春にはレンゲツツジも】
甘利山は言わずと知れたレンゲツツジの山だ。
地元の方々の努力もあり、花期には頂上一帯は真っ赤に染まるそうである。
来てみたいあなぁ・・・でも、大混雑なんだろうなぁ・・・と複雑な思いで下山の途についた。
のんびりしたハイキングでした。
★千頭星山(せんづぼしやま/せんとうぼしやま):1713m
山梨100名山(58座目)
☆甘利山(あまりやま):1731m
山梨100名山(2度目)
お疲れさんどしたm(__)m
隊長
南アルプス、いいですね。aideieiです。
櫛形山など、南アルプスの展望地はいろいろありますが、ここも比較的に楽に歩けて、かつ大展望が広がる山ですね。ちょっと仕事が立て込んでいるときや、アルプス遠征の帰りなどにこっそり登る山でしょうか。こういう山をたくさん仕入れておきたいと思っています。
晴れた日に登る山ですね。レンゲツツジの咲くころ、登ってみたい山になりました。
また、楽しい記録を読ませてください。
拙者が歩いたコースはグリーンロッジ駐車場までクルマで駆け上がるので、その後は割りと手軽なハイキングコースです。
もう少し歩きたい!と思えば、中腹の椹(さわら)池からの登山道が駐車場まで伸びており、下山時も大池を回って椹池に戻るコースがあります。
(⇒分県ガイドで紹介されているコースです。)
ちょうど広葉樹の林が赤く色づいている頃で、「歩くなら今でしょ!」コースですよ。
拙者は車窓から楽しみましたが・・・。
隊長
yamabeeryuさん、こんばんは。
写真8はA型の私にはやはりダメです。
角度は写真9ですが、1号隊員様が小さすぎてダメです
なんてね〜 どちらも良い写真ですよ
それにしても約半分の写真に1号隊員様を入れるとは…
makotoと名のつく男は愛妻家なのか、ヨイショ!が上手なのか
好展望の素敵な写真満載で行ってみたくなるお山でした
8番 を撮り終えてカメラを拙者に渡す瞬間に
「大胆に切り取ってみました」と宣われました
1959さんのレコに感化されて、「今日のその時」を狙っていたようです
よくも小さく写る1号隊員の姿を見つけられましたね。
嫁様と違って、「ワタシャ、お尻はダメよ 」と厳しく制限されておりますので、自然と遠目の写真になります
隊長
半袖隊長
ここの景色は最高だし、
1号隊員が入るとさらにいい絵になりますね^ ^
仲良く歩けるって素晴らしい??
千頭星山は地味ですが、
笹原好きにはたまらないルートです^ ^
私は大のお気に入りなので、
また歩きたくなりました。
是非次回は鳳凰三山へのVRを期待します!
con
思わずチビ君が走り出しそうな笹原が続きますね。
お子様を連れて歩くには格好のコースです。
33番 は、(チビ君よりまだ幼い)お嬢さんを連れたご夫婦に撮って頂きました。
とても元気なお子さんでしたよ
鳳凰三山へのVR、展望地からさらに先に進めば「大馴鹿峠1900m」を底にして登り返すようですね。
でも途中に断崖絶壁印しがあります。
ホントにバリ・バリのようです
隊長
yamabeeryuさん、こんばんは。
広河原からの甘利に超手抜きピストンしかしてないodaxです。
最近、長駆快速の脚力とともに、1号隊員さんとの💕💕度も磨きがかかってますね 。山頂でのWホールドアップ写真、ふとメトロン星人の飛翔姿を想起してしまいました(例えに他意はありません)。でも隊長、随分スリムに見えます 。最近はぽっちゃり疑惑も払拭されたのでは ?
千頭星山、柔和な山容で展望のいい笹原、鳳凰を始め南アの展望。南ア好きを自称しながら行けてません。行けてないのには、ちょとした理由があります。
コメタイトル(後半)は、1号隊員さんのことを言っているのではありません。
愉しいレコに何ですが、千頭星に二の足踏んでた理由を一言。
かつて、一時期軽ハイクを共にしていた静岡の山友が、快晴の千頭星に行ってマダニにやられ、けっこうヤバかった ことがあるのです。千頭星に限ったことではないのでしょうが…。
牧歌的な笹原に潜む罠、ダニ。最近増えているとも聞きますので、一応気をつけましょう 。
笹原にダニ!は、山歩きで留意すべき点ですね。
冷え込む季節ならまだしも、気温の高い時期は、日本全国、どこでも「ピンチ!」になる可能性がありますもんね。
メトロン星人の飛翔姿であれば、それは「褒め言葉」です。
「勢いのないバンザイ」「手を上げろ=ホールドアップ」と言われるのがせいぜいですから。
ぽっちゃり疑惑・・・そう言えば、久しくあさかわ食堂に通っておりません。
高尾駅で乗換機会は多々あるのですが、時間帯が遅くて「今日は、まぁ、いいっか 」となります。
近々、「判定 」してもらいに行こうかな
隊長
半袖隊長、こんばんは。
山頂の下まで車で行けて、いっぺんに2山ゲットできるので超人気。
最近、甘利山と千頭星山のレコ多いですよね。
少し道が荒れてるそうですが、千頭星山から鳳凰三山まで繋ぎたいとこですね。
今回の「最近の登山で会ったかも?」欄にも5名いらっしゃいますよ。
いずれも甘利山と千頭星山のセット山行ですね。
地形図を拡大してみたのですが、登山道なのか?境界線なのか?どちらか分からない線が苺平まで伸びていますね。
目視では「こんなに下るの!」と道は下り、眼前には鳳凰三山が横たわっています。
道標はあったので歩く方はいらっしゃるのでしょうが、「何を好んで・・・」と思わせるような道でした。
隊長
こんなとこからご覧になっていたのですね!
鳳凰三山 行ってみたいなー
笠雲になったのは同じ頃でしょうねぇ・・・→当たり前?
360度、どこから見ても笠雲なんでしょうね。
鳳凰三山、拙者が歩いたのは遥か四半世紀前。
甲府に夜行普通で行って、未明のバスで夜叉神峠に行って・・・その後はほとんど覚えておりません
隊長
こんにちは。
笹原が広々していて、開放感あるし、鳳凰三山が大迫力で、富士山も見えるし、とっても充実した山ですね。景色が良くて、お得!
広河原って、北岳とか甲斐駒ケ岳に行くときに通るとこですよね。甲府からバスで行けるから、行きやすいかも レンゲツツジの季節に行ってみたいです。
明日のレコも楽しみにしてます
3737さんはじめまして
横レス失礼いたします。
こちらの広河原はあちらの広河原と同姓同名ですが、場所は違っております。
あちらの広河原は現在マイカー禁止ですが、こちらはマイカーでOKですよ。
つつじの時期は観光客やカメラマンでごった返し、とくに週末などは出遅れると駐車場に入るのに2〜3時間待たされるほどの盛況です。
各地のつつじの名所はどこもシカの食害の被害を受けていますが、なぜかシカはレンゲつつじは食べないようでここのつつじは昔ながらの威容を誇っています。
match1128さんが解説されている通り、同じ「広河原」でも白根三山の入口とは違う「広河原」なのです。
しかし、白根三山の広河原にはバスが通っていますが、こちらの広河原はバス便がありません。
無理して公共交通機関で来るにしても、分県ガイドでは「韮崎駅からタクシー利用となる」と照会されています。
韮崎駅から広河原まで直線距離で7km、林道はクネクネしていますから、中腹の椹(さわら)池から直線的な山道に入ったとしても、少なくとも12〜13kmはあるような気がします。
そりゃ、いくらなんでも・・・ですね
隊長
横レス、有難うございます。
分県ガイドを見たら、「広河原」と紹介されていたのでそのまま使いましたが、紛らわしいので(グリーンロッジ)を付け加えました。
今回は地元の方が清掃登山されており、ツツジの保護にも力を入れられているのがよく分かりました。
お隣の「櫛形山」のようにならないといいですね。
隊長
横レスです。ウィキぺディアよりです。
レンゲツツジの全木にジテルペンのグラヤノトキシン( grayanotoxin )、ロドジャポニン( rhodjaponine )などの痙攣毒を含み、呼吸停止を引き起こすこともある。子供が花の蜜を吸って中毒症状になったり、蜂蜜になったものを摂取して中毒症状を起こしたりするようです。
そして、シカや牛はこれらを食べないので、結果としてレンゲツツジの群落が残ることがあるようです。
失礼しました。
「きれいなバラには棘がある」ではないですが、種の保存のための自然の摂理の一つなんでしょうか?
直接的に花の蜜を吸ったから・・・ではなく、蜂蜜になってものから中毒症状を発するなんて、かなり強力ですね。
美人、近寄り難し
隊長
yamabeeryuさん、こん○×は(^o^)/
登りながら景色が開けてくるのもいいですが、43からの下りながらの眺望も素晴らしいですね
ピストンとは言え、これだけいろいろなが見られ、紅葉・黄葉も見られるのであれば飽きが来ることもないでしょう
南アルプスというともっと険しかったり厳しいを想像してしまいますが、このようにゆったり歩ける所もあるんですね。参考にさせていただきます_(._.)_
mamepapa
グリーンロッジ駐車場の標高が既に1600mを超えており、標高差も大したことはないので、お得感がありますよ。
高尾山に、いや、小仏城山に登るとのイメージでしょうか?
笹原の道など、お嬢さんが走り回りたくなるのではないでしょうか?
ゆったり歩こうと思っても、引き摺られたりして
隊長
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