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Yamareco

記録ID: 7511019
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

晩秋の上信山旅(2024):(1) 戸倉山(伊那)〜晩秋の森と南アの展望〜

2024年11月22日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:22
距離
7.7km
登り
799m
下り
802m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:15
休憩
1:04
合計
4:19
9:31
49
スタート地点(戸倉山キャンプ場)
10:20
10:23
37
11:00
11:12
8
11:20
11:22
16
11:38
11:41
16
11:57
12:04
4
12:08
12:45
3
12:48
12
13:00
7
13:07
23
13:30
20
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・駒ケ根市内より東へ向かい、戸倉キャンプ場へ。 キャンプ場までは良好な道で、途中には「戸倉山キャンプ場へ」の道標がいくつかあるので助かった。
なお キャンプ場の駐車場は10台程度 停められる。無料。
コース状況/
危険箇所等
登山道は歩きやすく、危険な場所はなかった。また 道標も多い。(この日はまだ、積雪、凍結も無かった)
その他周辺情報 ・「戸倉山キャンプ場」は、平日ということもあり誰も利用者はいなかったが、マズマズ良い感じのキャンプ場。バンガローが数棟あった

・駒ケ根市内の、しらび平へ向かう道沿いに、「こまくさの湯」という日帰り温泉施設がある。大人1名で、700円。

(ご参考;「こまくさの湯」のホームページ)
  https://komakusanoyu.com/
戸倉山の麓にある「戸倉山キャンプ場」より歩き始める。この付近は植栽だろうけど、マズマズの紅葉
2024年11月22日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 9:38
戸倉山の麓にある「戸倉山キャンプ場」より歩き始める。この付近は植栽だろうけど、マズマズの紅葉
この山、道標が多くて助かった。近郊の人たちの気軽なハイキングの山なのだろう
2024年11月22日 09:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 9:44
この山、道標が多くて助かった。近郊の人たちの気軽なハイキングの山なのだろう
落ち葉のじゅうたんが敷き詰められた山道を進む
2024年11月22日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 9:54
落ち葉のじゅうたんが敷き詰められた山道を進む
この山は、カラマツが多い森。空は晩秋らしく澄み切った青空
2024年11月22日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 10:14
この山は、カラマツが多い森。空は晩秋らしく澄み切った青空
途中の「馬止めの松」は、以外と大きな樹で、ちょうど朝日も差してきた
2024年11月22日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 10:23
途中の「馬止めの松」は、以外と大きな樹で、ちょうど朝日も差してきた
落ち葉のじゅうたんが 光り輝く
2024年11月22日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 10:45
落ち葉のじゅうたんが 光り輝く
見上げれば、カラマツたちがすっくと青空へと伸びている
2024年11月22日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
11/22 11:07
見上げれば、カラマツたちがすっくと青空へと伸びている
「見晴し台」というところで少し展望が開けた。中央アルプスは残念ながら雲に覆われつつある
2024年11月22日 11:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 11:14
「見晴し台」というところで少し展望が開けた。中央アルプスは残念ながら雲に覆われつつある
麓の駒ケ根市あたりが良く見える。この付近はカラ松の紅葉が美しい
2024年11月22日 11:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
11/22 11:14
麓の駒ケ根市あたりが良く見える。この付近はカラ松の紅葉が美しい
8合目付近、東屋(あずまや)があり一休みする。すぐ脇には水場(金明水)があり、チロチロと水がでていた
2024年11月22日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 11:42
8合目付近、東屋(あずまや)があり一休みする。すぐ脇には水場(金明水)があり、チロチロと水がでていた
以外と楽に、戸倉山の山頂(西峰)に着いた
2024年11月22日 12:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 12:01
以外と楽に、戸倉山の山頂(西峰)に着いた
西峰の山頂には、不動明王が鎮座されていた。古くから里の信仰を集めていた山なのだろう
2024年11月22日 12:06撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 12:06
西峰の山頂には、不動明王が鎮座されていた。古くから里の信仰を集めていた山なのだろう
西峰の山頂から西側を望む。残念ながら雲が多く、中央アルプスの稜線は雲の中
2024年11月22日 12:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 12:05
西峰の山頂から西側を望む。残念ながら雲が多く、中央アルプスの稜線は雲の中
西峰から3−4分で、戸倉山の東峰に着いた。こちらの山頂には薬師如来が、南アルプスの景色を眺めるように佇んでいた
2024年11月22日 12:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 12:13
西峰から3−4分で、戸倉山の東峰に着いた。こちらの山頂には薬師如来が、南アルプスの景色を眺めるように佇んでいた
戸倉山の東峰からは、南アルプスの名峰群が望めた。まずは正面、少し新雪をかぶった仙丈ケ岳が大きい
2024年11月22日 12:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 12:12
戸倉山の東峰からは、南アルプスの名峰群が望めた。まずは正面、少し新雪をかぶった仙丈ケ岳が大きい
甲斐駒ヶ岳も 相変わらずの鋭鋒だ
2024年11月22日 12:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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11/22 12:12
甲斐駒ヶ岳も 相変わらずの鋭鋒だ
甲斐駒ヶ岳(右手)から鋸岳(左手)の稜線。・・・結局 鋸岳には行かずじまいだったなぁ・・
2024年11月22日 12:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 12:12
甲斐駒ヶ岳(右手)から鋸岳(左手)の稜線。・・・結局 鋸岳には行かずじまいだったなぁ・・
仙丈ケ岳の奥には、新雪をまとった北岳や間ノ岳あたりも望めた
2024年11月22日 12:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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11/22 12:12
仙丈ケ岳の奥には、新雪をまとった北岳や間ノ岳あたりも望めた
下りは、雲が増えて少し暗い感じの道を行くが、時折り指す日差しで、森が明るさを取り戻した
2024年11月22日 13:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 13:33
下りは、雲が増えて少し暗い感じの道を行くが、時折り指す日差しで、森が明るさを取り戻した
休憩も取らずにサクサクと、約1時間で登山口の駐車場に着いた。今日の登山者は4〜5名で、まだ午後2時前だというのに、自分のクルマだけが寂しく待っていた
2024年11月22日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 13:56
休憩も取らずにサクサクと、約1時間で登山口の駐車場に着いた。今日の登山者は4〜5名で、まだ午後2時前だというのに、自分のクルマだけが寂しく待っていた
せっかくなので、登山後には、駒ケ根市内の「こまくさの湯」に寄って温まった。この付近は紅葉が盛りだった
2024年11月22日 15:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 15:33
せっかくなので、登山後には、駒ケ根市内の「こまくさの湯」に寄って温まった。この付近は紅葉が盛りだった
【趣味の石ころかんさつ】
この山は登山道沿いに岩場もなくて、地質が良く解らなかったが、8合目付近で転石の新鮮面を観察してみた。パッと見は、玄武岩質の火山岩のように見えたが、地質図から判断すると、泥質変成岩(片麻岩類)かもしれない
2024年11月22日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
11/22 11:28
【趣味の石ころかんさつ】
この山は登山道沿いに岩場もなくて、地質が良く解らなかったが、8合目付近で転石の新鮮面を観察してみた。パッと見は、玄武岩質の火山岩のように見えたが、地質図から判断すると、泥質変成岩(片麻岩類)かもしれない
ご参考;産総研「シームレス地質図v2」より、戸倉山付近の地質図。
●印は登山口、▲印は山頂(東峰)、緑の線は登山ルート。

[地質凡例]
・紫色;閃緑岩、石英閃緑岩(白亜紀後期)
・茶色;泥質片麻岩など(白亜紀後期〜暁新世;領家変成岩類)
・濃い朱色;花崗閃緑岩、トーナル岩(白亜紀後期)
ご参考;産総研「シームレス地質図v2」より、戸倉山付近の地質図。
●印は登山口、▲印は山頂(東峰)、緑の線は登山ルート。

[地質凡例]
・紫色;閃緑岩、石英閃緑岩(白亜紀後期)
・茶色;泥質片麻岩など(白亜紀後期〜暁新世;領家変成岩類)
・濃い朱色;花崗閃緑岩、トーナル岩(白亜紀後期)

感想

※ 今年は本州への山旅が5月の1回しかできてないうちに、いつの間にか11月も下旬となった。
 ・・・で、ふと 信州東部(東信)らや群馬県側あたりの山を歩いてみようと思いつき、出かけた。 とは言え、四国からだと一日で信州東部まで行くのは大変なので、1日目は途中の中津川市で一泊。
そしてこの日は、その道中、伊那地方の山で、ガイドブックにも載っている「戸倉山」へと登ってから東信の佐久市まで移動することにした。

・「戸倉山」という山は、ガイドブックを見るまで知らなかった山で、標高は1700m近い山ではあるが、登山口の標高が1000mほどあり 軽い日帰りができる。登山口からの道もよく整備されて歩きやすい道だった。

・ちょっとは紅葉を期待していたが、今年はどこも夏場の酷暑と、秋の長雨の為だろう、紅葉がいまいち。この山も残念ながらキレイな紅葉はなく、中腹以上のカラマツ林も既に落葉していた。

・山頂部は西峰と東峰の2つになっており、展望を楽しみにしていたが、あいにくと少し冬型が強まったようで、西側の中央アルプスは稜線が雲に覆われてしまい、麓の駒ケ根市街地が見えるくらい。一方で東側は、南アルプスの甲斐駒、仙丈、北岳あたりが望めた。
また、西峰には不動明王像が、東峰には薬師如来坐像が鎮座されており、伊那谷の人々を見守る里山として親しまれていた様子を感じた。

・まあ天気は思ったほどスッキリしてはいなかったが、久しぶりの本州の山で、足慣らしとしてちょうどよい一日を過ごせた。下山後は時間も多少あるので、駒ケ根市内の「こまくさの湯」に立ち寄り、露天風呂でまったりしてから、佐久市へと向かった。

(「晩秋の上信山旅(2)へ続く)

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