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Yamareco

記録ID: 7511804
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

鞍掛山

2024年11月22日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:02
距離
12.0km
登り
1,124m
下り
1,058m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:27
休憩
0:33
合計
9:00
6:58
42
7:40
35
8:15
8:39
397
15:16
15:25
33
この山行記録は、現在は立入禁止となっている区域を多く含んでいます。目的が捜索なのでご容赦ください。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
矢立石の駐車場は可能台数が少ない(うまく詰めても20台程度)ので要注意です。今回は平日+時期柄なのか、7:00でしたが私達が一番乗りでした。
コース状況/
危険箇所等
ジャンルは適合するのもが見当たらなかったので「ハイキング」としてますが、鞍掛山南東尾根はかなりの悪路で、迷い箇所・危険箇所を多く含みます。ご注意ください。
その他周辺情報 尾白の湯
・営業時間:10:00〜20:00(最終受付19:30)
・休業日:毎週水曜日(祝日の場合は営業)
・入場料・大人:830円
https://www.verga.info/onesen-furo
矢立石の駐車場。朝日が差し込んで美しい。
2024年11月22日 06:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 6:46
矢立石の駐車場。朝日が差し込んで美しい。
矢立石の駐車場。7時ですが私達が駐車場一番乗り。
2024年11月22日 06:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 6:47
矢立石の駐車場。7時ですが私達が駐車場一番乗り。
歩き始めてすぐ。動物が落ち葉・地面を漁った跡があったのですが、その爪痕がエグい! 写真では判りにくいですが、これはクマ??
2024年11月22日 07:17撮影 by  iPhone X, Apple
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11/22 7:17
歩き始めてすぐ。動物が落ち葉・地面を漁った跡があったのですが、その爪痕がエグい! 写真では判りにくいですが、これはクマ??
林道は落ち葉の絨毯。
2024年11月22日 07:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 7:18
林道は落ち葉の絨毯。
大隈親方と林道で。
2024年11月22日 07:22撮影 by  iPhone X, Apple
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11/22 7:22
大隈親方と林道で。
林道途中で、甲斐駒ヶ岳は雪景色。
2024年11月22日 07:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 7:31
林道途中で、甲斐駒ヶ岳は雪景色。
鞍掛山の南東尾根を登ります。急登+足場が悪い+落葉大量堆積で緊張の登りです。
2024年11月22日 09:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 9:26
鞍掛山の南東尾根を登ります。急登+足場が悪い+落葉大量堆積で緊張の登りです。
1798の少し先の平坦地で大休み。ここで早めの昼食。
2024年11月22日 11:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 11:03
1798の少し先の平坦地で大休み。ここで早めの昼食。
1798地点で、樹間から望む甲斐駒ヶ岳。
2024年11月22日 11:03撮影 by  iPhone X, Apple
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11/22 11:03
1798地点で、樹間から望む甲斐駒ヶ岳。
今日の本題に入ります。問題のポイント、国土地理院地図からは読み取り不可能な三股分岐が現れるのですが、正解は右の尾根へ無理やり気味のトラバース。でも知らないと真っ直ぐ行っちゃいそうだよね? なので「真っ直ぐ行っちゃった場合」を想定したのが今回の捜索趣旨です。
2024年11月22日 11:49撮影 by  iPhone X, Apple
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11/22 11:49
今日の本題に入ります。問題のポイント、国土地理院地図からは読み取り不可能な三股分岐が現れるのですが、正解は右の尾根へ無理やり気味のトラバース。でも知らないと真っ直ぐ行っちゃいそうだよね? なので「真っ直ぐ行っちゃった場合」を想定したのが今回の捜索趣旨です。
激しい倒木と、鬱蒼と茂るシャクナゲを掻き分けた先、進めるように進むと狭いルンゼに誘い込まれます。
2024年11月22日 12:09撮影 by  iPhone X, Apple
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11/22 12:09
激しい倒木と、鬱蒼と茂るシャクナゲを掻き分けた先、進めるように進むと狭いルンゼに誘い込まれます。
成り行きで誘い込まれた先、行けそうな・行けなさそうな悩ましいチムニー。ロープを出して懸垂下降します。※写真では写っていないですが。
2024年11月22日 12:31撮影 by  iPhone X, Apple
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11/22 12:31
成り行きで誘い込まれた先、行けそうな・行けなさそうな悩ましいチムニー。ロープを出して懸垂下降します。※写真では写っていないですが。
下降したけどロープが足りず。ノーロープで10mクライムダウンした先は20mの崖でした。崖下を遺留品等無いかじっくり見回して、この先は下降のアンカーを取れないので断念してアッセント。
2024年11月22日 12:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 12:36
下降したけどロープが足りず。ノーロープで10mクライムダウンした先は20mの崖でした。崖下を遺留品等無いかじっくり見回して、この先は下降のアンカーを取れないので断念してアッセント。
ロープの回収が枯れ木に絡まってうまく行かず、回収出来た分だけでループを作って再下降。でも再アッセントで泥々のチムニーで転んで落ちたり、全身が泥だらけになってしまった。
2024年11月22日 12:48撮影 by  iPhone X, Apple
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11/22 12:48
ロープの回収が枯れ木に絡まってうまく行かず、回収出来た分だけでループを作って再下降。でも再アッセントで泥々のチムニーで転んで落ちたり、全身が泥だらけになってしまった。
地形は理解できたので正解ラインに戻るため辛い登り返し。さらに樹林の急斜面を這い降りて、最後のスラブを25m懸垂下降。降り立った場所にて。
2024年11月22日 13:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 13:28
地形は理解できたので正解ラインに戻るため辛い登り返し。さらに樹林の急斜面を這い降りて、最後のスラブを25m懸垂下降。降り立った場所にて。
その後は等高線をチェックしながら歩いて降りられそうな斜面へ。
2024年11月22日 14:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 14:11
その後は等高線をチェックしながら歩いて降りられそうな斜面へ。
問題分岐点の左の尾根末端に合流しました。ちなみに左の尾根は昨年に大熊親方が確認しています。
2024年11月22日 14:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 14:11
問題分岐点の左の尾根末端に合流しました。ちなみに左の尾根は昨年に大熊親方が確認しています。
林道に着いて大熊親方と。
2024年11月22日 14:38撮影
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11/22 14:38
林道に着いて大熊親方と。
錦滝。もう11月下旬なのに、まだ秋の佇まいです。
2024年11月22日 15:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/22 15:24
錦滝。もう11月下旬なのに、まだ秋の佇まいです。
撮影機器:

感想

昨年に続き、捜索の継続です。
私の参加は今春の渡欧・その後の諸事情で1年ぶりとなりました。

今回の着眼点は、大熊親方がご家族へヒアリングしてくださった内容で「Tさんは(プライベートで)非常に気まぐれな行動をする人」という点。Tさんが利用していたヤマレコアプリの当時の地図には南東尾根が薄いながらも足跡があり、実際のトレースも1785ポイントまで明瞭にあった点から、『Tさんは気まぐれを起こして南東尾根を下った可能性があるのでは?』って考えに基づいての捜索となります。

この尾根を初見で降りようとした場合、1785ポイントまではあまり迷うとは考えにくいけど、1785ポイントのすぐ先で最初の問題点となる二股が。真っ直ぐが明瞭なトレースですが、進むと徐々に崖になって行き詰まります。左が正解ですがシャクナゲを分け入るようになり「まさかそっち?」ってかなり判断つけにくいポイントです(現在はピンクテープを設置してますので注意深く歩けば気付くはずです)
真っ直ぐは昨年大熊親方が確認・懸垂下降して調べてますので、今回はシャクナゲを分け入って正解ルートを降りてまもなく現れる次の問題点、地形図から想像できない三股尾根が着眼点となります。
ここの正解は右の尾根へ無理やり気味のトラバース。でも知らないと真っ直ぐ行っちゃいそうだよね? ってコトで、「真っ直ぐ行っちゃった場合」を想定したのが今回の捜索趣旨です。
詳細は写真コメントで・・・。

余談ですが、
昨年私達が設置したピンクテープはほとんど撤去されてました。基本私も正規登山道以外でのむやみなマーキングは否定派なので、撤去された人の気持は分かるのですが、設置したテープは捜索ポイント確認も兼ねて設置したものでもありますし、また南東尾根は上りで使う限りは問題ないものの、下りでは非常に外しやすい点から設置したものでもあり、とても残念でした。

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