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Yamareco

記録ID: 751244
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ハイキング
中央アルプス

【疾風作戦】空木岳【甲66.8】

2015年10月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:55
距離
27.7km
登り
3,196m
下り
3,186m

コースタイム

日帰り
山行
9:59
休憩
0:56
合計
10:55
5:07
16
5:23
49
6:12
6:14
31
6:45
9
七合目
6:54
6:56
30
7:26
7:31
19
7:50
5
7:55
7:59
22
見晴場
8:31
8:32
58
9:30
9:43
9
9:52
8
稜線反転
10:00
10:09
47
空木岳
10:56
11:05
9
11:14
19
11:33
11:34
4
見晴場
11:38
11:39
14
11:53
22
12:15
12:20
31
12:51
12:52
43
13:35
13:38
16
13:54
64
14:58
伊那川ダム上駐車場
天候 快晴 稜線強風(風速20m近く)、時折突風が吹く。
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊那川ダム先の駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
登山口〜うさぎ平は林道(うさぎ平周辺GPSログ荒れ気味)
登山道は難易度は高くないが、木曽殿越以降、森林限界を超えた岩の稜線となる。
岩の日陰部分は軽く積雪、しかもカチコチに凍てついている。
また、予想通り、稜線は断続的に強風が吹き、時折身動きが取れないほどの突風が吹く。季節は完全に冬。
午前4時過ぎ、登山口を出発。
2015年10月25日 04:06撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 4:06
午前4時過ぎ、登山口を出発。
ゲートを潜るのに難儀する。
2015年10月25日 04:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 4:08
ゲートを潜るのに難儀する。
行き止まりかと思ったら左手の沢を渡る。
2015年10月25日 04:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 4:44
行き止まりかと思ったら左手の沢を渡る。
伊那川小屋
2015年10月25日 05:06撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 5:06
伊那川小屋
小屋から少し進むと四合目の金沢土場
2015年10月25日 05:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 5:10
小屋から少し進むと四合目の金沢土場
うさぎ平
2015年10月25日 05:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 5:26
うさぎ平
木の間に御嶽を望む。
2015年10月25日 05:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 5:45
木の間に御嶽を望む。
急な階段を昇る。
2015年10月25日 05:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 5:55
急な階段を昇る。
日の出頃、急登を終えて汗を拭う。
2015年10月25日 05:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 5:59
日の出頃、急登を終えて汗を拭う。
北沢を吊橋で渡る。
2015年10月25日 06:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 6:16
北沢を吊橋で渡る。
吊橋の上流側
2015年10月25日 06:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 6:17
吊橋の上流側
沢を渡ったらまた急登。
2015年10月25日 06:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 6:40
沢を渡ったらまた急登。
七合目
2015年10月25日 06:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 6:48
七合目
仙人の泉
2015年10月25日 06:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 6:58
仙人の泉
咽喉を潤してまた急登
2015年10月25日 06:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 6:59
咽喉を潤してまた急登
倒れる木が増えてきた。
2015年10月25日 07:20撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:20
倒れる木が増えてきた。
梯子も朽ちているので使わず。
2015年10月25日 07:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:24
梯子も朽ちているので使わず。
八合目
2015年10月25日 07:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:34
八合目
道が難度を増してくる。
2015年10月25日 07:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:38
道が難度を増してくる。
チラチラと霜が見えてくる。
2015年10月25日 07:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:44
チラチラと霜が見えてくる。
御嶽に噴煙無し。
2015年10月25日 07:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:48
御嶽に噴煙無し。
見晴台
2015年10月25日 07:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:53
見晴台
しかし、今や展望はこのくらい。あとは木の枝越し。
2015年10月25日 07:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:53
しかし、今や展望はこのくらい。あとは木の枝越し。
ようやく稜線の西側にも日の光が入るようになった。
2015年10月25日 07:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:56
ようやく稜線の西側にも日の光が入るようになった。
その上にもう一つ見晴場。真逆光。
2015年10月25日 07:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 7:58
その上にもう一つ見晴場。真逆光。
かじかんだ手を太陽にかざすヒロシ氏
2015年10月25日 08:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:01
かじかんだ手を太陽にかざすヒロシ氏
陽光で暖をとって岩の増えた道を登る。
2015年10月25日 08:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:04
陽光で暖をとって岩の増えた道を登る。
丸木の橋
2015年10月25日 08:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:05
丸木の橋
岩は足元だけでなく山肌にも。
2015年10月25日 08:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:15
岩は足元だけでなく山肌にも。
遂に空木岳を眼前に捉える。
2015年10月25日 08:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:18
遂に空木岳を眼前に捉える。
右側は崖
2015年10月25日 08:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:19
右側は崖
彼方此方で土砂が崩れている。
2015年10月25日 08:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:23
彼方此方で土砂が崩れている。
木曽義仲の力水。義仲も冬には越さなかっただろう。
2015年10月25日 08:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:24
木曽義仲の力水。義仲も冬には越さなかっただろう。
あの目立つなだらかな山は摺古木山とかその辺りだろうか。
2015年10月25日 08:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:25
あの目立つなだらかな山は摺古木山とかその辺りだろうか。
木曽殿越は近い。
2015年10月25日 08:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:28
木曽殿越は近い。
大きい岩が斜面に転がっている。
2015年10月25日 08:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:32
大きい岩が斜面に転がっている。
木曽殿山荘。母屋は閉鎖。
2015年10月25日 08:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:34
木曽殿山荘。母屋は閉鎖。
木曽殿越から東川岳
2015年10月25日 08:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:35
木曽殿越から東川岳
木曽殿越から八ケ岳
2015年10月25日 08:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:35
木曽殿越から八ケ岳
木曽殿越から先は森林限界を越え、強風の中の岩場歩きとなる
2015年10月25日 08:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:38
木曽殿越から先は森林限界を越え、強風の中の岩場歩きとなる
近いと思っていたが、意外とある。
2015年10月25日 08:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 8:56
近いと思っていたが、意外とある。
岩陰に雪
2015年10月25日 09:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:08
岩陰に雪
少量といって侮るなかれ。カチンコチンのツルッツルである。
2015年10月25日 09:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:09
少量といって侮るなかれ。カチンコチンのツルッツルである。
山頂の端に乗る。
2015年10月25日 09:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:13
山頂の端に乗る。
山頂近くの岩場には補助がある。
2015年10月25日 09:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:17
山頂近くの岩場には補助がある。
補助もあって手がかり足がかりは十分。
2015年10月25日 09:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:19
補助もあって手がかり足がかりは十分。
強風の中、凍てついた雪の上をそろそろと進む。
2015年10月25日 09:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:22
強風の中、凍てついた雪の上をそろそろと進む。
山頂は目前。
2015年10月25日 09:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:24
山頂は目前。
山頂直前の鎖場
2015年10月25日 09:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
10/25 9:26
山頂直前の鎖場
砂礫状の斜面を登り、
2015年10月25日 09:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:29
砂礫状の斜面を登り、
岩の上を跳んでいけば、
2015年10月25日 09:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
10/25 9:31
岩の上を跳んでいけば、
空木岳到着。
2015年10月25日 09:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
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10/25 9:33
空木岳到着。
空木岳から南アルプス越しに富士山
2015年10月25日 09:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:34
空木岳から南アルプス越しに富士山
空木岳から檜尾岳等木曽駒ヶ岳に伸びる稜線
2015年10月25日 09:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:35
空木岳から檜尾岳等木曽駒ヶ岳に伸びる稜線
空木岳から駒峰ヒュッテと八ケ岳
2015年10月25日 09:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:35
空木岳から駒峰ヒュッテと八ケ岳
空木岳から南アルプス
2015年10月25日 09:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:36
空木岳から南アルプス
南駒ヶ岳等南側に伸びる稜線
2015年10月25日 09:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
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10/25 9:37
南駒ヶ岳等南側に伸びる稜線
空木岳から御嶽山
2015年10月25日 09:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:37
空木岳から御嶽山
空木岳から乗鞍岳
2015年10月25日 09:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:38
空木岳から乗鞍岳
「本当に大丈夫?」
2015年10月25日 09:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
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10/25 9:46
「本当に大丈夫?」
慰霊碑のあるピークまで来た。
2015年10月25日 09:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 9:49
慰霊碑のあるピークまで来た。
画像では全く伝わらないが、強風をまともに受けている。時折身動きできなくなるほどの突風。
2015年10月25日 09:52撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
10/25 9:52
画像では全く伝わらないが、強風をまともに受けている。時折身動きできなくなるほどの突風。
次の岩峰を前にヒロシ氏ギブアップ。曰く「強風で体力を消耗する」とのこと。
2015年10月25日 09:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
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10/25 9:55
次の岩峰を前にヒロシ氏ギブアップ。曰く「強風で体力を消耗する」とのこと。
空木岳に引き返す。
2015年10月25日 09:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
10/25 9:59
空木岳に引き返す。
再度、空木岳
2015年10月25日 10:03撮影 by  DSC-WX200, SONY
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10/25 10:03
再度、空木岳
改めて空木岳から八ケ岳と南アルプス
2015年10月25日 10:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:04
改めて空木岳から八ケ岳と南アルプス
改めて空木岳から八ケ岳と南アルプス
2015年10月25日 10:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:08
改めて空木岳から八ケ岳と南アルプス
中央アルプスと奥に御嶽、乗鞍、穂高、八ケ岳
2015年10月25日 10:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:09
中央アルプスと奥に御嶽、乗鞍、穂高、八ケ岳
下山に移る。
2015年10月25日 10:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:14
下山に移る。
奇岩怪石もまた面白し。
2015年10月25日 10:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:17
奇岩怪石もまた面白し。
また来よう。
2015年10月25日 10:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:17
また来よう。
鎖場下り
2015年10月25日 10:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:18
鎖場下り
ハイマツと岩と雪
2015年10月25日 10:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:22
ハイマツと岩と雪
雪にも慣れた。
2015年10月25日 10:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:22
雪にも慣れた。
だが、油断は禁物。岩につかまりながら慎重に歩を進める。
2015年10月25日 10:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:22
だが、油断は禁物。岩につかまりながら慎重に歩を進める。
下りると風も収まりヒロシ氏回復。
2015年10月25日 10:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:25
下りると風も収まりヒロシ氏回復。
ヒロシ氏、「悔しい」を連発。
2015年10月25日 10:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:31
ヒロシ氏、「悔しい」を連発。
天空に伸びる岩
2015年10月25日 10:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:32
天空に伸びる岩
ハイマツに覆われた空木岳の山肌
2015年10月25日 10:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 10:44
ハイマツに覆われた空木岳の山肌
誰もいなくなった木曽殿山荘に戻り、建物の影で小休止。
2015年10月25日 10:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
10/25 10:59
誰もいなくなった木曽殿山荘に戻り、建物の影で小休止。
休憩を終えて下山へ。引き返す場合は距離が長くなる。
2015年10月25日 11:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
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10/25 11:08
休憩を終えて下山へ。引き返す場合は距離が長くなる。
義仲の力水付近から。
2015年10月25日 11:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 11:17
義仲の力水付近から。
樹林帯の中では強風に凍えることもない。
2015年10月25日 11:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 11:30
樹林帯の中では強風に凍えることもない。
逆光ではなくなった見晴場
2015年10月25日 11:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 11:37
逆光ではなくなった見晴場
見晴台より
2015年10月25日 11:42撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 11:42
見晴台より
大きい木が何本も倒れている。
2015年10月25日 11:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 11:46
大きい木が何本も倒れている。
下りの八合目
2015年10月25日 11:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 11:56
下りの八合目
晩秋の木漏れ日
2015年10月25日 11:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 11:56
晩秋の木漏れ日
仙人の泉で小休止。
2015年10月25日 12:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 12:18
仙人の泉で小休止。
周りに笹が増えてくる。
2015年10月25日 12:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 12:30
周りに笹が増えてくる。
紅葉は終わり足元は落葉の山
2015年10月25日 12:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 12:36
紅葉は終わり足元は落葉の山
笹の生茂る斜面。七合目は見落とした。
2015年10月25日 12:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 12:40
笹の生茂る斜面。七合目は見落とした。
吊橋を戻る。
2015年10月25日 12:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 12:54
吊橋を戻る。
吊橋から下流側
2015年10月25日 12:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 12:54
吊橋から下流側
わずかに残る紅葉
2015年10月25日 13:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 13:01
わずかに残る紅葉
背丈まで伸びる笹
2015年10月25日 13:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 13:05
背丈まで伸びる笹
陽光に映える苔の緑
2015年10月25日 13:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 13:16
陽光に映える苔の緑
御嶽の見納め。来年は頂まで行けるだろうか。
2015年10月25日 13:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 13:21
御嶽の見納め。来年は頂まで行けるだろうか。
落葉で埋まったうさぎ平
2015年10月25日 13:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 13:38
落葉で埋まったうさぎ平
クシャクシャと落ち葉を踏みながら林道歩き。
2015年10月25日 13:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 13:47
クシャクシャと落ち葉を踏みながら林道歩き。
金沢土場
2015年10月25日 13:57撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 13:57
金沢土場
綺麗な沢
2015年10月25日 14:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 14:01
綺麗な沢
窓も無いに等しい伊那川小屋
2015年10月25日 14:03撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 14:03
窓も無いに等しい伊那川小屋
林道は舗装されていないが歩きやすい。
2015年10月25日 14:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 14:18
林道は舗装されていないが歩きやすい。
道路を割る沢水
2015年10月25日 14:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 14:25
道路を割る沢水
林道の紅葉
2015年10月25日 14:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
2
10/25 14:46
林道の紅葉
彼方此方で水が流れ落ちている。
2015年10月25日 14:57撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 14:57
彼方此方で水が流れ落ちている。
シェードを潜れば間もなく終わり。
2015年10月25日 14:57撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 14:57
シェードを潜れば間もなく終わり。
ゲートまで戻る。
2015年10月25日 15:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 15:00
ゲートまで戻る。
登山口に帰還。
2015年10月25日 15:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 15:01
登山口に帰還。
登山口から山に感謝。
2015年10月25日 15:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
10/25 15:04
登山口から山に感謝。
帰りは運転をヒロシ氏に任せて紅葉を楽しむ。
2015年10月25日 15:27撮影 by  DSC-WX200, SONY
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10/25 15:27
帰りは運転をヒロシ氏に任せて紅葉を楽しむ。
撮影機器:

感想

作戦名:Sturmwind。その名の如く嵐のように寒風吹き荒ぶ中央アルプスを衝く。
もとより私のようなディレッタントにとって10月末のアルプス山行などイエローラインからレッドラインに入るかどうかという大冒険になるのだが、時期既に遅しと言えども空木岳は私を魅了して已まない。とは言っても単に行きたいというだけで行ったのでは遭難して終わりなので、そこはしっかりと歩けるかどうかの見定めを行う。
幸い、直近の天気の推移及び天気予想からして積雪も若干、天気は好天、注意すべきは風のみと見て決行を決断する。
もっとも、注意すべきが風だけといって風を軽視していたわけではない。予想では稜線風速20m、気温は1〜2℃。森林限界上では身を防ぐ手段も限られる。可能であれば空木岳から南駒ヶ岳、越百山と大周回を達成したいところであるが、季節柄無理はできない。そこで以下のような方針とする。
1.空木岳(または越百山)を主目的とし、対象山頂到達をもって所期の目的を達したものとする。
2.登頂第一峰において稜線の風と気温の状況を体感し、進退を見極める。
3.南駒ヶ岳まで進出した場合は、そこで進退の判断を行う。
ま、いつもと同じ。「歩いておきたい」という要求と「歩けたらいいな」という要望をはっきり分けてプライオリティ(優先度)を付けることが重要だ。特に資源が限られる状況下においては。

前日の22時半少し前に駐車スペースに到着。先に3台ほどの駐車あり。早速就寝する。到着前からパラパラと雨粒が落ちてきていたが、夜にはよくある事だ。翌日の好天を疑うことなく眠りに就く。
しかし、夜半、凄まじい突風に襲われる。今まで経験したことの無いような大地を揺るがす山嵐だ。車もグラグラと揺れる。この風が稜線でも吹くのかと身を固くする。「我々を拒むのであれば、山よ、今一度同様の風を巻き起こせ。」と念じたが結局猛突風はそれっきりだった。そういうこともあり、一旦は空木ではなく越百にしようかなと思ったりもしたのだが、当初予定通りまずは空木岳を目指すこととした。

日の出前に林道を踏破し夜明け過ぎに山中から御嶽山を望む。噴煙は確認できず。このまま収束していくだろうか。噴火警戒レベルの見直しは飽くまでもアカデミックにやってもらいたいものだ。
その後は、途中、山水を飲んだりしながら急登と緩登を交互に繰り返すものの、それほど難易度の高い道ではない。問題は木曽殿越からだ。

木曽殿越少し手前から森林限界を超えて風をまともに受けるようになる。木曽殿山荘は冬季閉鎖となったが、その一角が避難用として使えるようで、何人かがそこで休んでいた。先に来ていた人達を先に行かせて、その後に従うが、ヒロシ氏の様子がどうもおかしい。まともにぶち当たる強風と薄い酸素にやられてしまっているようだ。道も若干外れるようになってきたので途中から私が先行する。一度、物凄い風が吹いて身をかがめる。こんなのが常時吹くのが冬山だろうが、まだ時折というのが助かる。日陰には積雪、しかもカッチコチに凍っており、こんなところで滑って転んだのではタダではすまない。恐る恐る、岩肌につかまりながら歩を進める。先行した二人も強風や岩場に慎重を期したのか、途中追い付く場面もあったが、コンディションとしては気をつけて歩くべき状況なので、息を整え休み休み歩き、ついに山頂に達したのはスケジュールよりも約1時間前倒しの9時半だった。

さて、空木岳に到達して所期の目的を達したわけだが、ではその先どうするか。先行していた二人はそのまま越百周回に出発した。
風は強いが耐えられそう。時折の突風を岩陰でやり過ごしながらであれば余裕を持って歩けるな。稜線の道もしっかりしている。そして何より予定より1時間のアドバンテージがある。不安要素としては山頂到達前からヒロシ氏の調子が落ちていること。

(・∀・)おい、どうする?コンディション悪いが引き返すか?
(・ω・;)いや、行く。
(・∀・)本当に大丈夫?
(・ω・;)泣き言言うかも知れんけど大丈夫。南駒ヶ岳までは行けるだろ。

岩の稜線、細い道を南へ。風が唸りを上げて西側から吹き寄せる。風の通り道か。そして突風。バランスを崩しかねないので、その時は動きを止め、身を屈めて風が収まるのを待つ。風が収まるとまた岩を乗り越え乗り越え先へ進む。陽射しがあるためか積雪凍結も無いようだ。
しかし風は相変わらず強い。ヒロシ氏がギブアップしたのは空木岳を出発してから2度目の突風が吹いた直後のことだった。彼ももちろん手袋をしていたのだが、それがあまり要をなさず末端から体が冷えてパフォーマンスの低下を招いたようだ。
空木岳だけでも結構満足していたので早速引き返す。何しろ無理はしないことだ。「せっかくここまで来たのに・・・」というのは遭難の前フリとしてよくあるように思うが、「また来ることができる」と思えば難無く引き返すことができる。

山頂に戻るとポツポツ池山尾根から登って来ている人がいたが、やはり強風のためか長居をせずにすぐに下山して行った。是非も無し。ヒロシ氏が日向で手を温めるのを待って下山する。

ということで、今回は自然の猛威を前にしながらも一定の戦果を収め得た。時期的に遅いかなあと思っていたら、やっぱり遅かったと言える。来年はもう少し早い時期に行動を起こすこととしたい。と言ってもまだまだ行きたい山がたくさんあるのでスケジュールを調整するのが今から大変な気もする。

〜おしまい〜

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