みちのく潮風トレイル Part.29 唐桑半島
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- GPS
- 04:04
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 494m
- 下り
- 479m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自宅05:00→09:10気仙沼市街 ○駐車場 気仙沼魚浜公園駐車場(無料) 近くに公衆トイレもあります。 ○路線バス 浜町バス停10:37→鶴ヶ浦・鶴亀大橋バス停10:49(360円) https://www.k-macs.ne.jp/~k-wave/Tsubaki.bus.yotei.pdf 御崎バス停16:00→浜町バス停16:42(860円) https://www.kesennuma.miyagi.jp/sec/s023/010/010/010/010/050/01osaki20220801.pdf ミヤコーバスは現金での支払いで、Suicaなど交通系ICは使用不可。 路線図https://www.kesennuma.miyagi.jp/sec/s023/010/010/010/010/050/20171005203136.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コース概況 1)気仙沼大島大橋〜早馬神社 全線舗装路歩きです。 途中まで尾根上を進む形で林道を進みます。 スタート当初こそ人家がありますが、舞根(もうね)湾に出るまでは人家が途切れます。 気仙沼大島と唐桑半島を往来するなら通るであろう道ですが、山道であるゆえか交通量はとても少ないです。 2)早馬神社〜御崎神社 こちらも全線舗装路歩きです。 漁港は復興工事の進展で、地図と道が異なっているところがあります。 小鯖漁港を過ぎるとトレイルは半島中央部を目指すようになり、登り基調になります。 半島を縦断する県道に出てからは下り基調となり、御崎神社まで住宅街の中を進みます。 3)御崎神社〜唐桑半島ビジターセンター ここだけ非舗装路。 傾斜は緩やかだし距離も短いのでサクッと着きます。 ○トイレ 気仙沼大島大橋、早馬神社、鮪立漁港、小鯖漁港、松圃(まつばたけ)、御崎神社、唐桑半島ビジターセンター |
その他周辺情報 | ○唐桑半島ビジターセンター https://kesennuma-kanko.jp/visitor-center/ 2024年4月20日にリニューアルオープンしたので新しいです。 |
写真
手持ちの地図とは相違しているが、大筋は変わらないので良しとしよう。
復興の工事が進むにつれ、地図と実際のコースが相違するのはみちのく潮風トレイルでは良くあることなのだ。
驚いてはいけない。
実はこの日は奥多摩の紅葉トレッキングへ繰り出すつもりでいたが、狙っていた宿が取れず、みちのく潮風トレイルに変更した経緯がある。
その先で思い掛けず紅葉に出逢えるとは嬉しさも一入だ。
地図で俯瞰すると気仙沼大島と唐桑半島は隣り合っているようにみえるが、両者の間を連絡する道路は山なりにグネグネしていて、直線的に抜けることができないので、実際にはこうした小さな湾を挟みながら7kmほど歩かなければならない。
なので走ることでもしないかぎり、1時間は優に掛かってしまう。
ここも手持ちの地図とはコースが相違している。
地図が古くて道標が新しいのか、それとも逆なのか。
考えても分からないが、道標に従えばまず間違いはないだろう。
時間の都合上、ここもスルーする。
御崎神社16時のバスに間に合うように着かなければならない。
ここまでのペースを思えば時間的には大丈夫なはずだが、間違っても間に合わなくなりそうで走る、ということは避けたい。
温かいものが食べたくなる時期になったのでカップ麺にした。
トイレを風除けにして、バーナーでお湯を沸かす。
幸い、トイレには誰も来ることはなかった。
『三陸産わかめ』はセブンイレブンで一番好きなおにぎりだが、大抵のセブンイレブンで買えるのは嬉しい。
トレイル上にある、唐桑半島での貴重な飲食店だ。
どれ、折角だから何か所望しよう・・・というわけにはいかない。
先を急ぐ。
牡蠣小屋の背後に無数にあるのは、牡蠣の養殖場だろうか。
下調べに他の人のレコを見ていたら、唐桑半島でも熊の目撃に注意するアナウンスがあったとのことで、人家の途切れるところでは熊鈴を鳴らす。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25000地形図(1)
シルバコンパス(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
行動食
レインウェア(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
トイレットペーパー(1)
熊鈴(1)
|
---|---|
共同装備 |
調理用バーナー(1)
バーナー用ガス(1)
クッカー(1)
|
感想
みちのく潮風トレイルの続きを歩いてきました。
ホントは奥多摩へ、紅葉を追いかけて山歩きに行きたかったのですが、東京近郊は行楽シーズンだからなのか、インバウンドなのかで宿が取れず、宿の取りやすかったみちのく潮風トレイルへ変更です。
でも、だからと言って仕方なしにそうなったわけではなく、行くと決まればみちのく潮風トレイルも俄然、楽しみに変わってきます。
関東へ山歩きもしに行きたいし、みちのく潮風トレイルも歩きたい・・・という欲張りなお陰で、どちらかが叶わなくてももう片方は叶うというわけですねw
天候についても太平洋側はバッチリで、風が冷たくはなったもののフリースなどが要るわけでもなく、歩きやすい気温になりました。
さて、牡鹿半島しかり、雄勝半島しかりで、みちのく潮風トレイルにおける半島の攻略はなかなか容易ではないところが多くあります。
この唐桑半島もそうで、日帰りで攻略しようとすると、未舗装道も含む区間を15km〜20km歩くことを求められます。
ただ、唐桑半島の場合は、半島の中央部を通る道路を路線バスが通っているので、これを上手く使えば分割での攻略も可能です。
なので、今回は前回のゴール地である気仙沼大島大橋を起点に、唐桑半島の先端部である御崎神社まで歩くコースとしました。
コースはほぼ全般が舗装路なので、特に危険箇所もありません。
思いのほか、トイレも随所にあるのでその面でも嬉しいコースです。
山の中を歩いたり、海沿いを歩いたり、入江から入江まで尾根を登って降りたりと、歩く環境も変化に富んでいて、「みちのく潮風トレイル」の名に違わぬ中を歩くことが出来ます。
またゴールを御崎神社としたことで、その近くにあるビジターセンターもゆっくり見ることが出来、時間の都合で見どころをいくつかカットしたものの、歩く以外の収穫もあったコースとなりました。
アドバイスするのならば、道中に飲食店や商店がほとんどないので、言うまでもないことではありますが、自分の飲食は前もって用意する必要がありますね。
今回は早馬神社付近で昼食としましたが、人や車の往来する中で昼食となるのもちょっと勇気が要るかと思います。
さて、明日歩く唐桑半島の東側は打って変わって非舗装路メインのコースです。
足には易しそうですが、時間の割に稼げる距離は伸びないことが想定されます。
唐桑半島ビジターセンターに置いてあったノートを見る限り、宮城オルレで来ている人が多いようですが、ハイカーの姿があったりするのでしょうか。
○レイヤリング
■上半身
【ベースレイヤー】
mont-bell ジオラインLW
山小屋で買った化繊Tシャツ
【アウターレイヤー】
mont-bell ノマドパーカ
■下半身
【ベースレイヤー】
ワコール CW-X
【アウターレイヤー】
マウンテンハードウェア ユニオンポイントパンツ
■手袋
ホームセンターのもの
■シューズ
アルトラ ローンピーク6
■予備のウェア
mont-bell ストームクルーザージャケット
mont-bell サンダーパスパンツ
mont-bell ライトシェルパーカ
○前回 Part.28
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6979549.html
○次回 Part.30
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7523394.html
○みちのく潮風トレイル 記録リスト
https://www.yamareco.com/modules/diary/58827-detail-256510
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